思い出に変わるまで
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2004年06月26日(土) 風邪

昨日あたりから喉が痛くてダルかった。
寝るときもうがいをして寝たし、クスリも飲んだけど
今朝になってもダルさが取れない

体温計ったら37.2℃
微熱
日頃平熱低いほうだし、やたらと丈夫な体を持つ私

一大事

腰も痛いよぉ(涙)


2004年06月23日(水) 不安

大阪から帰ってきてこの数日すごかった・・・。

何がって・・・


「どうだった?」

の電話。


実家、姉、友達’s、会社のパートさん・・・・。

答える事は全て同じなんだけど、何だかね。
この土地離れたくなくなってきた。

M奈
4ケ月前に結婚した彼女からは色々アドバイスもらったりしたし、これからの段取りとか教えてくれたりした。


Tちゃん
さとしクンを知ってる分大阪での出来事に同情したり、なだめてくれたり・・・。
でも涙目であたしが遠くに行くのが寂しい。
こうやってウチでゴハン食べたり、遅くまで遊んでる時間、あとどれだけあるかな?
なんて言うものだから・・・
すごく寂しくなった。

M奈にも同じ事言われた。
引越しちゃったら今までみたいに気軽に会えなくなるね?
って。

明日にはA子が私のデジカメ借りに来るの。
多分聞かれるだろうなぁ・・・。
てか、いつの間にか私みんなに言ってたんだ・・・(汗)
そりゃ自分から言えば聞くわな・・・。
ましてはちょっとしたハプニングがあったし・・・。

ありがたい事にすごくクビを突っ込みたがる友達ばかり。
そのクセ有り難い事に?色々心配してくれるのよ。

そんな友達が居る、生まれ育った街を離れて彼との生活。
どっちがいい?
・・新しい生活のほうが不安・・・。

あ・・・やばい・・
考えすぎの虫が出てきた。

マリッジブルー?
早すぎない?


2004年06月21日(月) 大阪二日目

昨日の夜、今まで溜めに溜めた不安や不満をぶち撒いたからなのか
遅くまで色々話し合ったからなのか
今までよりもっと近くに彼を感じた。

私って単純だなぁって思う。
こんな事でもうれしくてすぐ言葉に出す。
そんな私の事どう思ってるんだろうね?
きっと子供みたいに思っているんだろうなぁ〜。

前も言われた
「mamiは会社の顔と僕に見せてる顔、全く分けてるね」
って。
確かに・・・AB型ですから。
会社ではお給料頂く場所だから仕事に専念いたします。
ON,OFF は分けてるつもり。
だからさとしクンと付き合う事自体私には驚きだったのさ。

大阪の街を彼の案内で周った。
新世界、通天閣、道頓堀、電器街の日本橋。
彼の趣味のオーディオ関係も見に行ったりして。
昨日は道頓堀、なんばパークス、ミナミあたりを周った。
若い人向けのエリア、おじさんおばさんエリア、ちょいとアジの深いおやじ様の憩う場所もあって色んなものが混在する街だなぁって思った。
初めて来た街だけど何とも個性的で独特。

一日歩き続け、夕方になって車を取りに彼の実家に戻った。
ご両親揃っていて、相変わらずそっけない親子の会話をする彼を見て、昨日と違い、多少余裕を持った私。
かなりリラックスしてお母さんと話せました。
帰り際「また近いうち大阪においでね」って言ってくれた事。
嬉しかった。
気付いているんだな、って勝手に解釈させてもらったのでずうずうしく
「また来ます、おじゃましました」
って帰ってきました。

多分、私的に・・・
彼のお母さん、きっと私の出方によっては難なく付き合っていける。
って思った。
ま、私的ですがね?

名古屋に帰ってきて一緒に彼とゴハン食べ、早めに別れた時にはどっと疲れに襲われた。
珍しく10時にはウトウトしてたもん。
気疲れ?
でしょうね?

