kumohikaruの日記
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2002年10月26日(土) 小走りに雨粒

   しめっぽい顔をした雲が

   どんどん勢力をひろげてくる

   雲は雨粒をばらまいた

   グレーの無彩色の世界が拡がる

   
   ロマンチックで

   パステルカラーの目の前が

   無声映画の世界にかわった


   風雲急をつげる戦国時代

   あるいはすれちがいの恋愛映画


   頬も体も雨粒が程よく冷やしていく

   小走りに雨粒

   


2002年10月22日(火) 木漏れ日の昼下がり

    木漏れ日の昼下がり

 丘の上の広場は
 背の低い草ばかり

 僕は見つけた
 実生の木の苗は丈夫そうで
 養分は素直に吸収できそうだ
 
 これは大きな樹になるぞ
 僕は水を運んで来よう
 僕の時間を少しあげる  
 遊びたいけどいいんだ
 一緒に夢がみれるから
      

 大樹になったその下で
 木漏れ日お昼寝

 おじいちゃんが目をさます
 昔ばなしに花が咲く


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