WEB!! J.B.Pro.薔薇色の日々
ほしの・しらど



 清々しい音楽会のハーモニー

はーい、今日は勤労感謝の日で祝日ですが、学校では午前中から音楽会です。

休みの旦那も連れ出して、次男と3人で学校の体育館へ。
3年生はプログラム1番だったので、10時前には終了。
いちばん後ろの列のど真ん中で長男を発見。

次男は昨日、いわゆる2回目のリハーサルに幼稚園から招かれて、たまたま3年生だけ演奏してくれたらしく、長男の演奏する姿を見ていたので、
「お兄ちゃん、真ん中やったで」
と、場所もリサーチ済み(笑)

ずらりと並んだパイプ椅子の真ん中あたりに座って、見学。
たまたま通路を挟んでイノッチ親子もきた(笑)
6クラスもある3年の迫力はなかなかにイイもので、リコーダーやピアニカ、木琴や大太鼓、ピアノなど合唱も含めて5曲披露。
終わる頃、悦子ちゃんちのあみちゃんがこっそりと来て、
「圭太くんのお母さん、3年生終わったら帰る?」
「うん、帰るよ」
「席、交代してくださいってお母さんが言ってる」
「あ、オッケーオッケーvv」
安心してにっこり笑って向こうへ行くあみちゃんを見て、旦那が
「可愛いな、あみちゃん」と一言。

3年が終わったので、あみちゃんから預かった悦子親子の荷物を座席に置いて退散。
振り向くと、悦子ちゃんが手を振って礼を言ってた。

来年は音楽会ではなく作品展になる。
その次はまた音楽会。
毎年、それを繰り返すので、次男が2年の時には長男は5年の音楽会。
「再来年はすぐに帰られへんな」
「まー、それもしゃーないやん。夫婦で見たろ」
澄んだ秋晴れの空を見ると、雲一つなかった。

さてさて、少し疲れが出てしまったのか酷い眠気が来たのでお昼寝。
長男が学校から帰って来てから旦那と子供ら3人で梅田までお出かけの様子。
少し自分の時間をゆったり過ごす。

夕方、目が覚めると丁度旦那からのメール。
「これから北新地でる」
最寄りのJRの駅まで車で迎えにいく。

少し買い物をして、空手の用意。

身体がだるい気がしたので、見学しようかな、と思いつつ歩いて道場へ。
途端、身体が軽くなっていくから不思議。
結局、最初のジュニアコースから強化訓練まで身体が動いてしまった(笑)

気分爽快で帰宅。
やっぱり空手は元気の元です。





2007年11月23日(金)



 やれば出来る子です。私たち

元役員メンバーの有志で毎月積み立てたお金で、来年一月に日帰りのバスツアーを計画していました。
天橋立へタラバガニ食べ放題・温泉・おみやげバスツアーvv
参加者8人の積立金を朝イチで降ろして、またまた新八の車でとなりの駅まで。

「とりあえず三井住友銀行に行くわ。カード新しくするから」
「ほな私はみずほ銀行行ってくるわ」
「じゃ、私はチン(...私の役員ネーム)と一緒に三井住友行こう」

新八と一時別れて、イノッチと銀行へ。
窓口もスムーズにおわり、あっという間に用事が済んでしまった。

「こんなに早く終わるとは思わんかったな」
「ほんまや。新八、こっち来るって言ってたけど」
「電話してみよ」

「まだ並んでるねーん(新八)」

ということで、まだ10時前でしたが、旅行社も見つけて手っ取り早く8人分のバス席も予約確保。
参加費も払い済み。

旅行社から出て、
「.................終わってしもた」
「私らすごいな。できる子やったな」
「そーやな、やれば出来る子やな」
「新八、どうやろ、」
「電話してみよ」

「まだやーーー!!!(新八)」
「遅ーーーーーー!!!(私ら)そっち行くから待っとき!!」

みずほ銀行の前まで行くと、出て来た新八と合流。
「みずほトロいやん」
「ちゃうねん、なんか人員削除されてて」
「三井住友めっちゃウェルカムやったで」
「もー」
とか言いつつ、足は某おたくショップへ。

川西に出たなら、ついでに行こう、とズバリ!!アニメイトへ(笑)
なんかね、もう子供もってるしぃーとか言って開き直りしちゃってますわ、この手の店に入っても。
ジャンプショップも梅田にでたら率先して行くもんね(笑)

