雲か煙かたなびいて東の空に流れていきます。 久しぶりに朝から、夏のような陽射しが降り注いでいます。 人間も少しづつガスぬきが大事。 少しづつ 少しづつ。

職場のお姉さんたちが企画し誘ってもらったので、長野県駒ヶ根市近くの駒

ヶ岳へ向かいました。

　高速道路をつかうと１時間少しで駒ヶ根です。

　自家用車の規制がされているので、ロープウエイ乗り場まで約３０分バスに

乗ります。これがまた、急こうばいの曲がりくねったバスの幅ぷらすほんの少

しの鋪装道路を登っていきます。しかも、私は左の一番前の席、急カ−ブで谷

底が見えます。ノルウエーの登山鉄道のフロム鉄道のようです。


　ロープウエイでもう２９００ｍ位の千畳敷カール駅に到着です。

　二万年前の氷河の跡の千畳敷カールは、高い宝剣岳などの岩山の下に扇形に

広がっています。まるでスイスです。行ったことないのですが。


　「いけるところまでいく」ということで八丁坂を登りはじめました。でも、

せっかくなので、上まで登ることにしました。ジグザグと登ります。


　頂上の平らなところは、絶景でした。

　せっかくなので、岩山の宝剣岳に挑戦です。上級者むきということですが。

頑張りました。しかし、あと１０ｍほどで頂上というところに、えぐれて足場

がなく、たよりは鉄の鎖だけというところがあります。

　もしもの事を考えました。

　先頭の私は、「○○、リタイヤ」

　他の人に「行って見て行けそうだったら、行けば。」

　３人リタイヤ。

　もう一人のＮさんは、登山の模様をビデオに撮ってくれました。

　いい経験。いい想い出です。「宝剣岳とったぞー」小さい声で。

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