kumohikaruの日記
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2003年01月12日(日) 「海王丸」と「登しょう礼」その3

   「登しょう礼」帆船「海王丸」2003.01.10

 これから「シーマン」になろうとする君たち

 最後の遠洋訓練への船出だ

 帆船「海王丸」4本のマスト

 船出の儀式


 号令とともにマストに登っていく

 白い作業着の君たちの足元は一本のロープ

 ロープとマストに交差する横棒で身体をささえ

 「ごきげんよう」と声を出し 帽子を腕ごと振る

 カメラのシャッターをきり 思わず拍手拍手

 「ごきげんよう」拍手

 「ごきげんよう」拍手

 君たちの凛とした心意気に拍手


 岸壁に見送る者から見えなくなるまで

 マストの上でがんばっていた


 偶然いあわせた人だろうか

 「船が帰る時、出迎えたいわ」

 大きく成長する君たちに

 「ごきげんよう」「ご安航をお祈りしております」




海王丸は、天気を気象庁に通信もしているそうです。外国にはいるとそちらの国にも天気を知らせるそうです。3月7日に帰ってくる予定です。
 独立行政法人 航海訓練所のホームページで詳細は解ります。
     
http://www.kohkun.go.jp
 


2003年01月11日(土) 「海王丸」と「登しょう礼」その2

 「海王丸」と港をつないでいた階段が、出航準備のため号令でとりはずされ

ていく。

 さっきまで、式で船長さんなどの挨拶を聞いていた商船高等専門学校の学生

が作業を始めている。

 岸壁では、父兄や見送りの人々や横浜市の消防の音楽隊が「センチメンタル

ジャーニー」など、適切な選曲の音楽を演奏しながら、船の出航の準備を目の

当たりにしている。

 晴れの日と「はれの日」。

 音楽隊の赤い制服と船員さんの濃紺の制服がりりしく、ピリッと緊張感がう

まれている。

 


 


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