今日のこあら
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こあらの上海旅行記(まとめ

こあらの見た風景(要はブログ) スタートしました。


2002年11月19日(火) はじめまして

今年は、エンピツの日記をとおして知り合った人にお会いする機会が
結構ございました。
(・・・こういう文章を書いても違和感がなくなる時期だな・・・)

今日は、アメリカから一時帰国なさったこちらのお方とお会いする事に。
アメリカから飛んで帰ってきた直後なのにもかかわらず、
お付き合い頂き、本当にありがとうございました。

で、帰国前「バーボンが欲しい」とリクエストしていたら、
本当に買って来てくださいました。
なにかなぁ〜と思っていたら、ジャックダニエルのシングルバレルでした。

バーボンといわれるものは、瓶詰めするときにいくつかの樽の原酒を混ぜ合わせて味の調整をするのですが、
このボトルはそれをせず、ただ一つ(シングル)の樽(バレル)の原酒でボトリングしたもの。
だから、ボトルにかかれている樽の番号ごとに味が違うんです。

で、日本に正規輸入されているお酒は、なぜか現地のものと比べると全般的にまずい。
そんなわけで、買ってきてもらいました。

帰宅して、封を切る。テネシーウィスキー独特の香りが広がる。
ヨーロッパのウイスキーとは違った、荒い香り。
口に含む。つ〜んとかけ抜ける麦の香り。粗野なアルコール。
でも、おいしいのよ。日本で売られているものよりも。

本当にありがとうございました。
次は…違うって?


2002年11月18日(月) ネタに困ったときの家事分担

前回の8月21日の日記から、時が流れる事約3ヵ月。二人の事情も変わりました。
今日は、しばとこあらの家事負担割合の定期見直し日(誰が決めたか?)
本日現在、

しば:こあら=25:75

かなぁ・・・とおもっております。前回比、しばの負担割合が10%増加です。
こうなった要因としては、やはり、「夕ご飯の材料の調達と調理」という
一代事業の大半をしばさんが担当しているからです。
彼女の料理に対する造詣はかなり深く、いろいろな食材をくみ合わせて、
新たな味を創造する作業がとても楽しいようです。
で、味は(こあらには濃すぎる味のときもあるが、全般的には)申し分なく、
生活の潤いをあげる事にかなり寄与しています。
また、こあらがこの仕事から解放された事で、会社で仕事がノビノビできるという効果も同時にあがっております。

ただ、「一代事業なんだから、しばの割合を多く」という考えも理解はできますが、
料理というのは片付けるまでが一連の作業。その片づけ作業をこあらが担当
していることもありますし、

「私、散らかす人。あなた、片付ける人。」の風潮

が、しばこあら家に蔓延していることを考慮するとき、この割合を結論とする事の妥当性は満たされると考えます。

昔、しばさんに聞いたところによると、
彼女がまだ実家にいた頃、自分の部屋の掃除は妹のRぽんにしてもらう事が多かったそうな。
たぶん、彼女の意識の奥底では「掃除は私の仕事じゃない」と思っているんだろうな。
まぁ、僕は掃除は嫌いではないし、お互い得意な事をすればいいんじゃないの?
それが夫婦なんだから…とおもう、こあらでありました。


2002年11月17日(日) ドーナツ話

ミスタードーナツのドーナツ。

かつて「バイトしているんだ」というと、「本当にお店で作っているの?」と
よく聞かれました。
答えは、YES。お店で作っています。

ただ、お店には油で揚げる設備とオーブン設備しかないため、本当に最初から作っているわけではありません。
たとえば、いちばん人気を誇っているフレンチクルーラーやオールドファッションの材料は、
ホットケーキの素のようなものがセンターから配送され、お店では、それに卵や水を混ぜて油で揚げる…ものです。

あのお店はフランチャイズ経営で行なわれている以上、
誰がつくっても同じ味が出せるような仕組みがあります(製造方法は秒単位の管理である)。
もちろん、初心者とベテランの差はありますが、ベテラン同士でくらべれば大差ありません。

しかし、そんなドーナツの中にも見事に「大差がつく」商品も。
「ホームカット」と「プレーンクルーラー」。

この二つの商品の材料も「ホームカットの素」でとどきます。
そして、水と卵と粉を混ぜるのは、他のものと同じく機械なんだけど、
ある程度まとまったところで、機械の役目は終わり。最後の仕上げは人の手になります。
打ち粉の量、力かげん、スピード…そういうものは人ぞれぞれちがうため、
ドーナツに明確な差がついてきます。
バイトしていた頃、規格外商品をつまみながら「今日は○○さん担当か」などと
バイト仲間と話ができたくらいですから。

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今日、東京に引っ越して初めてのミスドへ。
(なぜか、都心部にミスドはないのです・・・)

ホームカットを食べながら、思い出したこんな昔話。
MDの商品の中ではとっても安い部類にはいるけど、
この商品の後ろには、作る人の大きな思い入れがあるのです。

ちなみに、ホームカットとプレーンクルーラーの違いは、
程よくまとまった生地を、一気に伸ばして型抜きするのが、ホームカット。
ホームカットを取り終わった生地をまとめなおして、もう一度伸ばして型抜きするのがプレーンクルーラー。
プレーンクルーラーは一回伸ばしてまとめた生地を使っているので、ホームカットと比べると、生地が柔らかくなります。

この2つを取り終わった後の生地は、もう商品には使えません。
ですので、「同じ材料から何個の商品を取るか」も、大きな技術なのです。


2002年11月16日(土) カラオケでも考えるんです。

今日は、久しぶりにはまはま氏とカラオケ。
14:00に有楽町に集合。そこから4時間カラオケである。
(しばさんは途中までいっしょだった)

歌の詞をじっくり見る機会は、普段の生活ではあまりない。
僕にとって、その機会の一つがカラオケである。

今日歌った歌の一つ、ELTのfragile、これのサビの部分。

>出逢えたことから 全ては始まった
>傷つけあう日もあるけれども
>“いっしょにいたい”と そう思えることが
>まだ知らない明日へと つながってゆくよ

ここを歌っているとき、しばのことが頭をよぎる。
本当に、大学で出会ったことがすべての始まりで、今でもいろいろありますが、
「一緒にいたい」という願いだけが、いまでも僕の支えになっている。
・・・なんてことを思い出して、泣きそうになりました。
ありがとうね、しばさん。

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あと、カラオケに行くと最近マッキー(槙原敬之)を歌うようになった。

中高生の頃はよく聞いていたけど、途中で何となく離れていた歌。
彼の「幸せいっぱいの世界観」に何となく違和感を感じていた。
それでも、しばさんと結婚、しばさんが聞くCDに耳を傾けているうち、
昔とは違った感覚で、また彼の歌を聞くようになった。

幸せいっぱいに見えていたけれど、
それは長く長く続く幸せではなくて、ほんの短い間のものなんだろう。
短い間の幸せだから、その思い出を大きく膨らませて反芻して大切にしたい。
かれが「幸せいっぱい」な歌を作るときは、そんなところがあるのかもと
何となくではあるが感じるようになった。

実際は、ほんの一瞬で終わってしまった中宮定子周辺の幸せを、
清少納言が枕草子で、いつまでも続いたんだと言わんばかりに
華やかで華麗に描いた感覚と、似たものを感じてしまう。

光の中にいるはずなのに、どこかに影を感じてしまう。
光が強ければ強いほど、影も色濃くなってしまう。
こんな風にいえなくもないでしょう。

本人に確認したわけではないので、真偽の程はわかりませんけどね・・・
こう感じた理由?それはまた別の機会で。


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