kumohikaruの日記
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その海の深いところから
あの水平線の彼方から
緑の風が流れてくる
きのうまで一緒で世話をしていた
弱い弱いと思っていたら
ギリギリの段階で決断と実行を見せた
その行動をほうっておく
成長を見守る動物の母性も必要
手をさしのべるのは
グッドタイミングで
きょうの朝
強い大人の横顔をみた
2002年09月11日(水) |
きのこはえ 星は満天 夜もまた kumohikaru |
爛々と 昼の星見え 菌生え らんらんと ひるのほしみえ きのこはえ 高浜 虚子
この句は疎開先の小諸を去る時の句会で引っ越しの荷物の中での作品だそう です。送りに来た弟子たちと。
俳句は語れませんが、1年前にこの句を知りました。
弟子が井戸の底に星をみたという話からか。
今年初めて きのこの「でこぼう」「りこぼう」「じこぼう」とこの辺で よぶものを見ました。ある人の収穫です。淡い栗色といった感じでしょう か。おおきなかさの開いたものまでありました。
もうそんな季節なのですね。
短い文字の中に全宇宙が包み込まれているような、それでいて甘くて好きに
なってしまいました。
きのこはえ 星は満天 夜もまた kumohikaru
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