妄想日記-オレのOヒゲがのびるワケ...satou

 

 

これからラストサムライを観る方に。☆あっ!でもこれ読んで、行く気がウセタと言っても責任はもてませんので、あしからず。 - 2003年11月29日(土)

「キル・ビル」を観にいった時、「ラストサムライ」の予告編を観る。
鳥肌が立つ。だもんで封切りが、我慢できず、先行オ−ルナイトで観に行く。
これ逃すと12月6日までガンマンでしょ。キツイ、キツイ。

■ラストサムライ
監督:エドワード・ズウィック 
出演: トム・クルーズ、ティモシー・スポール、ビリー・コネリー、トニー・ゴールドウィン、渡辺謙、真田広之、小雪、中村七之助、菅田俊、福本清三

スト−リ−
1870年代、政府軍に西洋式の戦術を教えるために来日した南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)は、政府軍に反旗を翻した侍、勝元盛次(渡辺謙)と出会う。対立する立場の二者は運命の出会いを果たし、死をも超えるゆるぎない武士道精神に感銘を受けたオールグレンはやがて1人の武士と固い絆で結ばれてゆく。しかし、2人の友情もつかの間、「サムライ魂」を貫くために、滅んでゆく運命を選ぶしかない侍たちの、最後の戦いが始まった。

この時代背景がよく分かってなかったので、かなり勉強になった。
実際、勝元という殿様は架空の人物らしいが、1877年本編で官軍と戦う年は、調べたところ、西郷隆盛らが西南戦争を起こした年号と一致した。
この闘いに破れ西郷が自決、事実上、武士が姿を消したとも言われる事件と、
この映画で起こる闘いの年号などがリンクしているところも、
史実に基づいたフィクションの面白みであり、作品の厚みをもかもし出しているように思う。
でも監督が一番描きたかったのは、そうした時代背景よりも、武士道の精神を
世界の人に紹介したかったのだと思う。
「義・礼・勇・名誉・仁・誠・忠」これがサムライスピリット。
(詳しい事は調べてね)
形は変化したにせよ、日本人のDNAにはこの精神が流れているのではないかと、思わせてくれる。

まあとに角、今までハリウッドで描かれた、いい加減な日本人の姿、文化の映像はなく(飛行機の座席に刀がさしてあるとかね)真正面に日本の文化、精神を捉えようとしてる所に共鳴出来た。
そして一番大きかったのは、そういった事に外人さん達が気付かせてくれた事だね。自分を見つめ直すのに、この映画が良いきっかけになるかも。

渡辺謙・真田広之、カッコイイね。サイコ−!早く世界の人に観て欲しいね。
助演男優賞くらい取っちゃうんじゃないの。
戦闘シ−ンじゃ、二人とも正しく鬼!の形相。
パンフに「渡辺謙」が「円の研究所にいた」なんて書いてあったけど、
偉大なる先輩じゃ−ね。あのテンションと目で押す力は、福沢演習の賜物?

後ね、斬られ役をやって44年。「福本清三」氏がいい味だしてんのよ。
というかこの人、武士そのものだね。演技に見えないもん。最高!
この人に助演男優賞でもいいね。
時代劇見てれば必ず、画面を一瞬横切り、斬られるという役で名を馳せた人。
スタ−さんから、ご指名がくる程の斬られ名人。60歳にして初のハリウッド映画。
嬉しいじゃございませんか。老けた分、凄みが増していた。
「寡黙なサムライ」って役どころでトムの監視役。
まったくセリフ言わないんだけど、最後!いいいところでたった一言、叫んでくれるのよ!「あっ!しゃべった!」と思ったと同時に、グッと泣きそうになったね。
まるで、のっぽさんが最終回に話した時のように・・あれ?例えが違うか?

とまあ、書きたらない事一杯あるけど、まず観て頂戴!

と、ここまで書いて・・これネタバレになってないよね?
スト−リ−はさ、宣伝文で書かれている事し書いてないから。大丈夫、大丈夫。

おら、もう一度、「ラストサムライ」を観に映画館に行こうかなと。








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頭切り換えの季節☆ - 2003年11月28日(金)

なんだか一応、予定がうまっています。
しかし公演本番中を迎えている程の充実感はなく、
なんともはや、マッタリと時は過ぎていくわけで。

そんな訳で、一昨日からのビデオ三昧。ラストはこれ!

■「マルホランド・ドライブ」 2001年上映
監督:デビッド・リンチ 出演:ナオミ・ワッツ ローラ・エレナ・ハリング ジャスティン・セロウ アン・ミラー

デビット・リンチ監督ですから、勿論一筋縄に話が進むわけはなく。

ロスの街を一望出来るマルホランド・ドライブ。
突如その道で、一人の女が事故に遭遇、記憶喪失に陥りある家に辿り着く。
そこに持ち主の姪、ベティが女優を目指す為上京。
記憶喪失になった彼女の素姓を調べていくうちに話は思わぬ展開に・・。

と、まあ途中までは素直に観れる作品なのですが、案の定デビットマジック!
パラドックスな話の流れに。
思わぬ展開、どころじゃない話!
今までのスト−リ−は何なの??夢?死んでた?お化け?

