思い出に変わるまで
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以前にも書きましたが、ちょうど一年前の今日 結婚式を挙げました。 式を挙げたレストランからウェディングプランナーの担当者のメッセージ付き年賀状が届いたのでさとしクンとタメ子と三人でディナーへ行きました。
午後から名古屋へ出向き買物予定も無いのに高島屋、名鉄百貨店と巡りました。 OL時代は百貨店めぐりが好きで通勤服なんてポンポン買ってたのにねぇ。 今じゃおしゃれな服買ってもどこ行くの?って感じだもん。 それにこんな可愛い服じゃ授乳できないじゃん! 今はおしゃれに縁遠いな(涙)
そしてさとしクンの希望で本屋へ。 フラフラ店内を周ってたら目に付いた絵本コーナー。 ・・・買ってしまった絵本・・・。 だって最近のタメ子絵本の読み聞かせると反応がすごいんだもん。 今回買ったのも仕掛け絵本でタメの反応が楽しみ。
レストランの予約時間までの4時間をデパート巡りに費やした為、足はかなり疲労気味。 店に着いた時には正直ホッとしました。
あらかじめ赤ちゃんを連れて行くと話してたので個室を用意してもらい 早速以前飲んで美味しいかったスパークリングワインをグラスで速攻オーダー。 牛ロースの石焼き、おぼろ豆腐のサラダ、刺身5種盛り・・・ 美味しかったぁ♪ プランナーさんも忙しい中、何度も時間を割いて訪ねてくれて楽しい話で大いに盛り上がった。 タメも愛想振りまきすぎて おぃ!おかしくなったか? ってくらい声を上げて笑ってました。 記念グラス+日本酒も頂いて嬉しかったなぁ。
二人でお酒を飲みながら 1月・・・結婚式 2月・・・何があった?あっ私が内職スタート 3月・・・うーん・・妊娠5ケ月。おなか大きくなり始めた頃かな? って一年を振り返ってしみじみと語り合った。 タメ子が家族の一員になった事がやっぱり一番の喜びで 来年の今頃はどうなってるのかなぁ・・・なんて。 こんなイイ雰囲気の中で二人の歴史が増えてくのを振り返る機会っていいなぁ。って感じました。 来年も2周年ココに来れたらいいな。
さとしクンにも感謝。 ケンカもしたけどいつも折れてくれるのはさとしクン。 だから大きなケンカも少ないんだと思うし 日頃のささいな事も大目にみてくれてるから私は自由に振舞える。 「やっぱり家庭は奥さん主導じゃないとね」 なんて言ってくれる言葉に甘えてるのは私の方だし。
これからもよろしくね、さとしクン。
行って来ました。 告別式、葬式。 二日続けて行き、火葬場までついて行きたいと言う姉と一緒に最後までyukaちゃんを見送った。
死因は・・・ハッキリとした病名は分からなかったけど 長い闘病生活から無くなった体力。 肺炎で昨年末から入院してたけど咳をした時胃酸が肺の中に入ったのが致命傷となったらしい。 心停止してから蘇生を施され、家族が見守る中息を引き取ったと・・。
姉は彼女の家へ直行 夕方に実家に帰ってきた時には必要以上に淡々として他事の話ばかりしてる。 対面して泣き尽くしたのは明白で、多分あれこれと考えると泣けてくるから話題を避けてるんじゃないかと思った。
告別式 飾られてる写真は私が良く知ってる彼女の写真。 まだ実感が無かった。 棺に寄り顔を見たら遺影の面影が無く頬が痩せてしまったyukaちゃん。 一瞬誰だか分からないくらい。 それでもよく見ると間違い無く彼女だった。 口元は今にも喋りだしそうに微笑を浮かべてて 薄く施された化粧はとてもキレイな顔立ちだった。 そして亡くなった事実が目の前に叩きつけられて涙が溢れた。 姉も名前を呼びながら棺から離れようとしない。 母は弱い視力で棺越しに彼女を確認し、白装束が白打ち掛けみたいで キレイな顔してるよって声を詰まらせた。 yukaちゃんのお母さんが来てくれてたら母親同士顔を合わせるなり抱き合ってむせび泣いてた。 みんな悔しくて、悲しくて、信じたくなくて。
突然訪れた訃報はただただ悲しいだけだった。 声を詰まらせて泣く子供の姿が目に焼きついてしまい 喉の奥が熱くなるばかり。
翌日 葬儀に参列し、最後の別れの時に顔を触らせてもらえた。 冷たくなった頬をなでるけど温かさは戻らず、 眠る彼女の頬に触れた指の跡がほんのり残るだけだった。 姉は一緒に撮った昔の写真、手紙、彼女の吸ってたタバコを棺に入れ 「yuka・・・yuka・・・子供達の事、見守っててあげてよ」 初めて声を上げて泣きじゃくる姉の姿を見た。
子供の成長を見つめたかっただろうなぁ 姉と約束してたバス旅行行きたかっただろうなぁ まだまだやりたい事たくさんあっただろうなぁ 悔しかっただろうね 体がままならなかったのは辛かっただろうね でもよく頑張ったよ
まだ耳に残る元気に喋るかつての彼女の声が 頭から離れなかった
人は産まれたその日から確実に死に向かって歩いてる。 生きていれば必ず避けて通れない道だとしても あまりにも早すぎた 急ぎすぎたよ もうちょっと休憩しながらゆっくり行かなきゃいけなかったよね
せめてもの弔いに 夜は家族で酒を飲みながら 元気だった彼女を思い 昔話をして夜中まで過ごした
突然の事すぎて 何を書いていいのか分からない。
さっき 姉から電話があった 知らされたのは姉の親友の死 一瞬姉の言葉の意味を理解できなかった 「どうして?」 震え交じりに出した言葉が少しずつ意味をもたらし テキパキと説明する姉の言葉が現実味を余計と遠ざけた
