kumohikaruの日記
DiaryINDEX|past|will
いつものように夜仕事をしていたら
8時半をすぎて御婦人方のグループが5人
御予約の旅館に宿泊の御婦人が2人
着物を召された10人の御婦人のグループが
ほとんど同時に来店されました。
最初の方々が、「薪能を見てきたんだけど、少し寒かったので温かいものが
食べたいわ。」
宿泊の親子の御婦人は、神奈川から先月パリのお孫さんたちとみえた御婦人
と地元のお嬢様です。薪能のことがここの温泉のホームページに載っていたの
で、来たそうです。先月、「とても美味しい」と喜んでくださいました。また
の御利用ありがとうございます。
少したって、市役所の御予約のお客さまがみえました。
立派な男性と素敵な奥様、御子息でしょうか。3名。
この夜、小諸市市制50年の記念事業で城跡である「懐古園」で
「小諸城址懐古園薪能」が行われました。
コースの予約は懐石風にコースになっていて、それとは別に飲み物が自由に
頼めます。
市役所の予約の3名様の飲み物は、他の者が伺いました。ワインもといわれ
たのですが、他の者が私にふってきました。
男性がメニュ−を見ながら、「赤で辛口で、、。」と私は、「どうしよう、
あまり辛口の種類はないし、あまり詳しくないし、いま女将はいないし。」
と頭の中を思いが駆け巡りました。きっと表情に出たのでしょう。
すかさず「これでいいです。」といって、チリワインのリーズナブルなものを
さして、「冷たいもの、あとで部屋へもっていきたい。」と言われました。
たぶん「能」のすごい方なのだろうという認識でした。
コースの料理をおだしするのも緊張します。
立ち居振る舞いも、いつもより気になります。でも、何かいうと「大丈夫で
す。」「いいですよ。」温かい言葉がかえってきます。
息子さんにでしょうか、男性がこのあたりの「布引き観音」にまつわる「牛
に引かれて善光寺」の話を語っていました。
帰られる時、他の者に「残ったワインを持って行っていいですか。」と聞か
れたそうです。そしてそのワインは、この夜、その方によって飲まれました。
たぶん。
重要無形文化財保持者でその夜「船弁慶」のシテをされた金井 雄資様だと
のちに解りました。
いたらないところがたくさんあったと思い、また、ワインを在庫のうちから
選んでいただかなかったのが惜しまれます。
能は観ていないけど、その寛容な包容力のようなものに触れたような気がしま
した。
奥様もとてもおやさしくて、、、。
機会がありましたら、能も鑑賞させていただきたいと思いました。よろし
かったら、素敵なワインをおだししたいと思っております。
2004年09月26日(日) |
第4回浅間山登山マラソン アンド ウオーク |
「第4回浅間山登山マラソン アンド ウオーク」
なにかと全国ニュースでも聞くことの多くなった「浅間山」
火口まで4キロ以上の小諸からの登山口天狗温泉まで、往復約27キロのマ
ラソンと、片道のウオーキングです。
ご縁があり、当日も受付とゴールのへんでお手づだいしました。
長野県内だけでなく、遠くからも参加していただきました。
マラソンは、高校生から71才の方まで走りました。
最後から(失礼)13人目の71才のおじいさんがゴールしました。最高齢
です。
ゴールされてすぐ
「去年は最後で皆さんにお世話になりました。今年は後ろに12人います。
がんばりました。」
「すごい」
あらためて確認してみるとほんとに12人います。また、なかには棄権した
人もいます。
「...ほんとうにがんばったんだね。」パチパチ
走り終わった人に
「どうですかこのコース?」
「あんまりすごくもないけど...応援の人がいたので良かった...」
「来年は出たいですか?」
「出たい...。」
来年はもっと応援の人増やしますので、また来てね。 走る人を応援するのが、やはり好きなので。
|