これ観て確信したね。
以前イエ・ドロで「ホルマリンに浸かった、ポ−キュパイン!」という作品を上演したのですが、アンケ−トに
「デビット・リンチの映画のようだった」と書かれた方数名あり。
この時は本人ピン!と来てませんでした。
しかしこれを観て、納得。
ははぁん、似てるわ。
ぜったい繋がらない個所がいくつか存在するの。(笑)
だから、どう繋ぎ合わそうと想像しても、そもそも時間軸がずれているわけだから、成立しない訳で。
要するにスト−リ−の流れを考えても無駄。
しかしその中には、観る側の潜在意識を揺さぶるアイテム(人物・モノ・時・場所など)がいくつも存在し現れるたりするわけで・・。

勿論完成度はデビット作品の方が勝っているますがね。
しかし大いなるヒントを頂いたような気がする。
「ホルマリン・・」でやりたかったのはまさしくこんな雰囲気であったので、
何が足らなかったのか、ここに来て気付いた。
ムムム、悔しい!!

いつかまた、こういった話に手を出してみようと思う。

「ヤンキ−母校へ帰る」を観る。
 大麻吸っちゃダメだぞ!
 北海道の知人に聞いた事あるけど、場所によっては自然に生えてるだってね。
 






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いつもの如く - 2003年11月27日(木)

「ああああああっ、あっ。」
どんな気分かわかります?
芝居終わったから、低いテンションで生活してます。

こうなったら「ラストサムライ」先行オ−ルナイト観てやるぞ!


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本番明けて二日目 ☆ - 2003年11月26日(水)

目覚めがいい。明日から通常の時間帯に戻るので今日までが休み。
午前中からシナリオマガジン「ドラマ」を買って喫茶店で読む。
「阿修羅のごとく」原作 向田邦子 脚本 筒井ともみ 熟読開始。
ガラガラだった店内もいつの間にか満席になっていた。
ヒンシュクをかいそうだったので退散する。
「阿修羅のごとく」読んでるだけでキャラがたつのがやはり良いシナリオなんだね。映画を観なくても十分満足。

しかし熱中すると時を忘れる。あっという間に1時間半が過ぎていた。
よく子供の頃も食事中、TVに夢中になりすぎ、オヤジに話かけられてるのも気付かず、怒鳴られていた。しかし今思うと、非常に理不尽。子供だよ、好きな番組やってたら見ちゃうつ−の。

家に帰り洗濯干して、しばしごろ寝。
パソコンをつけて熱中。
ああもう3時半。この辺になると明日からの日常を思い出し少しブル−になる。
昨日近所のビデオ屋が190円レンタルだったので三本まとめ借りをしてたのを、思い出す。さあ-て今から見るか!昨日深夜は「初恋のきた道」見たから・・
今日はこれ!

■カタクリ家の幸福
監督:三池崇史 出演者:沢田研二  松坂慶子  丹波哲郎 忌野清志郎 他 
人里離れた田舎でペンション経営を始めたカタクリ家6人と犬1匹。 
やっとのことでお客が来たと思いきや、なぜか謎の死を遂げてしまう。 
警察沙汰になってしまっては二度とお客が来なくなる!ということで・・。 
ミュージカル・ホラーホ−ムコメディー。
やりたい放題の映画でした。くだらなくてよかったね。
でもなんだかホンワカできて。
俺が書く戯曲のようにも思えました。
ようするに詰め込み過ぎ。でもこちらの方は見やすくて、
最後にはまとまっていた(笑)
あっ、でも冒頭の、あの悪魔みたいな奴は、あれは何だったのかね?
沢田氏も松坂氏も化粧をすると化けますね。
昔のジュリ−と愛の水中花の松坂慶子に早代わり。さすがだね。
まだまだ色々ポイし、カッコイイ!
でもノ−メイクだと突然オバサン、おじさんね。このギャプがすごいね。




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一夜明け。☆ - 2003年11月25日(火)

グ−タラ、グ−タラ寝てる。雨だし。

しかし昼には起きる。
たぶんいつもより精神的には楽だったので、復活が早いのかも。

夕方になり中野に向かう。
劇場MOMOで芝居を見る。
enji企画。円同期の永井君がメンバ−として参加。
久し振りに、杉さんの芝居も観れる。

この後「グリング」もあるし、知り合いのライブもあるし、呑み会もあるし、
金が持つのか不安。

深夜ビデオ鑑賞
■「初恋のきた道」2000年上映
監督:チャン・イーモウ
出演 チャン・ツィイー スン・ホンレイ チャオ・ユエリン
スト−リ−
移ろいゆく季節の中で“食”が伝え育む人間の絆。
都会からやってきた青年に少女はお料理をつくる。
言葉にできない想いをこめて。青い小花の碗だけが恋人達の気持ちを知っている。

オラ捻くれているのか、チャン・ツィ−が可愛く撮られすぎかな?
どうも「可愛いでしょう?」と演技されると、感情移入が出来ないですね。
いやホント可愛いんだけど・・ムムム。
先生役の人もどうかね?馬面でカリアゲ君で・・でもまあ、考えようによっては、
木村拓哉みたいな二枚目じゃない方がリアルっていえばリアルだけどね。
良い映画ではありましたよ。
ただ俺が、まだ「初恋」を思い出す年頃じゃないからかなぁ。






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