てらさき雄介の日記
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2021年11月09日(火) THEMOLEを観て驚いた

『THE MOLE』。驚いた。これ以上のドキュメンタリー映画を見たことがない。かなりの危険を伴う撮影だ。また10年以上という撮影期間に敬意を表する。この映画は、日本で余り知られていない。何故だろうか。

北朝鮮や武器輸出というテーマは、ここでは置いておこう。その内容を確認する術を持ち合わせていない。安易に論評は出来ない。一方でこの「映像」は事実である。驚愕という他ない。ネタバレは止める。是非映画館で。

●今日一日

終日所用


2021年11月08日(月) 立憲民主党県連副代表の任期満了

党県連の役員会。昨年来、その副代表をつとめてきたが、今日を以て任期満了となった。党員並びに支援者に感謝したい。14区総支部長、県連副代表という代えがたい経験をすることが出来た。自分で言うのも恐縮だが、政党政治家の冥利に尽きる。

先の衆議院選挙で、神奈川県内は議席増となった。しかし全国的に負けたことに変わりはない。枝野幸男代表の辞意で収めてはいけない。「表紙を変えてもダメ」と政府に言ってきたのは、他でもない立憲民主党自身なのだから。新しく生まれ変わる。そのチャンスでもある。

●今日一日

【午前】
党県連役員会/横浜市中区
党県連常任幹事会/同

【午後】
地域まわり/相模原市内


2021年11月07日(日) 減ってしまった付き合いを戻せるか

支援者からお誘いを受けた。コロナまん延中は無かったので、久しぶりの宴席である。2年振りのメンバーと酒を飲んだ。

昼の付き合い、夜の付き合い。相対の付き合い、電話やメールの付き合い。色々ある。今日ご一緒した方は夜の付き合いがメイン。そういう皆様とは大分ご無沙汰してしまった。仕方ないとはいえ、減ってしまった付き合いもある。

戻せるかどうか。また同じスタイルに戻すのがいいのかどうか。おひとりおひとりと向き合って考えたい。

●今日一日

【午前】
お休み

【午後】
会合(地域)/相模原市中央区内

【夜】
会合(議会)/同


2021年11月05日(金) ご自宅に伺いじっと手を合わせた

支援者の訃報。私が所属する団体の役員さんだ。会合の参加やポスター等で大変お世話になった。ご葬儀はお身内のみだったので、本日ご自宅に伺って、ご霊前でじっと手を合わせた。ご冥福をお祈りする。

コロナで人付き合いが減って、皆さんがどうしているのかの情報も入らない。お元気なのかどうなのか。不義理をしてしまったケースもあると思う。ウィルスは減少した。ここで活動を戻したいと思う。

●今日一日

【午前】
事務作業/事務所
相模原シティライオンズクラブ献血応援活動/相模原市中央区

【午後】
故支援者弔問/同
街頭活動/相模原市中央区・グッディプレイス前
打合せ(党)/神奈川県内


2021年11月04日(木) 県立音楽堂のバリアフリー化について

監査委員業務の15日目。公益財団法人神奈川芸術文化財団を監査した。県出資の特殊法人である。神奈川県民ホール、神奈川芸術劇場、神奈川県立音楽堂を指定管理者として管理している。

今や文化振興は県施策の柱のひとつ。残念ながら県議として所管委員会に所属した機会は少ないが、同僚議員が様々議論しているのは知っている。課題は確かにある。

今日は、新型コロナ対策・施設の老朽化・バリアフリー化・ファンクラブの会員登録等を取上げた。特に県立音楽堂のバリアフリー化が進んでいない状況について、今後の留意点を申し述べた。

県立音楽堂は建築物としての価値が高い。バリアフリー化をすることで、それが損なわれる可能性があるという、二律背反する状況と言う。市民からも建物の保存を求める声が上がっている。


しかし民間の施設ならいざ知らず、県立施設はバリアフリーの考えこそ優先するべきだ。税金で運営されている施設が、一部の人しか使えないのでは話にならない。その上で技術的な課題を検討して欲しい。

●今日一日

【午前】
事務作業/神奈川県庁

【午後】
監査(公益財団法人神奈川芸術文化財団)/横浜市中区

【夜】
党県連役員会/横浜市中区


県民ホール内の会議室で監査しました


2021年11月03日(水) 全ての候補が追い上げられている現実

我が党の県連幹部と、衆院選の結果について話し合った。認識の一致する点があった。

それは「選挙期間中の追い上げは難しい」ということ。今回の選挙でより明らかになった。13区の太氏を除いては、県内全ての候補者が、逆に与党に追い上げられている。何とか逃げ切れた人も、最初より差は縮まっている。また追い抜かれて、比例枠になった人ももいる。

ギリギリの攻防になると組織力がモノを言う。その点で我が立憲と野党は自公に及ばない。この現実は抑えておく必要がある。敵を知り己を知れば百選危うからずだ。

その上でどうするか。まずは告示日の段階で勝っていることだ。期間中に追い上げられることを考慮にいれると、10ポイントは離しておかないといけない。新人で初当選した千葉の本庄氏や東京の吉田氏等が参考になる。

その上で、敵の追い上げを最小にする布石を打つのだ。これは防御。政策や運動全般について。今回の選挙で言えば、共産党との関係に対する攻撃は事前に予測できたのだから、先に正確な見解を打ちだしておくことも出来た。

