、まとめ
)
こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
2003年05月02日(金) |
掃除して、歌舞伎にいって |
5月3日。しば母上京。
それにめがけて掃除のラストスパート。
掃除は今日に始まったわけではなく、
かなり前からコツコツとしていたわけですが、
掃除をするにあたって邪魔をする人がいないのと、
「締切目前」の意気込みで、掃除しました。
荒れ果てた我が家をみるにつけ、
ラストスパートというよりは、
ロングスパートという感じでしたけどね。
・・・歌舞伎に行く前に、柴さんに聞いて片付ける
部分を除いて、一応のかたちになりました。
千里の路も一歩から、実感できる掃除でした。
だって、我が家が我が家に見えないんだもん(笑)
「家事はやりたくなったほうがする」というルール。
しばさんの我慢の閾値にもっと早く気付けばよかった。
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さて、歌舞伎。
歌舞伎400年記念ということで、
今年の歌舞伎は「あぁぁぁぁぁ〜」というものがそろっている。
5月は団十郎の暫。(ちなみに、6月は玉三郎の藤娘)
様式の世界にどっぷり浸らせていただいた。
少し遅れてきたしばさん。
見せ場できっちり寝ていた。
おこすと殴られるので、もったいないなと思いつつそのままに。
初日の舞台って、どんなにうまくやったとしても、
どうしても、ぎこちなさが出てくるのよね。
(まぁ、それをわかってて見に行くのが楽しさでもありますが)
もし可能なら、千秋楽前にもう一度見に行きたいな。
たぶん、あの「リアリーダー」も、麗しくなっている事でしょう。
前の日記にかきましたように、
5月1日にからこあらは連休に入りました。
平日の休み。何をしてすごそうかと思案している時、
ふととびこんだみしっく氏の日記。どうやら彼も休みらしいと、
お茶に誘って見る。OKだった。
渋谷の葱屋平吉で昼食。
ここ、東京なのにお魚がおいしいのよね。安いのに。
平吉で食事を頂いたあとは、Bunkamuraザ・ミュージアムへ。
「ミレー3大名画展 〜ヨーロッパ自然主義の画家たち〜」
の招待券をみしっく氏がおもちだったので、そのおこぼれに預かる。
美術展に誘われて、ついていくようになったところに、こあらの
しば化を感じ、道標となってくれたはんなさんに感謝する。
ミレーの絵。確かにいい絵でした。
何がどうこうとはいえないけれど、とにかくいい!
人も多くなく少なくなく、ちょうどいいくらい。
でもね、ライトの当て方は考えたほうがいいかも。
だって、ミレーの絵に光が反射してかなり見にくいんだもん。
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お茶の目的は「甘いものを食べに行きましょう」だったので、
歩いて青山に向かう。途中でワインバーで一休み。
目的地はキルフェボンだった…のだが、
平日なのに4組待ち。そそくさと退散。
彼のしっているクレープ屋さんでクレープを頂いてお開きに。
月曜日、たんたんと出社。
普段の月曜日と比べると明らかに少ないけど、
といって、休んでいる人が多いというものでもない。
たぶん、うちの課長さんのいう
「子供が休みじゃないから家にいてもしかたがない。」
人たちが出社しているのだろう。
普段の月曜日よりは電話の数も少なく、のんびり仕事ができた。
しかし、である。
また、飛びこみの厄介な案件が入ってきた。
5月、また残業三昧の日々が続くのかもしれない。
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<しばこあらのGW>
29日:掃除洗濯エトセトラ(こあら)/ゴロゴロ(しば)
30日:通常勤務(しばこあら)
1日:会社は休み(こあら)/通常勤務(しば)
2日:昼間はゴロゴロ、夜は歌舞伎(しばこあら)
3日:しば母上京のお供
4日:しば母上京のお供
5日:能鑑賞in鎌倉
今日の帰り道、かわいい弟分・G(現のりたま。)くんに
「こあらさんの英語って、どんなんだったんですか?」と聞かれる。
そうだなぁ、自分で振りかえってみても、あの頃の僕はすごかった。
自分で自分のことを誉めるのは、口幅ったいものがあるけど、
あの時の自分についてだけは、なんの衒いもなくそういえる。
今でこそ、会社の事務屋部門に届く英文手紙や、英文契約書を
「とりあえず読んで中身教えて」と、まわってくるようになり、
また、海外派遣候補生に選ばれて、駅前留学をさせていただいている
のですが、以前も書きましたように、私の大学入試、最大の穴は英語。
高校3年生が終わった時(=浪人が決まった時)、大学入試の模擬試験に
おける英語の偏差値は、どの模試でも50前後。
しかも「文系」だから、英語からは逃げられない。
私立文系なら数学はないところはあっても、英語がないところはない。
だから、見事に浪人したわけです。どれくらい英語がひどいのかというと、
この文を正確に和訳できないくらい。
This is all the scientists can do.
この文が関係代名詞の文だということを理解できなかったんですよ。
この現実に直面して、僕がはじめたことは、勉強の大半を英語に費やすこと。
学校から帰ってきて、寝るまでの数時間、その時間のほとんどを英語に。
一つの英文を、主語・述語・目的語・・・みたいに文の構造を考え、
それをふまえて和訳して、という作業の繰り返し。
使った参考書は高校一年生レベルのものからスタート。
あとは、駿台の「英作文基本300選」の丸暗記。
地味な作業でした。他の科目は大丈夫か?との不安もありました。
でも、英語をなんとかしなくては!との思いは強く、突っ走りました。
6月になり、模擬試験の解説を読んだ時に、その解説の意味が
スンナリ理解できる様になったことをきっかけに、英語の比重ををおとし、
他の科目の勉強もはじめたわけです。
最終的には、受験直前の英語の成績は、偏差値で70前後。
そこまでなんとか持ち上げることができたわけです。
そして、大学に合格し、しばさんとであいました。
なお、大学に入ったら入ったで、入試とは違う次元の英語に
かなり苦しめられ、しばさんには「こあらって語学ダメね」と
当時からバカにされておりました・・・。
Gくんにこういう経緯を話しながら、
地道に作業することの大切さを、ふと思い出したこあらなのでした。
今の英語の勉強も、かつての自分のように、コツコツとたんたんと
続けていこうかと思っております。
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で、「今日の帰り道」に至るまでの経緯は、
たぶん彼のほうが的確に書いてくれるでしょう。
今現在は日記がアップされていないので、リンクは後ほど。