イノッチと私は銀魂・ブリーチあたりで動かない。
結局、12月に入ってからの方が面白いグッスが出るので、今回は原作のカレンダーとメモくらい。
あ、ジャガーさんのメモパッドも買っちやったvv

そのあと、ショッピングビルの地下で駄菓子を買って子供のお土産に。
「アニメイトでポケモングッズないのが救いやな」
「あったらお土産にうるさい」
「まだ銀魂やったらグッズねだらへんもんな」
「テレビは見てるけどな〜」
「ポケセン(ポケモンセンター)が近所になくてセーフやわ」

そんなこんなで車を出してランチへ。

ここんところ外食ばっかやな。

2007年11月22日(木)



 検査終了!!次はカニ!?

午前中、内科へ血液検査結果と胃カメラの診断。

新八に車で乗せていってもらった上に、一緒に内科まで来てくれた〜vv
予約していたものの、一時間ほど待って診察へ。
モノの5分。
「胃カメラ、大変でしたね」
若い先生が苦笑いしながら撮影されているカラー写真を見ている。
結果的には胃カメラを飲んでいる時に言われたものと同じ。
「胃炎が慢性化しているので、何かの時にグーっと悪化して胃が重くなってしまったりするんです。まあ、今すぐ治療しなきゃいけないとか、そういう状態ではないので、大丈夫でしょう」
「はい」
「ええ」
「え?...あの、血液検査の方は」
「ああ、(パソコンのモニターを出して)そうそう。えーと、(数値を見ている)」
ドキドキ
「うーん、大体の人は赤とか青の数字が出て、多少何かが出るんですが...Sさんの場合は、全部黒字で、そーですねー、すべて問題ないですよ」
「あ、はははは。そうですか」

...で、終了(笑)

帰りにファミレスに寄って、ランチ。
「電話ででも検査結果くらい聞いて終わったらいいのに」と新八。
「ほんまやな」
「まあ、おかげで子供ら迎えに行くまでゆっくりランチできるけどな」
「ふふふふ、これ見て」
先週、実母と一緒に来た時にもらったドリンクバーの無料券と、デザートのケーキ無料券を2人分見せて
「お礼に飲み放題ですわ、ケーキ付きvv」
「おおーvvvやったーvv」

ゆっくりたっぷりおしゃべりして、食べて飲んで。
幼稚園へお迎え。

人体の不思議展を見に行ってるイノッチとクリの子供も車に乗せて帰宅。
子供たちはみんな新八の家に預かることになっていたので、うちの次男も一緒に連れて行ってもらい、私だけ途中下車。

少しカットの仕事をして出るつもりでいたら、
「カニ旅行の件で相談あるから来て〜vv」とメール。
少し前に帰って来た長男も一緒に新八ん家へ。

小学生の長女が待っているからと言って、クリは帰宅していたけど、イノッチが残ってて
「人体〜な、あんま盛り上がらへんかった(苦笑)インカほどやなかったわ」
「輪切りあったやろ。輪切り」
「うん、あった。でもリアル死体やと思い出したらなんか重くなってしもた」
「私、2回見たけど、内容はあんまり変わらへんしな」
そこで新八
「ミイラも死体やん」
「ミイラはええねん!ロマンやねん!!」(イノッチと私)





2007年11月21日(水)



 検査するって...疲れる

この日も昨日の胃カメラに続いて病院へ。
先週のMRI の検査結果と生理機能検査。

まず、体調が悪かったのか、行きの車でパニック状態になってしまいました。
動悸がしてきて、ものすごく「運転している状況」が怖くなってくる。
手足が冷たくなって、息苦しく、ドキドキが酷くなるんです。
途中のスーパーの駐車場へ入り、少し迷ってから新八に電話。
朝、「しんどかったら病院まで送っていったるで」と言ってくれてたのを思い出した訳です。

「どうしたん?」
「あかん、病院行く途中でしんどくなってしまった」
「一人で出たん?わかった。ちょっと待っとき。すぐ行くから」

数分後、新八が白のエスティマで登場。
私の車は駐車場へ置いておいて、新八の車で病院まで。
「ようここまで来れたな」
「うーん、大丈夫やと思ってんけど、なんか...まだ遠出はムリみたい」
病院まで送ってくれてから、
「終わったら連絡し。また迎えに来るから」
私は次男のお迎えをあらかじめ悦子ちゃんに頼んでいたので良かったが、新八は自分の子供を迎えに行かなくてはいけないので、一旦帰宅。

