、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
今週の月曜日、しばと大喧嘩した。
酔っ払ったしばさんが、そのとき言ったこと。
「こあらがうっとうしい」
・・・らしい。
しばさんが延々としゃべった内容を簡潔にまとめると
以下のようになる。
1.私は他人にあれこれ行動を指図されるのが嫌い。
<こあらの思い>
だから、大学時代に1人暮しするために
勉強したんだもんな。ごもっとも。
2.私はひとりだったら、自分の世話は自分でできる。
<こあらの思い>
実際、ひとり暮ししてたもんね。
部屋の状況は凄惨だったようだけど。
3.こあらがいるから、私は何も出来ない
4.こあらは親じゃないのだから、つべこべいうな。
5.こあらがガミガミ言うから、私は家に帰りたくない
<こあらの思い>
それは、しばさんがマトモに生活してないから、
注意しているだけじゃん。
・・・とはいえ。
しばさんのいうことも、もっともな面もある。
鬱病の大敵は不規則な生活だから、それを矯正するためとはいえ、
「起きろ〜」「寝ろ〜」「風呂はいれ〜」「酒飲むな〜」など
少々言いすぎたかもしれない。
僕自身は、子供の頃からあれこれ言われる生活に慣れているし、
言われる前にさっさと動くタイプなので言われることはないのだが、
しばさんのように、いちいちカチンと来る人には、辛いだろう。
そんなわけで、翌日からこあらは対応を変えた。
1.朝、起こさない。
2.風呂に入れと強制しない。
3.酒のことを、あまり言わない
4.夜、「寝ろ」と言わない。
5.「2ちゃんねる」をずっと見ていても文句を言わない
などである。
「言いたいことを10分の1程度にしている」状態とも言える。
その結果、しばさんは傍若無人・・・とまではいいませんが、
のびのび生活しているみたいです。
まぁ、鬱状態は回復したんだし、世間様に迷惑をかけない限り、
当面このままで進めてみようかと、夫こあらは思うのでした。
2004年06月02日(水) |
電車にて/知らないほうがよかったのかも |
オヤジ顔の高校生と
童顔のオヤジ
う〜ん
かりに同じ服をきせたら
やはり、年令には抗えないだろうな
思索にふける三十路のこあら。
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今日、しばさんとTSUTAYAにいった。
しばさんがレンタルの手続きを済ませているとき、
こあらは、そばにあった試聴CDを聞いていた。
で、帰り道。
しば:「こあちゃん、何聞いてたの?」
こあら:「ピアノのCDだよ」
し:「どんなんあった?」
こ:「『愛はかげろうのように』とか〜」
・・・といった瞬間、しばの表情がこわばった。
しばさんは、僕が”黒いあんちくしょう・G”が嫌いなのと同程度に
「かげろう」という昆虫が嫌いだというのだ。
僕は昆虫全般が苦手ではあるが、気になるほどではない。
しかし、しばがいかにかげろうが嫌いかを力説している様子は、
「かげろう」をGに置きかえると、理解できる範疇なので、
うんうん、と聞いておいた。
でもね。
し:「愛がどうして『かげろう』なのよ〜(涙)」
こ:「(このかげろうは自然現象のかげろうじゃん、とおもいつつ)
しばちゃん、この曲、からおけでよく歌うよね」
し:「うたわへんもん」
こ:「これだよ(32KB/RAMファイル)」
し:「え゛〜」
ドップラー効果の余韻を残しつつ、
走り去って行かんばかりの勢いで驚いたしばさん。
し:(涙目で)「その曲って『愛を聴かせて』ちゃうん?」
こ:「それは、カバーしたときのタイトル」
しばさん、これを今後もうたい続けるのだろうか。
知らない方がいいことって、やっぱりあるんだなぁ。
2004年05月28日(金) |
静岡県の存在感/しばさんが目の色をかえるモノ |
今日は、名古屋に日帰り出張だった。
いくらこあらが飛行機好きとはいえ、
さすがに東京から名古屋には飛行機で行けないので、
(成田=名古屋便はあるんですけど)
久しぶりに新幹線にのる。
品川から新幹線に乗り、車窓みえる風景はこんな感じになる。
気分をフォントの大きさで変化をつけると、
東京都
↓
神奈川県
↓
しずおか〜〜!
