WEB!! J.B.Pro.薔薇色の日々
ほしの・しらど



 沈黙の裏側

日記、と言うよりも、今の私の意思表示っつーか、たいそうなモンでもないけど、自分自身の覚え書きです。今回は(いつもか/笑)

ここ数日は、アンソロの件で正直、自分を立て直してました。

まず、話はズレますが、先日の日記で如月さんの名前を載せたのは、彼女のサイトにアンソロの仕事が明記されていたと言う事で、公表しても大丈夫だと判断したわけです。
それと、「京都新選組」を描くであろう作家さんの代表として、お名前を載せさせていただきました。
ちょっと、ためらいはありました。
何の他意もありませんが、如月さんのお名前を出してしまえば、恨みがましい対象となってしまうかも…なんて。
こっちはこれっぽっちも思ってはいないんですが、個人名を載せてしまうと言う事は、「如月さんは出てるのに」という表現にもなりかねないし。

しかし、そういう誤解を覚悟であえて如月さんのお名前を拝借したのは、上記の様に、新選組作家の代表格でもあられるし、ご本人も本誌の公表をされていたからです。
そして、まあ、この日記を見て頂いてるならば、「そういう編集」のやり方も知ってもらえるかな、と(執筆されるご本人に言うわけにもいかないしね/苦笑)

そしたら、メールを頂きました。
ご本人から。
きっと心配された事でしょう。いろいろ。
すいませんでした。ホント。気を使わせてしまいました。
でも、そういう編集ですから(怒笑)

で、もう一つ。
日記を読んだ方から色んな反応を頂きました。多くは同情と憤慨(私以上に/笑)の内容です。
即座に慰めていただいて、恐縮しております(^^;)
ありがとうございます。ありがとうございます。

すっかり溜飲の下がる思いです。

とは言え、この度の事は、結構考えました。
アンソロ本の事ではなく、自分の方向性を、です。

まだ消化しきってないまま書き込んでいるので、支離滅裂かもしれませんが(^^;)

編集からの否定によってものすごい大きなショックは受けました。
ただ、同時になんだかんだ言ってても「甘え」と「ぬるま湯」にどっぷり浸かっている自分も感じました。

サイトを開いていると、公の場に出ている意識というより、「支持してくれている」人によって守られている感じが強まります。
外部から見ると、入りにくい程の「小宇宙」(故ナンシー関談)の中に、管理人と支持者がいるわけです。

同人誌は好きなものを描けるかわりに、自分のクオリティもかなり必要になる、と覚悟しながら描いてきたはずでした。
---ハズだったんです。
一生懸命描いて、なんとか上達したい一心で、なんとか本を出したい一心で
「クオリティを高めている自分」に近付くように、色々と頑張っているつもりでした。
つもり、というのは悪い言い方かもしれませんが、上っ滑りの感がいつもあったのは事実です。

CGを完成した達成感、本を出して嬉しかった気持ちは、確かに少しずつでも前進していたでしょう。

何度も繰り返してこの日記にも書き込んでいる「描きたい事が多くて」「描きたい気持ちが大きくて」どう、何を描きたいのかが散漫になっている自分。
伝習隊の「ここ」と言う部分が描きたいはずなのに、どう描きだせば分からないまま、胸の奥でもやもやと綿のように渦巻いている「欲求」

参加イベントが年に夏と冬にあり、それにあわせて新刊を出してはきたものの、---そのときは「新刊だーvv」と意気込んでいるし、本気で楽しんで描き上げた本だから愛情はあるけれど---
どうにも「消化不良」のままかかえているモノが2年程前から消えずに胸の中に残っている自分。