フラフラと耳鼻科の受付へ。
さっそく検査を先にするので、検査室へ。
担当の女性技師さんが迎えに来て下さり、午後の静かな廊下を2人で歩いていきます。
「トイレは大丈夫ですか?電極をつけるので、行っておかれた方が良いですよ」
「あ、大丈夫です」
奥の奥の方...人気の無い検査室。
サーモ何とか...いかつい名前の検査室が並んでいる一角。
「ゆらぎの検査をしますね」
しばらく待った後、体重計のようなボードに直立で立ち、一点を見つめる。
すると、気持ち、ゆらゆらと足下が揺れる。
要するにバランスボードです。
次は目を閉じて立つ。

その後。
部屋に入り、顔に電極を取り付けられる。
「ここに頭とアゴを付けて覗いて下さい」
白い奇妙なボックスに顔を突っ込む様にアゴを乗せると、定位置にしっかりとベルトで固定されてしまった。
「うわ、ちょっと、これ怖いです」
「大丈夫ですよ。怖い検査はしませんから緊張しないで。それと、両手はこれをしっかり握ってて下さい」
丁度、潜水艦の望遠鏡を覗くシーンがありますよね。映画なんかで。
ソナーの操縦桿みたいな、両手で握る棒。

しばらくすると、光が点滅して両目でそれを追ったりする検査が続きました。
縦の光がどんどん加速しながら回り、正面に来た時にそれを凝視したり...。
これ、スピードが増すと自分が椅子に座ったままぐるぐる回転している錯覚に陥ります。
「うっわーーーー!!!すごい気持ち悪いんですけどーーー!!!」
「大丈夫、しっかり追えてますよ。放棄しないでそのまま見続けて下さい」
「おえー」

そんなこんなで、やっと椅子から解放されて、寝台に横たわります。
「それじゃ、台の端をしっかり手で掴んでて下さいね」
(イヤな予感)
「今から、片方の耳に水を入れますね。そのとき、必ずめまいが起こります。誰でも起こることなので、怖がらなくて大丈夫ですよ」
「え?!...それで気持ち悪くなったらどうすればいいんですか?」
「水を出せば治まりますから、安心して下さい」
「いや、その...」
「小学校の子供さんからお年寄りの方もやっている検査ですから、大丈夫ですよ」
そんなこと言われて、全然大丈夫ではなかったMRIの検査もあったな。
「そのかわり、絶対目を開けないで下さい」
(こっ...恐っ!!!)

紙コッブにどれくらいか...。
横向きにされた私の右耳に、つめたーい水がジョロジョロと注ぎ込まれ...。
「痛ーーー!!」
「ごめんなさいね、もうすぐ全部入りますから、ガマンしてて下さい」
「うーわー」
人間、片耳に水が入っただけで、グワングワンめまいが起こりますね。
目を開けてはいけない、部屋の電気が真っ暗に消される、めまいがする。
寝台から落ちそうな感覚になるので、両手に力が入る。
「では、ゆっくりで良いので、間違わずに集中して200から3を引いた数を順番に言って下さい。はいどうぞ」
「...197...194...191...」
始まると頭をまっすぐ上にしてもらったので、耳の水は少しずつ流れ出ていき、めまいが少しずつ消えていく感じを覚えながら数字は140代に。
「はい、では反対の耳に水を入れますね」
(今度は左か〜)

左右、終わってから、もうフラフラで、気持ち悪くなるし...。
「この後、診察があるので、耳鼻科の9診の前で待ってて下さい。おつかれさまでした」
にこやかな技師の笑顔にフラフラと礼を良い、フラフラと同じ階の耳鼻科へ。

初診で診てもらった先生だ。

少し待つ間、ホントに気持ちが悪かった。

ようやく中へ入って、MRIの検査結果とさっきの生理機能検査の診断。
頭の中はまったく異常なく、脳もきれい、内耳も障害なし。
「結果的には、やはりメニエール病と言うことになりますね」
はー、やっぱりそうなのか。
「今、通われている開業医の耳鼻科の先生。処方や対処の仕方は適切だと思います。そのままそちらに通院されて大丈夫だと思いますよ。」
「あ、そうですか。」
「左の三半規管の反応が右より悪いんですよ。メニエールを発症したのは右でしたよね。もしかしたら、左にも影響が出ているかもしれませんね」