yukaちゃん 4つ離れた姉の高校時代からの親友。 よくうちに遊びに来てた。 一緒に母の故郷の長野へ旅行もした。 キャンプも一緒に行って、いつも姉と行動を共にしてた。 一人っ子のyukaちゃんは私とも遊んでくれて もう一人のお姉さん的存在だった。 結婚して子供を産んだとき、妊娠中毒症から内蔵を患い、持病となった。 子供一人だとかわいそうだからってお医者さんと相談しながらもう一人子供を産んだ。 第一子が産まれた時には第二子は諦めてと医者から宣告されてたけど 慎重に慎重に持病と闘いながらの出産。 その子供も今では小学校5年生と幼稚園児。 病気の事は私もすっかり忘れてた。
年末から体の調子が良くなくて入院してたのを姉は知ってたけど まさか亡くなってしまうとは・・。 死亡原因はまだ分からない。 姉もそこまで聞けなかったらしい。
タメ子を妊娠中、yukaちゃん家に遊びに行った姉を迎えに行ったのが私が見たyukaちゃんの最後。
私の大きなお腹を見て元気そうに笑顔で「楽しみだね」って言ってくれてた。
姉のアルバムにはいつもyukaちゃんが居た。
実家に午後から行って来ます。 今夜がお通夜なので明日の葬儀にも行くつもり。 母と電話で話すけど母も涙声で・・・。
気丈に電話で話してた姉の様子も気になります。 仕事場からの電話だったので泣く事も出来ない姉の心内を思うと可哀そうで喉の奥が詰まる。
まだ実感もわかない。
36歳。 早い。 早すぎるよ。 子供二人残して。
2006年01月10日(火) |
親になって事件を想う |
仙台で生後10日足らずの新生児が誘拐され、先日無事両親の元へ帰ってきましたね。
この事件。 本当に胸が痛んだ。 子供を産む前は単なる事件としてとしか感じなかっただろう。 だけど、出産を経験すると自分に置き換えて考えてしまう。 そんな親御さんは全国に沢山いただろう。 10ケ月間、毎日お腹の子を想い、今か今かと会える日を待ちわびて、やっと対面できたと思った途端誘拐。 たまらん。 てか、まず母親なら泣き崩れるね。 まして体温調整がうまく出来ない新生児 寒空の下に放り出されてたらまず生きてないだろう。 心配で胸が押しつぶされ、眠れない日が続いただろう。
最初この事件を知った時には、もう生きていないだろうって思った。 無事帰ってきた事をニュースで知り
「本当によかったぁぁ」
ココロから言葉に出したその時 さとしクンは
「女の人って子供産むとこういう事件に敏感になるなぁ」
感心してたけどタメが誘拐されたら有り金全部差し出すのは間違いなく アンタだよっ!!
最近さとしクンのマイブームは「タメ子寝かしつけ」 腕の中でしっかりと抱き、眠りにつくまで見守るのが楽しいらしい。 本人曰く達成感があるそうな・・・。
「でもさ、胸に顔つけて眠る姿見ると可愛くない?」
私が聞くと
「そうか?」
なんてあっさり言うけど
「可愛くない?」 もう一度聞く
「可愛いな」
即答で テレ笑いするさとしクン
あんた、私にそんな顔したことないやん!
日々父親になっていく彼を見てると嬉しいやら面白いやら。 初めて赤ちゃんに触れ、いくつも伝説を作ってくれます。
昨年は幼い子供を狙った事件が多すぎた。 今年はどうか少なくなりますように・・・・。
2006年01月09日(月) |
名古屋で初詣+おもちゃ |
今日は熱田神宮に行ってきました。
知り合った当初の年末。 「転勤して名古屋に来て二年半。熱田神宮に行ってお参りした事が無い」 と言って誘われた事があったんです。 結局その時は初詣に行かず、さとしクンの友人の居酒屋経営のN氏の店へ行ったのが私達の始まり。
ふいにさとしクンが思いついて熱田神宮の近くにあるイオンショッピングセンターとセットでお出かけ。 空いてると思ってたのですが、意外や意外。 参拝者は結構いました。 会社全体でおまいりしている人も居て、団体客が目につきました。
ショッピングセンターではふらふらとまわり 新年会で飲んだワインをさがしてたけど見つからず。 数件まわってるけど販売店をなかなか探し当てる事は出来ません。 ワインは種類が沢山あるから無理なんだろうか? ネットではあったんだけどね。
そして帰りの道中にトイザラスへ。 最近手を伸ばし、いろんなモノを触るタメ。 お風呂で遊べる安いおもちゃを探しに。 そこでディズニーのパペットのマリーちゃんを手に取り タメの目の前で遊ばせたらかなりの好感触。 声を上げて喜んでいる姿に気をよくしたさとしパパがタメにプレゼントしてくれました。 お風呂のおもちゃはオーソドックスなカエルちゃん。 口の中にある紐でくくられた玉を引っ張るとカタカタ音を立てながら パクッ! 350円だし。 懐かしいと思いながらも即購入。
これもタメには好評で家に帰って見せるとケラケラ笑って大うけ! キラースマイルに弱いパパ。 カエルちゃんを手にしつこいくらいタメに見せて遊んでいた。
子供のおもちゃがこんな感じでどんどん増えていきそう・・・。
トイザラスは本当、大人も子供も楽しめるくらい色んなおもちゃがあって楽しい。 人生ゲームの前で大人二人立ち止まり、物色してた姿は間違いなく「子供に戻った大人」だったでしょうね。 今はお笑い芸人を目指す人生ゲームらしきボードゲームもあって品数見るだけでも面白かった。
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