おざなり、という姿勢はとってはいません。
マンガやCGを描く意気込みは、その時そのとき精一杯に注ぎ込んでいます。

ただ、今回、編集側からの「何気ない理由」であれ、はっきり否定された件で、私、あえて「全然頑張ってなかった」自分を見つけてしまいました。

私の同人誌を読んで下さっている方もいらっしゃると思います。
以前発行した「蝦夷滞在」「蝦夷滞在2」「勝太と歳三」などの本の中で、私は当時、描きながらものすごく感情移入して描いた作品があるのを思い出します。
当時、幕末にハマったころ、史料を見る度に歓喜し、その新鮮さにドキドキし、想像に全神経を使い、描く事に楽しみを感じていました。
「恐いもの知らず」で描いた「勢いだけ」の話もあります。

最近、私は滅多に新資料にも出会わず、年月が経って良い意味で「こなれて」きた反面、「だから当時のあのパワーでは描けないよ」と苦笑している自分が、しごく当たり前だと思っていました。

でも、この胸のもやもやは、当初の頃の感情となんら変わりなく、「描こう」と思っただけでドキドキするし、大鳥や土方や本多らの人物を描く度に嬉しいんです。

結局、パワーは落ちているどころか、蓄積されたまま「発散」せずに、日常の雑用や、サイトの更新、CGで晴らしきれず。
それでも「こなれた」私は、小手先で新刊を出し、それを楽しみ、CGを完成させ、褒められると満足する。

これ、どうです?
いやーなヤツですよ。自分でも。
「私ごときが」と言いつつ、すっかり安住してしまっている。

「そうやないやろ」と思えたんです。
「おまえ何様や」と。
プロになるより、好きな同人誌で好きな事を描きたい。
言いわけにもとれるポリシーを「いや、同人だからこそ、自分で自分を鍛えないと」と立派な意志表示をしてきたにもかかわらず、結局最初は、基本はそこにあっても、段々とぬるま湯に浸かっていたんです。

更新や日常にかまけていたのは自分です。

以前、西澤さんに「ゆっくり描いても良いじゃないですか。1年や2年くらい待ってますよ」と言う内容で激励されました。
でもその1年や2年が恐かった。
新刊を「出す」のに追われた。サイトを更新するのに追われた。

たくさんの人にサイトに来てほしい、たくさんの人にどんどん新しい本を読んでほしい。

質をおとすつもりはないし、オザナリで描いてきた訳でもない。

でも、実際急いで、急いで、周りに守ってもらっているのを良い事に、ホントに描きたい事を描けなくなっている自分が取り残されている気がしてきたんです。
「描きたい事が多くて」「描きたい気持ちが大きくて」描きだせない、という理由は、この際無効にしなければならないな、と思うんです。

描きたい事が多くて、夢中で描いてた初期の自分と、今の自分はナンにも変わってない。

「どう?また更新したよ」「また新刊出来たよ」とアピールすればする程、周りの目を気にしていた自分が浮かび上がる。
だからこそ否定された時のショックははかり知れないものだった。
「何で?こんなにやってんのに」

何で?やないやろ。
何を期待しとんねん。
「一人でも読んでくれる人が居るなら、描き続けたい」って言ってたハズやろ。
カウンターが回ったら有名にでもなれると思ってたんか。
有名ってナンや。
壁スペースで列が出来ればええんか。

そんなん期待するんやったら、歴史の同人やめろ。
今、はやりの作品パロディーやって、ちょっと女性向け描いてたらええやんか。うまい人のサイトに入り浸って、友達になればいいやんか。

そう、ちゃうやん。

何で伝習隊が好きなんか、何で長い事歴史やってるんか。

好きで描けたらいいんやったら、好きやから描きたいんやったら、好きなもん描かんかい。
誰も止めてへんし。
そう、誰も止めてへんし。

自分の好きな事描ける「同人誌」を描けば、いいんやし。
誰のせいでもない、焦ってたのは自分ばっかりや。

笑止。笑止!