結局、右と左の三半規管のバランスが悪いため、ふらつきが出ているらしいのだ。
でも、人間、片方の三半規管を取ってしまったとしても、もう片方がちゃんと神経をつないで2つ分の働きをしようとするらしい。
「時間がかかりますけどね。でも良い方が悪い方の能力をカバーできれば、めまいは治まります。三半規管を鍛えるには、じっとしているより動く方が良いんです。日常的な動きとか、運動とか。むしろ、鍛えてあげないと」
「へー」
「メニエールははっきり言って完治しません。ただ、今、症状が治まっているなら、次に再発しないようにする。それだけしか無いんです。今、処方されている薬は再発防止の薬でもありますね」
「はー」
「発症する原因はわかっていませんが、治療法はわかっている病気です。リンパに水がたまって、三半規管を圧迫してめまいや難聴が起こる。だから、利尿作用のある薬が出ているでしょう?ようは、水がたまらなければ良いんです」

ということは、身体の排水を良くする、むくみがでない食生活、運動を心がける。
ビタミンB16が処方されているので、気をつけて取る様にする。
血流を良くする薬も出ているので、冷えない生活を心がける。
睡眠不足や疲れを溜めない生活をする。

........健康的な生活ってことですね、結局。

なんだ。
再発したくないなら、もっと気をつけて管理すればなんとかなるかもしれない。
そう思うと、自分の生活態度や食生活である程度防ぐことができる気がしてきます。
ま、再発の原因が確定れてないから、それだけではムリかもしれないけど...。

でも、気をつけるだけ気をつけよう。

終わってから、新八に来てもらった。
車を置いてけぼりにしていたスーパーまで乗せてってもらって、車に乗り込み、新八に後続して走る。
途中からやっぱり気分が優れなくなってしまったが、なんとか自宅まで車でたどり着いた。

つかれた。

ここんところ検査で疲れてしまった。

来週の水曜は、血液検査の結果を聞きに、内科へ行かなくてはいけない。
「来週は最初から付き添ったるから」
新八〜!! ありがとう!!!

しばらく描けてなかったカットの仕事分を一気に10枚ほど描いてメール送信した。
小説の表紙用のカットも色塗り最終段階に突入。



2007年11月14日(水)



 胃カメラ、わたしは合わない...

火曜日。13日。
採血と胃カメラでした。
採血は難なくこなし、次、胃カメラを飲むために放射線科へ。
前もって「帰りの車の運転はいけません」と言い渡されていたので、実母に付き添いで来てもらっての検査。

呼ばれて入っていくと、中待ちに通され、
「これ、胃の中をきれいにする薬です。全部飲んでね」と
紙コップ一杯分の半透明な液体を渡されました。
これが、意外にまずい(苦笑)
ぬるいのと、酸っぱいのとで、一口目からえずきそう(^^;)
「Sさんは初めてですよね」とにこやかに聞く女性の看護士さん。
飲み込みながら目で頷く私。
「緊張してる?」
(うんうん)眉間にしわを寄せて頷く私。
「このおじさんたちはベテランだよ。大丈夫、大丈夫」と看護士さんが私の隣で先に待ってたおじさま2人を指す。
「俺、10回目や」「私は2回目ですわ」
な、なにニコニコしてんのこのおじさん達!?(苦笑)
2人の会話を聞いていると、10回目のおじさんが昭和7年生まれ。
2回目のおじさんが12年生まれらしい。

次々出てくる人が、中待ちの洗面所でうがいをして出て行く。
(うがい??)

さきに入った10回目のおじさんがけっこう早くに済ませて出て来て、私の顔を見ると両手でオッケーマークをして笑ってくれた。
旦那や友達に聞くと、過去、胃カメラを体験した時には寝てしまったらしい。
(案外、すんなり済むかな)
緊張はしながらも、MRIより苦痛はないと思っていたので、わりと気楽に呼ばれて入っていった。

パーテーションでくぎられた寝台に寝かされて、どろりとしたゼリーをのどの奥に止めておけと言う。
「のどの麻酔なので、そのまま飲み込まずに1分ガマンしてね」
若くて笑顔の素敵な看護士さんがボッタリと仰向けの口の中にゼリーを入れてから、
「胃の動きを押さえる筋肉注射をうちますからね〜。ちょっと痛いですがガマンしてね。」
左の肩にプスリ。そんなに痛くない。

