『ひだまり』 |
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かじかんだ手と 冷めかけたミルクティー 誰よりもそばに 居るつもりだった
今でも心に響いて残る 赤らめた頬のぬくもり
守って、包んで 離さないと誓った 叶わない約束は今 粉々の傷跡
小さく震えながら 少しの温かさを 分け合う二人は 孤独に怯えていた
・・・壊れていくその手を振り払って あたしは自分を守った
離して、逃がして つきまとう過去から 愛した憎しみは消えて あなたは許されたの
抱きしめれば一人じゃないと思った。 でも、 抱きしめる腕は、もつれて、 寒い冬は終わるよ
忘れて、ほどいて 記憶は流れ行く 優しさを受け止めたとき あたしは許されるの?
この手の、ぬくもり それ以外のものは 忘れて、生きて。 あなたは、生き続けて。
ひだまりの なかで。
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あなたのことを、あたしは決して忘れない。 いや、忘れられないんだ。 大切なひとだったから。 ・・・いや、 こんなあたしを誰よりも大切に思ってくれるひとだったから。 だから歌うよ。 あなたが誰よりも強く望んだように。 いつか、もう聞こえないその場所まで この歌が、届くように。
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2004年03月23日(火)
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