丁度、これを書き込んでいるのは4/1です。
心機一転の時期でもありましょう。
桜も満開です。
私は高校の春休み、映画「Ronin」のCMで「好きな事やらんで、何が青春じゃ!!」と叫ぶ竜馬の台詞で幕末に興味を持ったのがきっかけです。
あの一言は、人生観も変えました。(映画評は別として)
その一言で幕末に入り、その主旨のまま今まで生きてきました。ある意味。

ちょっとここ数日、色んな思いを抱きました。
そんなこんなの、覚え書き(長い!!)です。










2004年03月31日(水)



 脱力アンソロ

がはあぁぁ〜、脱力〜。
詳細送ってきといて、締め切りまで知らせといて、内容まで知らせといて、ページ数まで(以下略)

「今回は執筆見送らせて頂きます」

だってさ。

(遠い目18分)

京都新選組関係の執筆者で固めるんじゃないですか?とNさん(あえて/笑)

普通、こういう詳細って、決定しているから知らせてくるんじゃないんでしょうか?
如月さんとか描くみたいだよな、やっぱ。

「土方さんが絡んでいれば箱館でもOKです」

でもやっぱり箱館は切られるんだな。
なーんか、無礼ですな。

都合聞いといて、詳細送ってきといて、発行日まで知らせてきて、あげく
これですって。

なんか、ほんとたいした描き手ではないですが、ここまで失礼なことされたら、ないがしろにされてる気分です。
屈辱まで感じます。

バカにされてるんでしょうか。
そう感じます。

今夜は同じく色々と怒ってらっしゃるNさんと電話でクッチャベリます(笑)
商業誌は嫌いだそうです(何があった!Nさん/苦笑)

こんな失礼な態度、久しぶりです。
オンリーとかアンソロとか、不遇やわ、私。
嫌われてんのかな(好かれてないんだろ)

大鳥さん、私も脱走したいわ。戦いながら(笑)
今なら滝川以上に戦力になりそうな気がします。

もう人の褌で相撲はとりません。そう、考えません。
ひたすら伝習本に集中しよう。

それにしても失礼な話です。

追記>

編集の方からおわびのメールを頂きました。
しかし、見合わせの理由が「絵柄に魅力を感じない・絵柄が古い」という理由だそうです。

絵柄の事を言われるとは思ってみませんでした。
だって、アンソロジーって、いろんな絵柄の人が集まっている本だと思っていたからです。
J系マンガのアンソロをよく読みますが、好きな絵も嫌いな絵も、色々入ってるから万人向けの商業誌だと思っていました。
出版側の担当が選ぶ「はやりの絵」「好きな絵」で選んでしまっている現実が、なんともショボイと・・・いや、別に私の絵がどうのと言うわけでは有りませんが、だったら私の好きな同人作家さんたちは実力があるのに「絵柄が古い」と言われかねない方も多いので、苦笑してしまいました。

編集は売れる本を作りたい。
当然でしょう。
「今年だから」と意気込んでいる割に、(いやだからかも)今風の「絵」だけを集められているのでしょう。
(今風の絵というのが・・・どうにも、)

しかし、なんですね。
「絵柄に魅力がない」というのは、なんとも、ぐったりしますな。
こんなにはっきり言われた事無いですよ、正面切って(苦笑)
もう返信する気力もありません。
すいません、魅力なくて。

大きなお世話です。

出版社いうのも大人気ないんで、書いてませんが、6月に発売される新選組アンソロジーです。

なんか、もう声かけないでください、って感じ。



2004年03月29日(月)



 最終回か〜Nステ

旦那の熱、37.5度前後。
一日中寝たきりです。

幸いにも子供らと私は元気に動けるので、日常は普通に生活(笑)
今夜は空手。

明日は朝一からドラえもんの映画を観に行くのだ〜。
園児6人、兄弟4人、母6人の計16人!すげぇ!(笑)
車3台に分乗して、現地集合なのだ〜!
今日、前もって買った前売り券を持って、たつママが座席指定をとりに行ってくれたvv

夜、空手でレオママと「ジッパー付きの保存袋なら音がしないし、フタしておけるから、それにΓテップコーン小分けして持ってく〜」「当然、ペットボトルがフタできてイイよね」「飴ちゃんはどれ持って行こう〜」と、打ち合せバッチリ(笑)

空手が終わってから遅くまで開いているスーパーでジュースを買って帰る。

ルパン「カリオストロの城」をやってた。
今夜は久米さんが最後か。
最近はNステも見てなかったから、この後ちょっと観るかな。

「トリコレ」に小説書いた。

2004年03月26日(金)



 後半、体調良好フル回転!