いい意味でも悪い意味でも。
中味の濃い二日間だった


2004年06月20日(日) 両親に挨拶(つづき)プロポーズ

大阪市に入って昼食を取った頃、私は彼に聞くタイミングを図ってた。
「私の事どういう感じに両親に話してるの?」って。
彼女として紹介してくれるのか、婚約者として紹介してくれるのか。って事。
あまり日頃から実家に連絡を入れていない事は聞いてたし、長男ひとりっ子だからなのか「親子関係」ってかなりドライな印象を受けていた。
きっと細かい説明はしていないかも?なんて思ったり、結婚考えてるくらいだから説明はしてあるだろうとか。両親にキチンと紹介してくれる事期待していたのに、現実はぜんぜん違った。

集合住宅地のマンション、7階にある彼の実家。
後ろからついて行った。
玄関のドア開くなり一人でずんずん上がって和室でテレビを見ていたお父さんに
「これ彼女からの土産」って渡し、一人玄関で立ってた私を振り向きリビングに通してくれた。
彼の母親に
「こんにちは、初めまして」
って挨拶をした途端彼は
「保険証書持って行きたいんだよね」
って言葉を残して別の部屋に行ってしまった。

残されたのは私とお母さん・・・。
慌てて土産の和菓子を差し出して場をつなぐ。
何を話していいのかも分からず、ただ差し出された冷茶を頂くけど、会話がナイ・・・・・。
何とかして会話をしなきゃ、って思うけど初対面だし、何を話したらいいのかも分からない。

どうしてさとしクンは私を紹介してくれないの?
どうしてお母さんとイキナリ二人きりにするの?

お母さんは書類を捜すさとしクンの部屋に向かうし、お父さんはどこかに出かけた様子(後で聞いたら仕事に行ったらしい)
一人リビングで取り残された私はどうしたらいいのか分からずに付いていたテレビを見るしかなかった。

しばらくしてお母さんが戻り、書類を手に持ったさとしクンもリビングに来てそっけない親子の会話。
全く私が入るスキ無し。
ぶっきらぼうに返事だけする息子に呆れて嘆くような母親の口調。
本当、会話になってないくらいそっけない。
新聞を読み始めたさとしクンを見て

どうして私ここに居るんだろ・・・。
私に気を使って振る会話すらない。

なんて思い始めて寂しくなった。

彼が少し席を外した時にお母さんと少し話した。
私を連れてくるって聞いたのも2日前くらい。
ただ、「彼女連れて行くから家に絶対居てくれ」ってだけ。
あの子は必要な事だけしか言わないし、聞けばうるさがる。
仕事の事も何も話さないからどんな生活しているのかも分からないって。
でも周りに聞けば男の子ってそんな感じだから、って諦めてるって。

1時間くらい立ち寄った程度で彼の実家を後にした。

少し観光をして、泊まるホテルに着いた時には気分はダークブルー。
シャワーで汗を流して彼に抱かれても不安は大きくなるばかり。

どうして転職先の社長さんには私の事話せれて両親には話せないの?
結婚相手として紹介してもらえなかった事が悲しくて寂しかった。

彼の案内で美味しい居酒屋に連れて行ってもらい、お酒飲んで、酔っ払った勢いで
私の何が良くて付き合おうと思った?
いつ結婚意識した?
聞いても、聞いてもはぐらかして言わない彼。
彼の口からハッキリとした言葉をもらったのは
酔った勢いでHした後の次の週
付き合うきっかけになった
「結婚前提で付き合おう」
って言葉だけ。
「好き」って言葉すら言われてない。

ホテルに戻った時には笑顔もこわばってた。

シャワーを軽く浴びてあとは寝るだけの状態の時、何気ない会話の時に冗談半分で言った「新婚旅行で海外は行かない」って言葉で見事に私の不安があふれ出した。
「もう寝る」って言ってもぐりこむ様ベッドに入り、彼に背を向けた状態で涙こらえた途端、様子がおかしい事に気付いた彼が上から覆いかぶさって来た。
言葉出せば涙溢れるし、顔上げれば自分が抑えられなくなるの分かってたから避けたけど彼が逃がしてくれなかった。

