kumohikaruの日記
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昨年、味噌を自宅で造りました。機械は、昔共同で買ったものだそうですが 今は、他に自宅で造る人がいなくなったらしく、うちにあります。 豆をゆでたり、すり潰したり、けっこうこまかい作業です。
ある人が、「こういう時代には、味噌とか酒とかの仕事は、あわないのかもしれません。」と言っていました。
私の母は、手作りの漬物や料理のレシピを写した紙やノートを集めていました。結構ちょこちょこ作っては、父に作りすぎだとか言われていました。娘も一人いるのですが、そのメモが娘に使われる事は、ありませんでした。たまにシソジュースなどは、有線できいてくるおばさんなどは、いましたが。
昨年、料理やお菓子に詳しい女性が泊まることになり、ありあわせのものを食べさせました。大根の酢づけや、花豆の煮豆や、ハリハリづけなどです。 また、おやきを翌朝つくりました。少しずつおみやげにしました。
彼女のおうちでは、みなさんに大好評で、息子さんは、明日に残すはずの花豆を、全部食べてしまったそうです。お正月にレシピをもとに作った漬物は、大成功だったとメールが届きました。
娘のために残しておいたメモが、喜ばれたという「手前味噌」の話です。
最近思っていることは、真面目に笑顔と感謝と尊敬の心をもって生きていると、大事にしてきた人が、いいところを見て何かのときチャンスをあたえてくれるということでしょうか。
いぜん、どうしようもなく自信をなくしたことがありました。人にいうよりは、本を読んで自分なりに答えを出そうとしました。人にも、恵まれたわけですが、とてもよい本がありました。
それは、何年か前にたまたま太鼓の演奏を聴きにいったとき、近くの席だった糸川 英夫さんの「女性人生読本」という角川文庫でした。古本屋で見つけました。
「ふるまい酒を飲むな」とか、「生物は逆境のときに成長する」とか、男性でもとてもためになると思います。女性は、ほとんどの悩みが解決するかも。
この本は、バックに入れて病院の待合室とかでよく読みました。
糸川先生とは、二度と会うこともありませんでしたが、古い民家を移築した お宅での、「コカリナ」のコンサートがあったとき出かけました。先生の住んでいたことも、感慨が深いものでした。
最近、この本の内容が実感として感じられることが、多いです。
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