妄想日記-オレのOヒゲがのびるワケ...satou

 

 

朝も、はよから稽古、稽古。 - 2003年11月13日(木)

いやどうしても朝からテンションが上がらない。
こんなんじゃダメなのは知ってるよ。でもね−。苦手なんだよね。
朝は目覚めはいいんだけど、動きがどうも鈍い。
今日も絶対遅刻しないように余裕を持って起きたはずなのに・・
メシ食べて、朝風呂入って、ニュ−ス見て。
さあ―て出発の時間だと思って行こうとすると、
「何かこの服、気にいらねぇ−なぁ」とか思って着替えだすし
「小道具、あれなんか面白いなぁ」とか思って押入れから探し出すし、
稽古までの道程に聞く曲の選択で「昨日これ聞いて飽きたなぁ・・これじゃテンションあがんねぇ−なぁ−」とか思ってテ−プ探すし、
いろいろクダラナイ、しかし俺にとって、とても重要な事柄が走馬灯の様に、
それも出かけなきゃ間に合わない時間に、次々と思い出す訳です。
これは一種の病気かもしれません。
脳の一部がそろそろ後退し始めた前兆のような気もします。
だもんで今日も20分の遅れ・・・トホ。スイマシェ−ン。

しかし皆さん朝から元気がいい。もしくはから元気か?
しかし、さすがだよ。やるき満々だよ。
でも約一名、俺と同様グッタリしてる人、発見。
まあそれぞれのモチべ−ションってあるからね。
俺も頑張んなきゃと思うと逆に空回りするし。これ半分言い訳ね。

あ−あ、明日も8時起きで、10時から稽古だというのに、只今午前4時15分。
でもこれまた言い訳があって、今回の芝居の為せっせとDM書きしてました。
いやホント出すの遅すぎ。ごめんなさい。
早く出しすぎるのもなぁ−と思って10月は見送り、11月に入って直ぐ出そうとして準備してたら、いろいろと稽古以外に仕事が入っちゃって。(これまた言い訳)
DMよりもメ−ルが先に届いたかと思いますが、お許しください。

今日は初の通し稽古しましたよ。
(各シ−ンを最初から最後まで止めないで続けるやつ)
まだシ−ンごとにちょっとした死に間と、暗転間際に隙間は感じられるけど、
だいぶ全体が見えてきた。
芝居上で使う曲も出来上がってきたので、雰囲気もつかめてきた。
(でも実際俺のシ−ンでは、使いどころないんだけどね)
後は時間がないからなんて言い訳、関係なしに、ガツガツ貪欲に足したり引いたりして、密度が濃い状態で皆様にご覧頂けたらと思っています。

だから急に連絡来たから、観に行かない!なんて言わないで!!
心よりお待ちしております。

明日は遅刻しね−ぞぉ−。

お休みなさい。




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朝から晩まで。 - 2003年11月12日(水)

午前11時から午後9時まで、ぶっ通しの稽古。
井の頭線三鷹台駅にある新人会の稽古場で、これから本番までお世話になる。
セットもほぼ完璧に出来上がっている。
やはりセットが揃っている稽古場は、気持ちがいいね。

早朝稽古とあって前半、身体が起きず。気持ちとは裏腹にアクビばかりでる。
言い訳ですが、アクビって身体が、起きよう、起きようとして酸素を取り入れている作業なんだって。だから一概にやる気がない!という訳ではないのだよ。
と、誰かに訴えているの?
これから一週間は午前中から始まるので早く馴染まないとね。

各シ−ンの細かいチェック。
自分のシ−ンもやるが、どうもその時々でムラがあり、シックリこない。
段取に気を取られすぎで、ついつい微妙な間が空く。
演出代行のテラにもその辺を指摘をされる。ヤバ!
自覚症状はあるので、不安ではないのだが、やはり稽古日数プラス、自分に与えられる稽古時間を考えると、そろそろ当てにいかないと。
わりとイエ・ドロでは百本ノック張りに、同じシ−ンを何度も何度も繰り返して身体に馴染ませていくのだが、K−GUNでは1、2度繰り返し、ダメだし。
次の回には出来上がってなければいけない。
その辺に些か対応出来ないでいる。ダメじゃん俺。