つか、のどが気になって注射ごときは何でも無いのだ。
(これ、もっと奥にためた方が良いのかな〜、舌の付け根から先はしびれてんだけどな〜。のどは麻酔効いてない気が...)
でも、あんまり奥に入れると飲み込んでしまいそうで、入れられない。
「はい、じゃもう飲み込んで下さい」
と、言われても、今度はうまく舌が動かないので飲めない。
座り直してみても、ゼリーの気持ち悪さでのどを通らないのだ。
なんとか飲み込んだ後、横に寝かされて膝を曲げてしばらくそのまま。
「つばは飲み込まないで下さいね。口を開けて、ここに垂らしたままで良いですから」
横になっている顔の下に、コットンなどをたくさんひいてくれる。
「カメラはのどを通ってしまうともう落ち着きますから、大丈夫。Sさんなら大丈夫ですよ」
私の何を知ってそんな励ましを下さるのかわかりませんが(笑)まあ、頑張りますわ。

若い男性の先生が来ていよいよ開始。
マウスピースをはめられて、いざカメラが容赦なくズルズルと入っていきます、が、
(あれ?いつ寝れるんだ?...あれ?あれ?...)
「おえええぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!」
カメラが入ってから、そりゃもうずっとのどをスコープが移動するたびに吐いてました。
えずく、というモンでもない、胃の中空っぽでなけりゃホント、中身吐いてます、ってくらい本格的に吐き続けました。
「あ〜、Sさんは食道と胃の入り口のつなぎ目がゆるいので嘔吐きやすい体質なんですよ」
とか言いながら容赦なく十二指腸まで到達。
さっきの美人看護士さんに背中までさすってもらって涙流しながら、ようやくモニターを横になって見ると、とってもきれいな十二指腸vv(笑)
「若い人は潰瘍が出来やすいのでしっかり診ましょうね。あー、きれいですね」
「あー(マウスピースくわえてるので言葉になってない)」
「じゃ、胃に空気入れますね。絶対げっぷはしないで下さい」
「おえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「すぐです!すぐに全部診ますから、もうちょっとガマンして下さい!!」
カメラをぐりんぐりん回して中を診るもんだから、のどの動きが激しいのなんの。
でも、嘔吐くと空気も出てしまうから、もう文字どおり手に汗握って小刻みに肩で息を繰り返す。
まるで陣痛を逃してる時みたい(思い出すな〜)

「赤い編み目状に充血してるの見えますか?慢性胃炎になってますね。今は薬を必要とする程度ではありませんが、酷くなると潰瘍なにりますから気をつけて」

「はい、じゃ出ますよ。」
ずるずるずるずる喉を通る硬いホース。
もう、同時に嘔吐く嘔吐く。
「はい、息止めて」
ポン、と喉から飛び出したカメラの先。
すぐにマウスピースを取ってくれて、
「はい、口押さえて。これで拭いて下さい」
先生にコットンいっぱい渡してもらって、フラフラと座り直す。
看護士さん、先生共に
「こんなに最初から最後まで嘔吐いてる人も珍しいですよ。ホント、辛かったですね。お疲れさまでした!」
気の毒そうに笑う2人に挨拶して、フラフラと待ち合いへ出た私。
ああ、うがいしたい。

洗面台に置いてある紙コップに水をだっぷり入れて、ゼリーの残りか唾液か胃液か。
もうしびれてて全然わからない舌の上をどろりと流れて出て行く液体。
ふと顔をあげて鏡に映る自分の顔は、真っ赤に充血した目と鼻で
「泣いてた!!」という顔そのもの(苦笑)

表で待っていた実母が
「案外早かったね」の次に「どうしたん?」
追って看護士さんが出て来て会計の指示をしながら
「本当に辛そうでしたね」とまた気の毒そうに笑って言って下さいました。

薬の作用で瞳孔が少し開くみたいで、帰りはチカチカ。
午後から次男の就学前検診があるので、学校へ連れていかねばなりません。
実母と一緒に昼のランチを済ませて、幼稚園へ。
早めに帰してくれたので、そのまま向かいの学校へ。
簡単な内科検診を済ませて、無事に採血、胃カメラ、就学前検診をこなした一日でした。

2007年11月13日(火)
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