思い出に変わるまで
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2005年07月06日(水) 妊娠について

昨日の夜、Tちゃんから久しぶりに電話があった。
開口一番
「ヘンな頼み聞いてくれない?」
一体ナンなんだ?

どうやらこういった内容だ。

Tちゃんの友達で数年前に結婚して子供が欲しいと願ってる子が居る。
不妊治療に通ってるかどうかは聞かなかったが、色々と子宝に恵まれると言われるものは全て試してるそうだ。
只今妊娠9ケ月の私にあやかってお腹を触らせてくれないか?
との頼み。
一瞬???って考えてしまったけど同じ女として子供を授かりたいという切なる願いは分かる気がする。

私の姉も昔子供が出来なくて不妊治療を重ね、結局ダンナ様に原因がある事から夫婦間にズレが出て離婚をした。
姉は人口受精まで考え、せっぱ詰まった精神状態まで追い込まれた時期もあり、離婚後ダンナさまが変わり3人の子持ちになった今では考えられない程妊娠を望んでた。
身内に姉みたいな妊娠を望んでも叶わなかったケースを見てたのでTちゃんの依頼は快く引き受けた。

でも、子供を授かりたいと願う女性にしてみれば妊娠している妊婦は羨ましいだろうし、あやかりたいだろうが、果たして実際にお会いして彼女の希望に添えるのだろうか?

色んな感情はあるだろうけど、不妊治療をしてた当時の姉は妊婦、子連れ親子、赤ちゃんを見れば「どうして自分には子供が出来ないの?」って恨んだり、自分を責めたりしたそうだ。
周りからのプレッシャーも相当だったそうだ。
子供を病院から新生児を誘拐する人の気持ちが分かると泣きながら話した時もあった。
妹ながらに胸が詰まる思いで姉を見てたけど、やはり子供を望んでも授からない人の気持ちを理解する事は私にはできない。
実際に日々おなかの中で育っていく命の動きをカラダで感じてる私にどう理解できるだろう。

不妊治療をしてた姉から「妊娠する」という事は単なる一つの精子と卵子の働きでは無く、受精する体内の環境、細胞の生命力、いくつもの良い条件が重なって初めて受精する生命の神秘だと聞いた事がある。
受精しても育たない卵もあれば、途中で育ちかけた命が終わってしまう事もある。だから「産まれくる命」はかけがえの無いものなのだ。
高校生だった私にはピンとしなかった当時の言葉をふいに思い出した。

望まない妊娠
切望する妊娠
子供を諦める人もいる
世の中には色々なカタチはあるし、色々な選択がある。
私にとって今回の妊娠は「試したらデキちゃった」と産む事が可能な状況で出来た半分おふざけみたいな妊娠だった。
お腹の赤ちゃんをいらないと思った時もあったし、精神的に不安定になった時もあった。
でも、今自分が置かれてる立場がきっと幸せのカタチなんだろう。
日々ダルくなるし、母として変化していく自分の体。
10ケ月、24時間一緒に過ごした小さな命は
来月にはお目にかかる新しい小さな家族になっていく。
どんな風に迎えてあげれるのか
少し考えてしまった。


2005年07月05日(火) 思いがけないプレゼント

仕事から帰ってきたさとしクン。
だいたい帰宅時間はいつも同じなので帰ってきたら夕食をすぐ食べれるようにしてあるの。
食卓の支度をしている私に銀行袋から
「1枚・・・2枚・・・」
「はい、いつもありがとう」
1万円札を5枚差し出した。

何が何だか分からない私
「へ?」

「いらない?いらないならイイケド・・・」

今日ボーナスDAYだったみたい。


いつも食費+日用雑貨分のお金をさとしクンから定額もらってやりくりしてる私。
家賃、貯金関係は金勘定がしっかりしてるさとしクンに任せてあるから予想もしてなかった。
それにボーナスの使い方は既に保険の一括払いやさとしクンが9月に行く友人の結婚式に着るスーツ代やETCの前払い、子供の出産費用の足し、etc・・と以前から内訳は聞いてたし。

「でも、一つ条件がある、この5万、スロットの軍資金にはせんといてぇな」

もちろんっす!
ダンナさまが汗水タラして働いてきたお金をギャンブルに使うなんてね。
とてもじゃないけど出来ません。
まして今までのスロ代も自分が独身の時働いてきたお金だし。
このお金で何かを買おうとかいう気にもならないよ。