そろそろ安心させてあげなきゃだなぁ。




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☆今回の舞台、1970年代が題材なので、とりあえずこの映画を観てみました。 - 2003年11月11日(火)

■突入せよ!あさま山荘事件 2002年公開
監督 原田眞人 出演 役所広司 宇崎竜童 伊武雅刀 串田和美 他
1972年2月19日に起きた「浅間山荘事件」の映画化。
連合赤軍の残党が管理人の妻を人質に10日間にわたり立てこもる。
逮捕された犯人は16歳から25歳の青年。
映画は当時指揮を取った、佐々淳行氏の視点から描いた作品で、長野県警の失態から当時危機管理が稀薄だった日本の警察内部の様子が描かれている。
この映画冒頭で、これはフィクションです。と書かれているんだけど、
誰に気を使っているのかなぁ。どう見ても実際に起きた事件の経過を描いているんだけど・・長野県警に気を使ったのかなぁ。

余談ではあるけど、この当時日清からカップヌ―ドルが発売されたばかりで、
当時、報道番組中、警察官や機動隊がカップヌ―ドルを食べていたのがTVのブラウン管に何度か映し出され、日清として大いに宣伝効果があったみたい。
映画の中でもカップヌ―ドルを食べているシ―ンがあった。

知り合いが警察官役で数人出演していた。
松尾スズキ氏が出演ていたのにも笑った。
なんだか役所広司氏と松尾スズキ氏が同じ画面に出ているだけで違和感があった。

■黄泉がえり 2002年公開
監督 塩田明彦 出演 草なぎ剛 竹内結子 田中邦衛 他
「人々の純粋な想いが奇跡を呼び起こす感動のファンタジ―!」
だっていうから観てみました。
う―ん、俺の目が節穴なのか性格が捻くれているのか・・
突っ込みどころ満載のB級作品でした。
テ―マは素敵なので、もっとどうにか出来たのでは・・。
この作品は素人さんか無名の役者さんに演じさせた方がよかったような気がした。
出てくる人出てくる人、タレント芝居で純粋さを演じようとしても無理があるんだよね。草なぎさん、セリフを言う度にムカついた。ごめんねファンの人。
俺には今回の役は、草なぎさんには合わないような気がしたなぁ・・。
ただ、タレントさんでも田中邦衛氏はやっぱスゴイね。
セリフ少なめで手話が多いんだけど、その手話がやはり田中邦衛なんだよね。
うまく説明できないけど、「北の国」からの五郎さんなんだよね。
ここまでくるとスゴイなぁ。感動だなぁ。

とまあ、最近眠れず、仕事をしては深夜、映画ばかり観ています。


本番まで後10日!!
ラストスパ―トかけななきゃだわさ!





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バレ―ボ―ル - 2003年11月10日(月)

バレ―ボ―ルの試合を録画。日本対ポ―ランド
自然と「イケェ―!」とか「打てぇ!」とか「拾え―!」「止めろ!」など声が出る。こりゃ現場に俺がいたらかなり迷惑かけると思う。
勝って良かったよ。
これからブラジル・キュ―バ・中国って強いとこばっかじゃん!南無―。

深夜ビデオ鑑賞。
観た映画の感想はまた今度。

今日は寒かったね。疲れたのでもう寝ます。


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日曜日の映画館。「KILL BILL」観たよ。☆これから観る人は余計な情報が入るからこの文章、読まない方がいいかも。 - 2003年11月09日(日)

■KILL BILL volume1 2003年公開
監督・脚本 クエンティン・タランティーノ
出演  
The Bride・・・・・・・ユマ・サーマン/Uma Thurman
Bill・・・・・・・・・・デビット・キャラダイン/David Carradine
Elle Driver ・・・・・・ダリル・ハンナ/Daryl Hannah
Vernita Green・・・・ヴィヴィカ・A・フォックス/Vivica A Fox
O-Ren Ishi ・・・・・・ ルーシー・リュー/Lucy Liu
Budd ・・・・・・・・・マイケル・マドセン/Michael Madsen
Sofie Fatale・・・・・・ジュリ−・ドレフィス/Julie Dreyfus
Hattori Hanzo ・・・・・サニー千葉(千葉真一)/Sonny Chiba
GoGo Yubari ・・・・・・栗山千明/Chiaki Kuriyama
Pai Mei ・・・・・・・・・・リュー・チャーフィー/Liu Chia Hui
The Organ Player ・・・サミュエル・L・ジャクソン/Samuel L Jackson
Pai Mei(voice)・・・・・クエンティン・タランティーノ/Quentin Tarantin
▲ヒロインのザ・ブライド(ユマ・サーマン)はかつて史上最強と呼ばれた
闇の女エージェント。しかし、自分自身の結婚式の最中に、元ボスだったビル(デヴィッド・キャラダイン)の襲撃を受け、夫や、身ごもっていた子供までも惨殺され、自らも昏睡状態に陥ってしまう。4年間の眠りから目覚めたザ・ブライドは、自分の幸せを奪ったビルとその一味への復讐を決意する。憎き敵どもをひとり残らず血祭りにあげるべく、世界を股にかけた凄まじい復讐の旅に出る。

