kumohikaruの日記
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夜、仕事が終わって前を歩いている同僚たちに
「 、、、『ほたる』観たい」とよびかけたら
手に挟んだたばこの火を
下から上に移動させて
「はい ほたる」と
ある時
「来年観に行きましょう」
女同士で約束した
「来年まで 元気でいなくては」
やはり機会があったら
観に行こう
いや 独りでも 観に行こう
雲の上で 横になって
雲の下を のぞいてみたい
「あり」のような人々の
時にハートがあたたかくなるような出来事を
空の上から ながめていたい
アマゾンの上流の冒険小説の世界や
アフリカの動物や砂漠や
モンゴルの両手いっぱいの星の草原や
北欧の白夜や
いっぱいいっぱいながめたら
もう おちついて
歩いていけるだろう
夢の中でも
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