今まで5万の現金をポンと渡された事は無い私。
ありがたや〜ありがたや〜♪
多分今後は子供にお金もかかるし、冬のボーナスで再びお小遣いが貰える可能性は低いと思うけど何だかとても嬉しい。
お金をもらえた事も嬉しいけど「いつもいつもありがとう」って言葉が何よりも一番嬉しかった。
早速定期預金に預けてこよう。
記念すべき結婚後初ボーナス小遣いだもん。


2005年07月02日(土) 香川

超早起きして香川行きの準備。
天気は雨。
そして初めての四国入り。
明石大橋を通過し鳴門海峡へ。
渦潮も見れて満足満足。
が!!!
とにかくすごい雨だった。
バケツをひっくり返したような雨・・・
ワイパー利かないもん。
ここ数日香川では断水を行ってるってニュースでも言ってたくらいの水不足だったからこの雨はきっと恵みの雨に間違いないが・・・それにしても降りすぎとちゃう??
パーキングでトイレ行こうとすれば足元濡れるし、気温が低いから寒いし、寒いとトイレ近くなるし・・・
おなか大きい妊婦にはトイレ近くなる要素は持ちたくないのだ。
おなかが大きくなると膀胱を圧迫されて、ただでさえトイレ近いのにさ。

朝早く出発したのでお義母さんの地元に着いたのは9時頃。
まず、弟さんの家を訪問。
しかし留守。
事前に連絡入れてあるらしいけど買い物に行ったか?

諦めてお姉さんの家へ。
結婚式にスピーチしてくれたのがこのお姉さんのダンナさま。
あいにくとスピーチをしてくれた本人、おじさんは仕事の為留守。
初めて会うお義母さんのお姉さんは75歳にしてすごくパワフルでよく喋る元気な人だった。
家も大きなお屋敷で立派な庭と裏の畑の広さにはビックリ!
自家製の漬物をお土産に頂き、たわわに実ってる畑の野菜をもぎ取って持たせてくれた。
キゥイ棚もあって食い意地が張ってる私達。
収穫時期には産まれた子供をつれてキゥイ狩りに来ますと約束してきた。

そして墓参り。
田んぼの片隅にあるスペースにはお義母さんの両親、先祖代々のお墓。
墓石が他に4、5ケあって、来る途中道の駅で買ったお花を添えて新たに親族に入った嫁ですと挨拶をしてきた。

そしてメインの讃岐うどん。
香川に来ればココに食べに来ると言ううどん屋へ。
看板も無い、絶対に普通に通り過ぎてしまうくらいの小屋だった。
うどんを茹でる湯気だけが立ち上っててこの湯気が看板か?って感じ。
駐車場も3、4台しか停めるスペースしかないくらいこじんまりしてた。
中に入ってみると製麺所の端っこに6人くらい座れるテーブルに客が顔寄せ合ってうどんを食べた。
へぇぇ〜、「店」って感じじゃない感覚。
地元民のおじさんが席を空けてくれた。
メニューとかも無く、選択肢は「温かいうどん」と「冷たいうどん」「大」か「小」のみ。
温かい小うどんをオーダーして数分でどんぶりに茹で上げただけのうどんが運ばれてきた。
またまた地元のおじさんが食べ方をレクチャーしてくれて味の素、醤油、七味をふりかけ、薬味にはねぎをたっぷり。
好みで生卵を割り入れまぜまぜして食らう。
すごく単純な食べ方だけど麺に強いコシがあって美味しかった。
「どこから来た?」
「いつ産まれる?」
「味はどう?」
しばしおじさん’Sに質問攻めにあい、墓参りを兼ね嫁を連れて来たと説明するお義母さん。
「ええこっちゃ」
と人懐っこい笑顔を浮かべるおじさん。
あぁ田舎の雰囲気だぁ・・・
なんてほのぼの思ってしまった。
いいな、やっぱ田舎は。

大阪に帰る時にはとしゃぶりだった雨も普通レベルに戻っていて助かった。
着いたのは夕方4時くらい。
さすがにずっと車に乗ってたからなのか足のむくみが凄かった・・
ゾウさん並だもん。
でも楽しかった♪
11月、ホントに再び行けるかな?
行きたいな・・・


