kumohikaruの日記
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2003年01月10日(金) |
「海王丸」と「登しょう礼」その1 |
一月前までは、「海王丸」の甲板にあがれるなんて思ってもいませんでした。
いつか、時間のあいた時、国内の航海の時、「体験として乗船できれば」と
遠い未来のことでした。
それが、神田さんの御厚意もあり見学の案内までしていただきました。
船長さんにもお部屋でお会いできました。身に余る光栄です。
船の内部も見学しました。麻の繊維から学生が1.5メートルくらいの長さ
の縄に編んだり、それも先は結びやすいように細めにしたりとか、とても無駄
が無く合理的に工夫されている様子が解りました。
2ヶ月間の食料は大量で、配置にも知恵を使って倉庫に運び込むのでとても
大変だということです。
りっぱな「しょうが」が1メートル四方ぐらいのところに並んでいたのが印
象的でした。
特別に昼食に「カレーライス」までいただきました。ありがとうございま
す。
航海の記録の海図も見ました。2000年の帆船のレースでは優勝したそう
です。(神田さんは機関長でした)
海にかこまれた日本の技術は、世界に誇れますね。
うちの両親の育てている「りんご」の「花摘み」と「収穫」に、わざわざ信州
真田まできていただいた神田一郎さんが、航海訓練所の帆船「海王丸」に、遠
洋航海の機関科専任教官として乗られるので、見送りと「海王丸」をこの目で
みるいい機会でもあり、横浜へ出かけました。
ついたのは、午後5時くらいでしたが、少し曇りの夕暮れ時は、街灯がと
もっていました。
すぐ目の前が港で、ホテルの部屋からは、街灯やネオンや歩道などが、美し
く、もうカメラのシャッターを押していました。
夕食の場所、中華街へ神田御夫妻と横浜の街を歩きながら、「背景はここが
いい」とかいいながら、「ブルーライト 横浜」を満喫しました。
御夫妻の足と舌で得た「おいしいお店」で四川料理をごちそうになりまし
た。(一番のお店は、確認するとこの日までお休みでした。)
「なまこ」がとてもおいしかった。「おこげ」も。「マーボー豆腐」も。そ
の他も。
神田さんが、お店の人にいいます。
「おいしい」 奥さんも「おいしい」
飲み物は、「青島ビール」「おかんの老酒」「ウ−ロン茶」
私も「おいしい」 「おいしい」
楽しくてしあわせな時間とごちそうを、ありがとうございました。
海員さんのためにつくられたホテル「ナビオス横浜」で泊まりました。
その中にある「シーメンズクラブ」は、海が180度以上見渡せ、落ち着い
てお酒や飲み物がいただける素敵な場所でした。
そこにも効果的にブルーのあかりが使われていました。
気持ちよくほろ酔いの、正月の願いが叶ったひとときでした。
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