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■ 見返るしらどサン
12日の有明・夏コミご苦労さまでした! 当スペースにもお運び下さった方々には、本当に感謝いたしております。 直にお会いしてお礼を言えなかった私ですが、この場にて御礼申し上げます。
新刊と言えども小説本にも関わらずご購入下さった方、 「ALL TOGETHER」をお買い上げ下さった方(お陰さまで完売いたしました)、 男性の方が多かったとスタッフより報告頂きました、皆様、本当にありがとうございました!!
今年は私事でどうしても東京に行けず終いでしたが、冬のコミケは考えておりますです。 年末ですが、……なんとか行ってきたいと思っております。
アンケート回答でも分かりますが、やはりサイトを見てJ.B.を知ってくださっている方々が多くなっております。 以前ならイベントでの本誌発行でしか表現できなかった時代(いつの時代かと言われても、つい最近ですよね)から こうして、まあ、無差別にインターネットで配信してしまう時代になって、どうも私自身が、読んで下さっている方との距離を感じてしまって仕方ないのです。
タイムリーに描いたものをいわゆる「垂れ流し状態」で発信できるのは便利だし、早く見たい人の要望にもこたえるコトができます。 その気になれば、ネット上で本をデータ化してダウンロードでお代を頂くというネット上の同人誌委託販売を取り扱うメーカーもあります。
でも、やはり立ち返って考えると、本誌になったものを手にしてもらい、作者が読者の方と直接話して色んなご意見・ご感想・指摘をもらえるイベントという場所は、同人誌を発行しようと思った原点でもあるんですよね。
反応を直接もらえる(それなりの緊張感は覚悟)数少ない場所に、ずっと顔を出せずに、スタッフ(売り子さん)からの反応だけをヨシとすることはできません。
いつもイベントが終わってから反省します。マジ、気分的に引きこもるくらい考えます。 反応が思ったよりなかったのは何故か。 感想が届かないのは何が足りないのか。 読者の意向とズレているところはどこか。 自分の表現にツボがなかったのか。
はてには、幕末という少ないジャンルの中で、伝習隊を扱う意義は... とまあ、今、自分が好きで描いているモノにまで不安を感じてしまうんです。
同人誌なので、決して欲は必要ないんだけど、それでも以前より比べて反応がなくなると、 「ああ...ついに飽きられてしまったんだなぁ」と肩が落ちます。 それなりにいつも支えて下さる読者の方々には本当に感謝しております。 でも、自分自身が進化していってない現状を見る様な気がして、ホント落ち込みます。
幕末のサイトや同人誌を見ると、本当に多種多様で、一昔前の幕末同人界に比べて、本当に華やかな部分が増えて来ました。 私もどんどん出てくる作家さん達に負けない様に試行錯誤して描いてきました。 それぞれの時代に望まれる作家の形は変わってきます。 そればかりを意識しても仕方ないと思っています。
でも、...同人誌を売ったら終わり、という「ハケ主義」で終わりたくないんですよね。 そこに何かを求めている自分が、最近重くなってきたりもしますが...。
最近、WJ連載の同人誌を出そうと思いました。 幕末とは日にちも違うし、もちろん発行のテンションも違います。 だから、今発行できるかと言うコトで、時間的、物理的に躊躇しています。 でも、そっちを描けば、何か違う流れが見えると確信しています。
幕末に長く居過ぎた、とも思います。 でも、幕末は長く居ても構わない場所だとも思います。 それだけ奥が深くて、新鮮な人物が多く発掘できる場所です。
今、ものすごーーーーく、自分を見失っています。 差し当たって、目の前の冬コミに、どうすれば良いのかも、どっちの方向を見れば良いのかも迷っています。 (オンラインでの申し込みに変更したので、まだ受付〆切じゃないんだよね)
一日目に参加しようか、二日目に参加しようか。 それすらもわかりません。
とりあえず、今は幼稚園のバザーポスターを事務的に作っています。 月末にはイラスト関係の試験があります。
来週の水曜日には、右胸にあるしこりの検診に行って来ます。
2006年08月17日(木)
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