2005年07月01日(金) 7月初日☆大阪入り

今日から7月。
やっと梅雨らしい天気。
今夜から大阪入り。
夕方さとしクンが仕事から帰ってきたら私の実家に寄り、両親から大阪のお義母さん、お義父さんに贈るお中元を取りに行き、ついでに夕食もごちそうになり、大阪に向かう予定。
夕張メロンを我が家にも送ってくれたので私達からは名古屋名物の銘菓を。

ちょうど弟がサイパンに社員旅行に行っているので大阪から帰りの日曜の夜、また実家に寄る予定。
スコッチとボージョボー人形頼んでるからね。

8時近くに実家を出て、大阪に着いたのは11時ちょい過ぎ。
実家からと我が家からのお中元を渡し、しばらく雑談。
明日朝は5時起き。
6時には香川へ向かうので早々に布団の中に入って寝た。

お義母さんにとっては3年ぶりの故郷らしく楽しみにしてたみたい。
私も初めての香川。
既に亡くなってるお義母さんの両親の墓参りと墓のすぐ近くに住んでるお姉さん、弟さんの家を訪ねる予定です。


2005年06月28日(火) 万博リベンジ

行ってきました。
リベンジ
1回目6月1日に行ったけど友達からもらったタダ券+とある歌手のコンサート付きだったので企業パビリオンの混雑に嫌気がさし全く企業パビリオンは見れなかった。
そのリベンジとして何が何でも日立館を見たいと思い、近くに住む特権もあり8時ちょいすぎからゲートに並んだ。
それくらい気合入れなきゃ4時間待ちとか当たり前だもん。
事前にさとしクンと打ち合わせして入場したら即ダッシュで彼は走り、待ち行列に並ぶ事に。
当日整理券をもらうより並んだ方が早いらしいって聞いたから。

そのかいあって待ち時間は2時間程。
気温もそれほど暑くなく、たまに吹く風も涼しかったので立ちっぱの足の疲れ以外は問題無かった。
念願の日立館を堪能して、昼前にランチ。
前回回れなかった外国館を巡った。
その頃には日差しも強くなり、後で知ったケドこの日34℃くらいまであったらしい・・・。
本当はやっちゃいけないんだけど禁止されてるペットボトルの持ち込み。
やっちゃいました。
お茶を凍らせてハンドタオルでくるみ、バッグの下に置いて、その上から魔法瓶の水筒を入れて上から見えない状態にしたら持ち物チェックもすんなり通過。
そのおかげで冷たいお茶をずっと飲める事が出来て暑さ対策もバッチリでした。

あと、嬉しかった事。
トルコ館。
入るのに行列が出来てたんだけどアテンドのお姉さんがツツッと寄ってきて
カタコト日本語で
「暑いの大変ねぇ、お腹大きいからコチラへどうぞ・・・」
やったっ!優先入場♪
「いつbaby産まれるの?」
なんて話をしながらとっても優しくガイドしてくれました。

グローバルコモン1でアテンドをしてる友達を訪ねて行ったら仲間の外国人アテンドを紹介してくれた。
もう万博に来る事はないので民族衣装を身にまとった友達&仲間アテンダントと記念写真。
疲れも溜まってたのでそこでしばらくゆっくりとくつろがせていただいた。

妊婦が乗れないと言う事で前回諦めたワンダーサーカス電力館も黙って行列に並んだら何も言われず入れたし。
気にする事なかったみたいね。

夜まで会場に居ようかと思ってたけど体力の限界を感じてアッサリ4時半に断念。
お腹も痛くなる時も結構あったし、体のバランスがうまく取れないから歩き方もちょっとヘンだからか必要以上に疲れた。
一日中歩くとか無理が利かないカラダに一歩ずつ近づいているんだなぁ。

そりゃこのポンポコリンのお腹見れば一目瞭然か・・・


今週末、さとしクンの実家大阪へ行きます。
なんと中元に夕張メロンが届いたので(お義母さん、ありがとっ♪)中元返しを持っていきます。
ついでにお義母さんの実家、香川にお墓参りと小旅行を兼ねて3人で行ってきます。
私は初香川。
本場の讃岐うどんを食べに行くのがとても楽しみです♪


mamirin |MAIL

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