kumohikaruの日記
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お話をするのは好きです
お仕事で初対面の方と話すのは苦手です
相手の方の気持ちを和らげるような、会話はむずかしいので。
最近、年輩の方のお話を聴く機会がニ回ありました。
一人は、御自分の生きてきたことをさらりと、苦労だったことも笑い話の
ように笑いながら。
もう一人は、御自分のルーツについて歴史の事実にもかかわりながら、話
してくれました。聴いている者をあきさせないように、勉強したそうで す。
忙しがっていても、そんな話がきけるとついつい話にききいってしまいま
す。
いろいろなはなしが、どこかで繋がるそんな未来を想いながら。
働いているところは、5月の一月まえ頃から、「おもてなし」ということで、
折り紙の「かぶと」 武将がかぶっていたものを飾っていました。
温泉の風呂場や食事どころにも、ありました。
あるときお客様が、箸の袋にかぶせてある小さなかぶとを指し、「いたるところ
にかぶとの折り紙があったけれど、これは何」
「おもてなしの気持ちを係りがそれぞれに表しております」
「そうだと思いました」
「孫に折り方を教えたいのでもって帰ってもいいですか」
「はい」
同じ日の他のお客様が「もっとちがうほんとうのかぶと」ということで、飾りが豪
華な「かぶと」を、折ってくださりおいていってくれたそうです。
そういえば、別の日、かたづける時に、箸袋で、かぶせてあった小さな「かぶ
と」と同じように折った「かぶと」を発見したこともありました。
お客様のおもてなし。
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