UCB、欧州で新規クローン病治療薬「Cimzia」の販売承認を申請 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=130942&lindID=4
UCBは、クローン病患者の治療に用いるCIMZIA(TM)(シムジア、一般名:certolizumab pegol(セルトリズマブ ペゴル)、開発番号:CDP870)の 承認のために医薬品販売承認申請(MAA)を欧州医薬品審査庁(EMEA)に提出しました。承認されれば、 CIMZIA(TM)は月1回の皮下注射で投与する、世界初かつ唯一のクローン病治療用の生物製剤となります。
■CIMZIA(TM)について CIMZIA(TM)は最初で唯一のヒト化抗TNFα抗体(TNF−腫瘍壊死因子)のFab'の部分にペグを結合した物質です。 処理されたFab'フラグメントには元の抗体の生物学的な活性が残っています。 CIMZIA(TM)はヒトTNFαに対して高い親和性を示し、TNFαの病態生理学的作用を選択的に中和します。 過去10年間で、TNFは基礎研究および臨床研究から主要なターゲットであることがわかってきています。 このサイトカインは病的な炎症を介在する上において重要な役割を果たし、 過剰なTNF産生は様々な疾患において直接的に関与しています。
インターフェロン:自己免疫病治療に道 調節する酵素を発見−−東京医歯大など 体の免疫機能を担う「1型インターフェロン」の過剰な生産を抑える酵素を、東京医科歯科大、横浜市立大、米ハーバード大などのチームがマウスで見つけた。過剰な分泌で起きる敗血症や自己免疫疾患の治療につながると期待される。米誌電子版に14日発表した。
この酵素は「Pin1」で、すべての動物の細胞にある。東京医科歯科大ウイルス制御分野の斉藤達哉研究員らは、このPin1の振る舞いを、ヒトやマウスの細胞で詳しく調べた。その結果、ウイルスを検知して1型インターフェロンの遺伝子に働きかける物質が活性化すると、Pin1がその物質にとりつき、分解を促すことが分かった。Pin1を作れないマウスは、普通のマウスに比べて4倍も多くI型インターフェロンを作った。
I型インターフェロンは、ウイルスの増殖を抑える半面、過剰にできると、自分の体まで異物と認識してしまう自己免疫疾患を引き起こす。現在、日本やドイツ、米国でPin1の働きを抑える薬を開発中だという。
チームの山岡昇司・東京医科歯科大助教授は「感染症や難病の新たな治療の可能性が出てくる」と話す。【元村有希子】
毎日新聞 2006年5月15日 東京夕刊
潰瘍性大腸炎の治験について。
少し前にいわゆるATM療法の治験の二回目を受けました。 前回の治験で多少、症状は軽減。 サラゾピリン、ビオスリー、ムコスタ、ミヤBM を飲んできました。
内視鏡もしたけど少し良くなってる。 俺の感じる 体調が少し良くなった っていう感覚とだいたい一致。
前回、去年の3月に受けて以来1年ちょっと経過しての2回目。 今回は受けても受けなくてもどちらでも良いと思ったけど とりあえず受けてみることにした。
治験を受けた感想としては全体的に症状は 俺の場合は底上げして良くなるといった感じ。
ただ、完治 というわけにはいかなそう。
俺の場合、不安感から腹痛下痢につながるケースが多いため 過敏性大腸炎の症状も併発してると思われる。
これは精神的にトイレに行けない状態になったときに 腹痛下痢不安感なんかが増大する。 ただ潰瘍性大腸炎だけの下痢ではないので 下痢の回数が多くなる状態なんです。
家でのんびりTV見てるときとかのトイレに行く回数は 激減してるのが現在の状態。 でもすごい人ごみやトイレの混雑、渋滞などで腹痛に。
たぶん潰瘍性大腸炎の状態は良くなっているんだと思う。
だから俺の場合、メンタル面の克服が課題かな。 これがまた難しいのだが・・・。 ストレスもためないようにしないといけない。 腸とメンタル面、脳は密接に関係しているようなので。
個人差はあるようなのだが どんな人も少しは良くなるんじゃないかな っていうのが おれの感想。
まだまだ謎の部分が多い病気なので研究してる方に がんばってもらうしかないよ。
特効薬ができますように。
百歩譲って症状を寛解させる薬でもいいから。
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