今日のこあら
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こあらの上海旅行記(まとめ

こあらの見た風景(要はブログ) スタートしました。


2002年03月23日(土) 妹登場(その2)

こあらの妹、今日からまたしばらくお泊り。2週間前の土日にも泊まっていったし、先日、卒業式のため深夜バスで帰ってきた時に「シャワーを使いに」立ち寄ったこともあるから、お久しぶりという感じはない。

・・・こういうことを言うと、赤の他人の方々からは、「妹とはいっても他人なんだから、なんでもかんでもうけいれちゃだめ」みたいなことをいわれもする。しかし、である。東京に来て、頼るべき親戚もない妹に、「兄はもう結婚したんだから、すこしは遠慮しろ」なんて言えないし、言うつもりもない。確かに、家には「しば」という、妹とは全く血縁関係のない他人もいるのだが、その点は柴も了解してくれるはずだ。そもそも、この家の家事の大半をしきっているのは、この私なんだから。

それに、新居に引越しするまでは家がないんだから、うちに来るしかないし。ホテル泊まりするほど余裕のある財政ではないし。

いま、しばと妹の二人で表参道に行っている。夕ご飯はできたから、後は帰ってくるのを待つばかりである。


2002年03月22日(金) わーいわーい

今日、残業で遅くなった。会社でうめいているこあらに柴から電話。「もう会社でたんやけど、ご飯作ろうか?」結婚してちょうど4ヶ月の今日この良き日、平日に初めて柴がご飯を作ってくれました。帰ったらご飯が待っている。あぁ、しあわせ。もちろん、味も申し分ありません。柴に心から感謝しました。

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では、昨日の続き

<その2:谷中墓地散策>
 博物館の敷地を出た二人、芸大美術館に行きたいと柴が言うので、そちらの道へトコトコ。でも、大学は入学試験中のため立ち入り禁止でした。その割には、人がたくさん上野公園のほうに向かって歩いてきます。「この大量の人たちはどこから来るの?」
 この疑問を解消するために、流れに逆らって歩いてみると、谷中墓地に到着。お彼岸だもんね、人は多いよ。地図を見てみると、墓地を抜ければ日暮里の駅に近い。ちょうど桜も満開、桜の花をめでながら墓地を抜けることにする。
 博物館を出たところで、しばは上野公園に戻りたがっていた。花見のためだ。でも、僕は、酔っ払い+どんちゃん騒ぎが大嫌いなので、上野公園なんてもってのほかだった。だから、「墓地で大騒ぎする人なんていないだろう」とおもってたら・・・結構いた。なんとなく奇妙。

<その3:小石川後楽園>
 日暮里駅に着いた後、次はどこに行くか柴とこあらで考える。とつぜん、小石川後楽園のことを思い出す。
 この庭は水戸藩の屋敷跡。前回は紅葉のきれいな季節だった。庭の中の自然いっぱいの風景と、塀越しに見える東京ドームやホテルのコントラストは、面白いといえば面白い。
 
 入り口をくぐると、池のほとりに大きなしだれ桜。風になびいて花びらが舞う中で、しばしたたずむ。
 しば「きれいやねぇ」
 こあら「細雪の世界やねぇ」
 しば「『いとさん』や『こいさん』は、いるんかなぁ?」
 こあら「ここにおるで」(と、池を指差す)
 しば「鯉やんかぁ」(ちゃんちゃん。失礼しました〜)

 この庭は、春よりは秋のほうが彩りは多いのかもしれない。でも、春の若々しい、柔らかい感じは、見るものの気持ちをほのぼのさせてくれる。(ちなみに、庭が生命の力であふれるようになると、こあらはもうそのゾーンには怖くて近寄れない。)たったかた〜と歩き回っただけだったが、かなり癒された。

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2002年03月21日(木) 動き回った休日

柴とこあらで行動したから、柴さんも同じ事を書くとは思いますが・・・今日やったこと。

<その1:横山大観展@東京国立博物館>
 今日をはずすと、これだけの大観の作品には2度とあえないかも・・・展覧会の傾向と対策ははんなさんの日記を読んでばっちり。チケットの入手はできたし、休日にもかかわらず、会社に行くのと同じように起きて身支度を整えられた。これで、開門と同時に入場できるはず、とばかりに意気揚揚と出かける。
 8:50ごろ上野駅に到着。そこからテクテク歩いて博物館のほうを見てみると、正門前に黒山の人だかり。不安を感じつつ近づくと、案内係のお兄さんのこんな声「あらかじめ入場券をおもちの方は正門前へ、おもちでない方はチケット売り場へ〜」。チケットおもちの皆様の列を見ると、会場30分前なのに少なくとも70人くらいの人が並んでる・・・といってもどうしようもないので、「ここに来る前にスタバによったのが悪かったんじゃないの?」などと、言い合いつつおとなしく並ぶ。

定刻のすこし前に正門前から平成館(会場)の前に誘導され、いよいよ開場。開場に入るやいなや、柴が展示室入り口に猛然とダッシュ。こあらも後を追いかける。普段は「イヤホンガイド」を借りるこあらも、今日ばかりはとにかく展示室に入ることにする。
 
 はんなさんの忠告「ほとんどの人は第一展示室に気をとられているので、入ったら第二展示室に最初に行けば人は少ない」に従い、さっさと第二展示室へ。柴は「紅葉」「夜桜」の屏風の前へ、僕は「生々流転」の巻物へ、それぞれ散る。

 生々流転。地上に降ってきた雨が長い道のりを旅して海にたどり着くところまでを、一幅の巻物にしたてたもの。重要文化財。水や流れの周辺の風景の変化を、墨の濃淡だけでここまで表現できるものなのかと、しばらく心を奪われた。一番最後に描かれている龍も、いまにも「ぬ〜っ」と飛び出てきそうだったし。
 でも、巻物もさることながら、一幅の巻物をいっぱいにのばして、全部展示する方法にも感心した。やるねぇ。(柴が見ていた屏風絵については、柴が書くでしょうから省略。)

 本物を見て気がついたのだが、大観の作品については「大正から昭和1桁」くらいにかかれた作品が私の好みだ。だから、名作といわれる「屈原」や、絵そのものについては知らない人はいないであろう「霊峰飛鶴」は、僕の好みではなかった。

 展示室が込み合ってきたので、さっさと移動すると、会場の外には長蛇の列。見たい作品がゆっくり見られてよかったと、柴と二人で話あう。

 このあと、本館や法隆寺宝物館を見学、東洋館で食事を取って、敷地の外に出る。

<その2:谷中墓地散策>
<その3:小石川後楽園散策>
<その4:お台場散策>
これについては、また明日・・・今日は眠いのでもう寝ます。
 

 
 
 

 



2002年03月19日(火) ただいま〜!あっ、やっぱり・・・

今日、高松に日帰りで往復してまいりました。700キロを超える距離なんだけど、意外とつかれていないのは、やはり「飛行機」での往復だからだろう。

僕は、空港が大好きである。特に羽田や関西国際空港(伊丹ではありません。念のため)のチェックインカウンターや搭乗口周辺の、「非日常的」な空間が大好きなのである。これに、"May I have your attention please? Japan Airlines Flight 001, non stop service..."なんて加われば、気分はすでに「スチュワーデス物語」なんちゃんて。(古い)

*実際は、国際線に乗ったことがないので、英語のアナウンスを聞いたことはありません。


昨日、さっさと帰ってきた柴さん。今日、家を出る前に「私のほうが帰りが遅くなるかもね」といっていたけれど、やっぱり本当になってしまった。今日はご飯がないけど、ごめんね


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