 |
 |
■■■
■■
■ 子供との対話
長男を午前中に病院へ連れて行った。
旦那が宿直明けで帰って来てから、すぐに病院に電話をし、空いているのを確認して行った。 (吐き気がひどいので、長い時間待つなら、私だけ先に診察券を出しに行こうと思ったのだ) カルテを用意して待っていてくれた上に、2〜3人待つ間、処置室で横に寝かせてくれたので、有り難かった。
「ところで何年生や?」 お腹を触診するために、長男を寝台に移す時に、先生が聞いてきたので、「今年から年長です」と言うと「えぇー!?」と看護婦さん3人込みで同時に驚かれた(笑) 「大きいな〜、しかし!」 「ええ、まぁ…」 もう慣れた(笑)
吐き気止めの座薬を入れてもらい、礼を言って長男を横抱きに持ち上げると、「お母さん!あんた、怪力やな」と笑いながら感心された。 「母は強し、や!」 この重みにも、…慣れた(苦笑)
昼過ぎに子供らが昼寝をしている時、幼稚園友達と、そのママが、長男が先日作った工作を持って帰ってきてくれた。 彼女は今、幼稚園ママ同士の渦中の人である。 昨日、私がキレたという相手でもあるが、とりたてて今日は問題なく笑顔で会話が出来た。
彼女についてのママ同士の会話や喧騒を、子供の目が届かない場所でいつもできるか、と言えば無理である。 子供は敏感に母達の会話を聞いている。 ある子は「Uちゃんのママの事?」と母に聞くらしい。「何でもないよ」と聞かれたママは軽くあしらうしかなかった。
子供は異常な程、敏感に察知する。 ウチの長男も、気付いてはいるけど、知らぬふりをしている。 ただ、ここ数日の彼女と私の直接対決をまともに見た長男は、何かを私に期待する様な目で見ていた。 今夜、旦那と次男がお風呂に入った後で体温を計ろうと長男のそばに行った時、 「さっき、とーたんに言ってた事、聞いてたやろ?(今日、彼女が来た事も絡めて話を色々旦那にしていた)」 「うん」 「和馬は、みんなのママがUちゃんのママと喧嘩してんのも知ってるな?」 「うん」 「Uちゃんのママとな、どうやったら仲良く出来んのか、みんなで一生懸命考えてんねん」 「うん」 「わかる?」 「うん、わかってる」 昨夜から吐き続けた長男は、心なしかほっそりとした顔で頷いていた。 それが、妙に大人っぽく見えて仕方なかった。 大人も子供も同じように色々あるし、頑張ってるんやね。 すました親になれない私は、子供にもある程度の「大人の事情」を説明する。 隠しきれないからだ。 なぜ母親が喧嘩をしているのかが分からないと、不審なまま子供も過ごさないといけないし…。
あながちそれぞれの子供同士の関係も、無関係でない状況であるので、自分の名前が出ているのも気にしていただろう。(自分の友達の名前も出るし) 「ああいう人だから」と言われている彼女と、自分の母(私)は、どう付き合っているのか、…とか、なぜ突然帰りがけに口論になったんだろう、とか。
「なんで?」と容易に聞いてこない長男の目が、時には探るように私を見たりする。 「教えたろか?」と言うと、黙って頷く長男。
本当に最近、特に大人びた長男である。
そんなこんなで、明日も大事をとって幼稚園を休ませる。まだ微熱がつづく。 昨夜、ほとんど眠れなかったので、今夜は早く寝て、明日は何か描きたいなぁ〜。
おやすみなさい☆ (ここんところ、ずっと携帯から書き込んでたりします。子供らを寝かせてから、布団を出る事が出来ません〜!ぐー…)
2004年03月03日(水)
|
|
 |