枕に顔を押し付けたまま、自分の気持ち涙声で話した。

大阪に行こうって言ってくれた時うれしかった事。
両親にキチンと紹介してくれると思ったのにしてくれなくて悲しかった事。
お母さんと二人っきりにされて悲しかった事。
結婚の事すら言ってなかったのが辛かった事。
さとしクンにとって私は何?
どうして、何の為に大阪に連れてきたの?
本当に私の事好きなの?
別に私じゃなくて良かったんじゃない?
自分の気持ち私に言ってくれた事あった?
ナイよね?
いつも私が「好き」って言った後オウムが返す様に「好き〜」って冗談みたいに言うだけじゃない。
どうして最初から結婚前提で付き合ってくれなんて言えたの?
付き合ってから結婚意識するのが普通じゃない?
私は最初から結婚なんて意識できなかったよ。
まだ付き合って3ケ月だよ?
結婚するの嫌って訳じゃないけど、さとしクンに愛されてる自信が無い。

もう最後あたりは泣きじゃくってきちんと言葉になっていなかった。

しばらく黙って聞いてた彼。
私の勢いが少し落ちた時に言葉の足りなさに本当にゴメンって謝った。
自分でも気持ちを一度も口に出していないとは思っていなかったらしく、私がそこまで不安に思ってる事すら気づいていなかった。

落ち着いて話が出来るようになったとき抱き寄せられ
「ずっと一緒にいてください、俺じゃダメですか?」
真剣な顔でプロポーズしてくれました。
今更、指摘されて言う事に有り難さ半減だけど
ずっと欲しくて欲しくてたまらなかった言葉。
「その言葉だけ聞きたかった・・・」
声が震えて最後まで言えなかったけど、ずっと彼の胸で泣いてた。

ここまでしなきゃ自分の気持ちに自信が持てない自分が情けないけど
生まれ育った街を出て知らない街に移る事。
仕事も辞め、環境を180°変えて向かう新しい生活に不安が無いなんて嘘になる。
本音言えばこの土地を離れたくない。
だけど
この先の人生を共に歩いてくれる人と出会えて、不安も喜びも二人で分かちあえるのであれば、
不安も喜びに変える事の出来る人であるのなら
この人と共に歩いて行こうと思う。

この日の夜の事
きっと一生忘れる事ないように
心に
この場所に
残しておきたいって思った。


2004年06月19日(土) 転職先

早朝8:30に名古屋を出て大阪に行くまでの道中一件寄り道。

彼の転職先の会社(工場)
社長さんが彼をかなり買ってくれていて数年前から誘われてた会社。
彼が売ってる商品を使ってくれているユーザーさんなんだけどね。
社長さん、とにかく若い。
多分40歳くらい。
一代で今の会社を興して今や人が聞けば誰もが分かる大手企業から仕事を請けてるヤリ手の人。
話してても頭の回転が早い人だってすぐ分かった。

「今日私を一緒に連れて行く事は話していない」って聞いてたけど、到着して事務所に向かう途中に会ったおばちゃん事務員さん(多分奥さん?)に
「こちらの方がご婚約者の方?」
って聞かれてびっくり。

それとなくは情報行ってたんだ。

工場見学させてもらって通された応接室で1時間くらい雑談してた。
社長さんから結婚の時期も聞かれたけどまだ決まってないと笑って言う彼。だけど、転職の時期を聞かれた時には秋か冬と答えていた。今の仕事の都合もあるから・・って言葉も付け足して。

社長さんの話を聞いて彼がこの会社で働きたいって思った気持ちはすごく理解出来た。
技術が身につく仕事。
いわば職人。
一生使える腕と技術を付けたがってたのも知ってた。
反対はしないし、ついて行きたいって思ってる。

この時点では気分も高揚してて楽しいばかりだった。
自分の未来が着々に踏み固められる感じで、多少の不安も大きな希望に変わる喜びの方が強くて。
まさか数時間後にこの気持ちが揺れるなんて思いもしなかった。


mamirin |MAIL

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