稽古が休みだったので、エネルギ―補給に映画館に足を運ぶが、日曜日の映画館ってスゴイね、カップルばっかり。

映画の感想といえば、最初は「ゲゲッ!」と・・。

俺ね観てて「痛い!」映画ってダメなんですよ。
後ハラハラさせられすぎるのもダメ。目を瞑ってしまうタイプです。
だもんで、
「あれぇ―、こりゃ俺の趣味に合わないかなぁ」
と思ったんですが、中盤からユ―モア感も多少増し、気分を盛り返す。

アメリカで残虐シ―ンが賛否両論だったけど、
時代劇を見慣れている日本人には平気なんじゃない?
「桃太郎侍」なんかも何十人という悪人をバッタバッタ切り倒すでしょう。
その時視聴者は、殺されていく侍に感情を抱くよりも、
殺していく「高橋英樹」の刀捌きに惚れ惚れする訳でして。
しかし一歩視点を変えれば、いくら悪人達とはいえ、
やっている事は殺戮には間違いないし、この辺がアメリカ人との見方の違いかも。

今思うと時代劇もある頃から、「ミネウチ」が主流になったよね。
あのホラ、刀をクルッと回して斬れない方で相手を倒す奴。
必ず、「助さん・格さん」もクルッと回してたよね。
たぶん教育委員会からクレ―ムきたりしたんだろうなぁ。

「KILL BILL」はあれの更にリアル版って感じ。
腕斬るは、頭飛ぶは、足斬るは、眼球飛び出るは・・そりゃ無いだろう!
ってツッコミ入れたくなるくらい。
たぶん監督はこの映画を観て、「ツッコミ」を入れてほしいんだと思うんだよね。
それぐらい、沢山「そりゃね―だろう!」があって、それを「好!」に思えればこの映画の評価は○。

しかし、ソニ―千葉はあれでいいのかね?
なんかダサさく描かれていて、あの英語もかなりキツイ。ガックシ。
こんな扱いじゃいつまでたって日本の役者が世界で活躍する日は遠いじゃないの。
でも、栗山千明って子はいいね。雰囲気あるね。ユマに負けてないね。
監督とディズニ―ランド行ったらしいけど、あの監督、ロリコンかなぁ。
「ダリル・ハンナ」には驚き。
中学生の時に見た「スプラッシュ」主演が「トム・ハンクス」と「ダリル・ハンナ」人魚の話だったんだけど・・。ヒロインでキュ―トで・・。
変わったね・・そりゃ変わるかぁ・・。
あと「デヴィッド・キャラダイン」ってさ、「タランティーノ」作品には
欠かせない一人ですが、しかしどう見ても「安岡力也」に見えてしまうんだよね。
役者としてアメリカでは、どういった評価なんでしょうかあの人は?
日本の「安岡力也」と同じ様な立場なのか・・。

とまあ「KILL BILL」お試しあれ。
ちなみにこの映画「つづく」だから・・・

ところで「ラスト サムライ」早く観たい!!
予告編で鳥肌が立ってしまった。
日本の文化として、こういったのを世界に広めてくれよ!って気がしたね。
「武士道」読んでから観てようかな。

「タランティーノ」は日本をチョッとコバカにしたように描いてたからね。
飛行機内に「刀」なんか持ち込めないっていうの!
座席に「刀」置いてあるからね。
これを観て「カタナハ、ドコデスカ?」と信じて聞く外国人が絶対いるはず。




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