てらさき雄介の日記
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2023年10月12日(木) 境川の整備工事についてレクチャー

境川の改修工事について、県担当の河港課からレクチャーを受けた。地元の相模原市からも「県あて」要望を受けており、また近隣の住民からも日頃のご意見は多い。

下流は湘南海岸から上流の旧津久井地域まで、段階的に整備工事を行っている。災害時の氾濫を防止するため、旧城山町区域に遊水地も建設した。今後も長い工期が必要とのこと。

無駄な道路をつくる必要はない。また旧来型のダム開発優先も間違い。一方で河川整備は重要だ。市民の生命と財産に係ること。また治水は元々国家存立の理由のひとつだ。

●今日一日

【午前】
会派会議/県庁

【午後】
会派会議/同
河港課からレクチャー(境川整備)/同
来客/同

【夜】
会派会議/同


2023年10月11日(水) たまには八王子に行ってみて

所用があり八王子に来た。相模原駅から電車で5つめと近い。私は中高が八王子だったので、この街を身近に感じている。

一方で相模原市民は町田に行くことが多い。八王子でばったり知人に会うことは少ない。経済圏の問題と同時に、人の流れが都心に向かうという典型だろう。

大分昔に相模原青年会議所で、相模原市と町田市の合併を検討したことがあった。そのことを以て政令市に移行しようというもの。しかし町田側の関心の薄さにより、すぐにご破算となった。目は都心を向いていて、その「背後」になる相模原を見てはいなかった。

東京一極集中の弊害が叫ばれて久しい。しかし現在も集中しているのだろうか。ITの進展によって変わっているのでは。現に私も政治活動25年。段々と都内に行く機会は減っている。その必要が少なくなっているのだ。

後は意識の問題かも。前よりも「後ろ」を向く。その楽しさを感じ、実際に体験してみる。たまには八王子に行って欲しい。町田とはまた違う趣がある。

●今日一日

終日所用


2023年10月10日(火) 合議制裁判の件は担当課を決めることから

弁護士会の相模原支部から「合議制裁判の実施」について要望を受けている。相模原の裁判所は全国の政令市で唯一それが出来ず、実施の可否は最高裁判所が判断するとのこと。

政府や霞が関に要望することは多い。一方で裁判所とやり取りしたことはない。どうすればいいのか。まずは県にこの話を理解してもらい、可能な対応を考えることから始めるしかない。

今日現在、県にこの件の担当課は存在しない。事前の調整は初めているが、新しい仕事を率先して行う部署は少なく、県上層部も巻き込んで慎重に進める必要があると考えている。

●今日一日

【午前】
事務作業/県庁
弁護士会相模原支部より入手(裁判所改革)/同

【午後】
地域まわり/中央区内
市学校給食課よりレクチャー(給食センター建設)/市役所


2023年10月09日(月) 支給日の前日はやはりお金がない

議員は金持ちと思われているが、少なくとも私は違う。いや大方の「専業」議員は資金繰りに苦労している。

明日10日は報酬の支給日。その前日はお金がない。これは通常のお勤め人と同じである。出来るだけ夜の約束は入れずに、自宅で自炊して静かに過ごしている。

それでも神奈川県議は恵まれていると思う。一方で他自治体、特に小規模自治体の議員は苦しい。もう少しマシにならないものか。全体の人数を減らしてでも、一人あたりに手当する必要がある。

●今日一日

終日所用


2023年10月08日(日) 上を向いて歩こうで歓声をいただく

支援者が主催するカラオケ大会。来賓ではなくイチ参加者として一曲歌った。いつもの「上を向いて歩こう」だ。誰もが知っていて、かつ軽快なリズムだから。私のような下手な人は、間違ってもバラードを選んではいけない。

その途中で「応援したよ」「これからも応援するよ」と歓声が飛んだ。ありがたいことだ。7月の事件を市民はどう見ているか。心配の日々だったから嬉しい。もちろん歌って済ませられる話ではない。本業でお返ししたい。