選挙に妙案はない。しかしそれでも考えなくてはならない。候補者の当落は候補者の責任だが、党の勝敗は党の責任だ。現場にのみ責任を押し付けるようでは先がない。立憲本部と執行部には、まさに真剣な総括を求める。

●今日一日

終日地域まわり/神奈川県内


2021年11月02日(火) 神奈川13区の太氏の勝利

全国的に総じて厳しい結果だったが、その中で勝利した候補者もいる。県内では13区の太ひでし氏が、新人で唯一議席を獲得した。大和市、座間市、海老名市、綾瀬市が区域となる。

民主党と希望の党で、過去2回敗退している。まさに背水の陣だ。告示の前日に為書きを事務所に持参した。たまたまご本人もいて、少し立ち話した。明るく丁寧な方で、過去悪い評判を聞いたことがない。

事前の調査ではかなり負けていた。さもありなん、相手は自民党の甘利明氏。選挙中盤で「太が伸びている」と聞いた。その時期を境に更に人が集まりだしたと、事後に陣営幹部に聞いた。

風は吹いたのだろう。しかし風はそれを受け止め切れないと票にならない。太氏はこれまでの政治活動で、戸別訪問10万軒、街頭演説3000回を達成していた。心から祝福する。良い国会議員になって欲しい。

●今日一日

【午前】
地域まわり/相模原市内

【午後】
打合せ(党)/横浜市中区
地域まわり/相模原市内


2021年11月01日(月) これが4年間の結末なのか

地元神奈川14区も、全国でも、我が立憲民主党は敗北した。惜敗とは言えまい。惨敗だ。極めて不本意かつ情けない気持ちである。またご支援頂いた皆様に申し訳ない。

4年前、枝野幸男氏の結党会見に感銘を受けて、入党を決意した。その後3か月準備して、民進党に離党届を提出、即立憲に入党した。当時は希望の党もあったことから、地元相模原や議会内で騒ぎになった。失った支持者や議員仲間もいるが、わき目を振らずに突き進んだ。

その後の1年間は統一地方選挙の候補者擁立だ。少なくとも民進党の26名を上回ろうと、心細い思いをしながら軋轢に負けずに取り組んだ。現職9名に加えて多くの新人と元職が当選して、ぴったり26名で立憲会派を組織し、県議会第二会派として現在に至っている。

本村賢太郎氏が市長になり、衆議院の野党候補が不在となった。約1か月考えた。自分では勝てないか、いや勝てるのは自分しかいないか。やりたのか、またそうでもないのか。そして旧立憲民主党14区の総支部長になった。それからの約半年は、街頭に立ったりポスターを貼ったり、過去にない位真面目に地域で活動した。

旧国民党と合併することになった。候補者調整が入り、私は外れて旧国民の長友克洋氏が候補予定者になった。元より知らない仲ではないし、党の決定だからと素直に受け止めて、その支援にまわり、今選挙では選対本部長代行兼支援議員団長をつとめた。旧立憲の地元地方議員も、みんな気持ち良くやってくれた。

事前の調査では大幅増から微増まで、少なくとも減るというデータは皆無だった。地元14区を含む神奈川県内も、比例選挙も併せて成果が出るはずだった。しかし投票箱が開き、集計が進むにつれ、それが夢想であったことに気づかされた。そうだ。自民党がそんなに弱いはずはない。野党がそこまで強いはずはない。

この4年間の結末は、しっかり見届けた。無念である。今後の話はまた。

●今日一日

終日地域まわり/相模原市内


2021年10月31日(日) 開票日翌日の午前4時30分過ぎ

午前4時30分過ぎ。正確には11月1日の午前4時30分過ぎ、神奈川14区、長友克洋氏の落選が確定した。比例代表のカウントは時間がかかり、その最後の一議席になったことから、朝方に至った。これほど長い時間の経験はない。

私は県議選の初戦で落選した。開票日も勝利を確信していたので、信じられなかった。集まった皆さんに挨拶したが、まさに頭が真っ白の状態だった。これからどうしようか、考えることも出来なかった。今でも鮮明に覚えている光景だ。

●今日一日

【午前】
地域まわり/相模原市内

【午後】
親戚法事/藤沢市

【夜】
開票見守り/相模原市中央区


2021年10月30日(土) 選挙は候補者や政党の為にあるのではない

神奈川14区、長友克洋候補のマイク収め。氏の地元、緑区の橋本駅で20時ギリギリに開催された。選対本部長代行として、最後のマイクを持った。

「選挙は候補者や政党の為にあるのではない。投票される私たちの為にあるのではなく、投票する市民の為にあるものだ。だから私たちには限界がある。変えたくても変えられない力の弱さがある。その一線を越えるためには、貴方の力が必要だ。貴方の決断、貴方の一票でしか政治を変えることは出来ない。貴方の力をください」

選挙運動をしていると、「入れてあげるよ」と言われることがある。「入れてあげない」とも。共に残念な気持ちになる。繰り返しだが、選挙は候補者の為にやっている訳ではない。貴方の為にあるのだ。

僅差のまま最終日を終えた。あとは祈るしかない。是非長友克洋を支援して欲しい。そのお願いをもって、この選挙と、私の4年間の区切りとしたい。ありがとうございました。

●今日一日

終日衆議院選挙活動/神奈川県内


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