↓
愛知県
いつまでたっても終わらない静岡県に、ちょっと食傷気味でした。
本当に横に長い県ですこと。
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しばさんの食にたいする欲求は、
本能に属する欲求の中ではかなりウエートが大きい。
基本的に食事時に大きな幸せを感じているしばさんなのだが、
そんな彼女が、本当に幸せを感じる食材が2つある。
ひとつはスイカ。もうひとつはうなぎ。
学生時代、土曜の丑の日のこと。彼女がため息混じりに言った。
「私、うなぎを思いっきり食べるのが夢なの。」
それを聞いたこあら、それならばと2人で四条河原町阪急へ
パック売りされていた鰻の蒲焼を購入。
こあらの部屋で、タレを作り、鰻丼をつくった。
しばさんの願いをかなえることが主目的だったので、
しばさん一人にに割り当てた鰻は、ちょうど1本分。
そのときのとても嬉しそうな顔は、今でも思い出せる。
で、今日はこあらは名古屋出張。
名古屋の名物の中に、「ひつまぶし」がある。
仕事が思いのほか早く終わったので、
しばさんに電話
こあら:「これから帰るけど、ひつまぶし買って帰ろうか?」
しば:「ありがとう!」
電話の向こうのしばの頭上に、無数の音符が飛び交うのが見えた。
帰宅後、しばさんはイソイソと食事の準備。
自分から積極的に動くしばさんを見るのは久しぶりだ。
「1杯目はそのまま、2杯目は薬味をつけて、3杯目はお茶漬け」
という、ひつまぶしの食べ方にならいながら、
しばさんは茶碗3杯のご飯を平らげる。
普段、普通の茶碗で一杯を食べることのほうが少ないことを思えば
3杯のご飯は、非常に珍しい。
そのときのしばさん、やはり幸せそうだった。
彼女にとって鰻は、幸せを運んでくる食材のようだ。
土曜の丑の日、そしてスイカのシーズンである夏。
彼女の幸せが満開になるシーズンは、どうやらすぐそこにきているようです。
ネットをぼけ〜と検索していると、
ある一冊の楽譜に目がとまった。
「東宝ミュージカル エリザベート 改訂版(ピアノ弾き語り)」
ピアノ譜をかっても、うちにピアノはないし、
ましてや、他の楽器もないので、楽譜を買ってもとは思いつつ、
次の瞬間、注文。
「お兄ちゃん達って、はまりだすと徹底的にはまるよね」
という妹の言葉が、ふと頭をよぎる。
で、届いた楽譜をぱらぱらと眺める。
買ってからきがついたけれど、「弾き語り」なので、歌パートが
あるんですね。ちゃんと楽譜つきで。
昔の日記に書いた覚えがあるけれど、
こあらは、
「相対音感はあるが絶対音感はない」(基準音はB(べー))
「楽譜に記載の音はとれるが、リズムは取れない」
という2重苦がある。
よって、楽譜がついていても、必ずしも歌えるわけではない。
最初の数小説を
「最初の音がドのシャープかぁ・・・ド〜、レ〜、ド#〜」
「リズムはぁ・・・タン・タン・タタタ・タ・・・・」
こんな感じで解読する。
そのうち、公演で聞いたメロディを思い出すと歌える・・・。
これでは、昔、吹奏楽部にいましたとはいえないよなぁ。
いくら公演で聞いて、気に入った曲であっても、
自分で口ずさむ時は、自分の歌いやすいキーに調整してしまっているため、
楽譜を見ると、「ここで転調してた〜」とか
「この曲はこんなにキーが高かったっけ・・・」と新鮮な驚きがあることが多い。
今日は風呂に楽譜を持ちこんで、しばさんと一緒に(小声で)歌った。
気持ち良かった。