久しぶりに早起きから解放される朝が、今朝だった。

義母の電話で起きたのが9:00すぎ。
しかも、電話は一階で長男が対応している声で終わった。
つまり、私は寝たまま聞いて終わったわけだ(おい)

どうにも昔日の疲れがたまっているのか、昨夜の胃痛と胃もたれ、脇腹の痛みが辛かった。
旦那が休みだから大丈夫だろうと思って寝ていたのに、旦那の姿がない。
「歯医者さんに行ったよ」
朝一で行くとは思わなかったわ(苦笑)

実は昨日、歯痛に耐え切れなくなった旦那を初めての歯科医に連れていき、今日、抜歯する予約を入れていた。
午前中に帰ってきた旦那はむっつりと押し黙ったまま流し台まで来て、
ただ見ている子供らの前で、口の中に溜まっていた血をダー……ッと滝のように吐いて見せた。
「…」
固まっている子供らに向かって口から血を流しながら笑っていた(おいおい)

その後、風邪をこじらせっ放しだったので、旦那は以前住んでいた所の掛かり付け医に行く、と言い、私に運転させた。
いまから考えると、よっぽど辛かったのか、と思うけど、「私が運転かい!」とその時は突っ込んでやった。

ついでに私も喉も痛いし、胃が重い、と言うことで一緒に診察してもらった。

感冒性胃腸炎。
何度聞いたかわからない、この風邪。
その名残りでの扁桃腺の腫れと、胃ではなく、腸の動きが著しく悪くなっているので、胃が押し付けられているせいと判明。
ついでに、正常範囲ではあるが、最低血圧が50しかなかったのも判明。

自宅へ帰った後、長男のお友達の家へ行く。
終業式以後、長男と次男が相次いで病院通いだったので、お友達と会うのも久しぶりだった。

夜、旦那の風邪が急激に悪化。
大の大人で38.5度の熱はしんどい。
いっぱい汗をかいて、呻いている。

さて、とりあえず元気な私は、このあと元気に寝てしまうつもりである。
義母からはまた夜に電話があったが、たいした用事ではなかったので安心。

明日から日曜日まで、ちょっと忙しい。
(っても、長男絡みの行事ですが)

あ、Dデザイナーの仕事の件は、突発で「自宅製作」できる仕事ならまわしてくれると言う電話をもらった。
ま、その会社については気長に対処しよう。





2004年03月25日(木)



 いらっしゃ〜い!

ゆいなさんが泊まってます(笑)
昼ごろに到着されてから、長男同士はノンストップで寝るまで遊んでいました!
(次男は途中、昼寝でリタイア。のち復活)

昼過ぎにいきなり留守と子守を押しつけて、私は一路バイクで(本多…もといホンダ)トヨタへ。
先日契約した新車の頭金と、必要書類を渡して無事成約〜。
その後、ゆいなさんが持ってきてくれたケーキを頂き、夕食までまったりと過ごし、風呂に入ってもらって就寝。

ふふふ…ゆいなさんの長男クンとウチの子供ら3人のヤロー共と一緒に風呂に入ったら、元気驀進!アバレッ…じゃなくて…すごいの何の(笑)
大嬌声、おおはしゃぎ!

風呂から出た時、「果たして私は今ナニをしてきたのか?」と記憶喪失(笑)
先に一人で入ってもらったゆいなさんの横で呟く。
いやはや、元気なのはイイ事だ!
すごいぞ、あんたら(笑)

とりあえず、今はそれぞれの子供を寝かし付けているところ。
一階の和室では、ゆいなさんが…。
子供より先に寝てたりして…(笑)

子供が寝た後で…、ゆっくり飲む体力が果たして母達に残されているのでしょうか!?(苦笑)

2004年03月23日(火)
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