●今日一日

【午前】
支援者主催カラオケ大会/中央区富士見

【午後】
団体月例会/町田市
打合せ/同

【夜】
会合/南区相模大野


2023年10月07日(土) 財政緊縮派でも積極派でもない

財政緊縮派と積極派に分かれていると言われる。しかし私はそのどちらにも属さない。元々地方自治体単独で収支を合わせるのは不可能である。毎年の債権返済で支出が圧迫しているのは事実だが、その軽減のために他の支出を減らしてもたかが知れている。

とにかくも目の前の住民に如何にして必要なサービスを提供するか。そのことに知恵を絞るのが地方議員の役目。結果として借金しても仕方ない。金がないという理由で市民を救えないのなら、そんな自治体は解散した方がいい。それこそ必要ない存在だ。

●今日一日

終日所用


2023年10月06日(金) 鈴木宗男氏のロシア訪問について

鈴木宗男氏のロシア訪問について。私はウクライナ問題について政府の基本姿勢を支持するが、一方で氏の行動を批判するつもりはない。

昨今は「成果」が即時に求められる。しかし政治においては、すぐに答えが出ることの方が少ない。相手のある外交ならば尚更のことだ。

氏はロシアとパイプが太い。ならば政府も利用すればいい。また閣僚ならまだしも、野党の国会議員に対して「同じく行動しろ」は、疑問が残る。

●今日一日

【午前】
厚生常任委員会(質疑)/県庁

【午後】
会派会議/同
厚生常任委員会(意見発表及び採決)/同


2023年10月05日(木) ニューオータニにときめかない

国会議員のグループが開催したパーティーに参加。昨年の参議選で特にお世話になった方が多く、議会中であったが少しだけでもと伺った。

会場はホテルニューオータニ。この辺りは久しぶりだ。特にオータニとかオークラは高級なので、ここ最近は足が遠のいていた。しかし不思議と何も感じなかった。以前はときめく「何か」があったのに。

国政のチャレンジで敗れたことか。また煌びやかなものに関心が薄くなったのか。あるいはまた何か別の事情か。正直よくわからない。

●今日一日

【午前】
会派会議/県庁
本会議(提案)/同

【午後】
会派会議/同
本会議(採決)/同

【夜】
国会議員関係団体パーティー/都内


2023年10月04日(水) 矢田稚子氏の総理補佐官就任について

元参議院議員の矢田稚子氏が総理補佐官に就任した。氏が電機連合組織内議員であったことや、国民民主党の連立入りの話もあり、一定の“衝撃”が政界の一部に走っている。

しかし私は驚かない。自然の流れではないか。野党の政権奪取がイメージできない現在、個人であろうと労組であろうと、また政党であろうと、政策実現にために与党に近づくのは理にかなっている。

野党はそこを批判するのではなく、なぜ皆んなが「向こう側」に行ってしまうのか、しっかり考えた方がいい。どちらが政権をとるか緊迫していれば、今の事態にはなっていない。

●今日一日

終日所用


2023年10月03日(火) 住吉地区のフィールドワーク

すみよし憐保館を訪れた。日本に2つしかない民設民営の憐保館だ。住吉地区の住民から様々なお困りごとを聞き、その対応に取り組んでいる。「まずは断らない」という姿勢は真似たいもの。

福祉・教育・雇用という3種のケース会議を開催し、それぞれに行政の関係機関を巻き込んでいる。民間施設としては稀有と言える。同和対策法以来の良き流れが生きている。また運営者の努力も目覚ましい。

地区内のフィールドワークも。歩きながら聞く話は重い。すぐ横を走る南海電鉄のホームから地区が見えないよう、以前は大きな塀があったと言う。その話をする引率者は柔和な顔だが、私は瞬時にひきつった。

市が廃止して地元で運営する体育館がある。そこにかかっているレリーフの前で写真を撮った。悲しくも勇ましいデザインだ。地区の歴史を描いているという。沖縄の彫刻家と地区住民が合作した作品だ。

●今日一日

終日所用


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