kumohikaruの日記
DiaryINDEX|past|will
ずっとカラオケでは歌わない人になっていた。
いつからだろうここ半年くらいかな、もと仕事仲間の若い女の子と映画とカラ
オケで休日はたまに遊んでいる。
映画は、彼女が観たい映画を決めるパターンが多い。
この間は、公開したばかり「ハウルの動く城」を観た。どういう内容とか、あ
まり予備知識はなかった。観る映画を決めた後で、日本の映画で史上一番の観
客の入りだと分かった。
観ていくうちに、90才のおばあさんに変えられた少女ソフィーの誰にもやさ
しく接するところとか、自分を信じて勇気をもって行動するところとか、どん
どん映画の世界にはいっていった。
戦争なんか、誰のためにもならないくだらないこと。
小さな勇気が戦争も終わらせてしまう。
最後のエンドロールまで、しっかりみて余韻を楽しみました。
そのあとカラオケに行って、音程が悪くても歌を歌いました。
自分を信じて、自分を表現することは、とても有意義です。
カレッジでも、ボキャブラリイを豊かにすることがテーマです。
カラオケや映画もやはりいいね。
2004年11月17日(水) |
モーツアルトの39番 |
最近、モーツアルトつながりがあってオーケストラの生演奏を聴きに生きまし
た。
宮本 輝の「錦繍」という小説のことを話していたら、そこにモーツアルトの
曲しか流さない喫茶店がでてきて、主人公の女性が好きな曲は「交響曲39
番」で生と死を人生を感じるというようなことが書いてありました。
なぜか、この話は宮本 輝さんの講演を何年も前に同じ時に聴いていた、喫茶
店の店主としていたのですが、その人がモーツアルトが好きだそうで...。
「錦繍」は講演の時、私がサインをもらうために買った本でした。
講演の中で、印象に残っているのは「どうしたら小説家になれますかと聞かれ
ますが、その人に小説は書いているか聞くと書いてないといいます。まず書い
ていないとダメですね。」
何も書いていないで日々を過ごしていた私だから、印象に残っているのでしょ
うか。その後、詩とか書くためのひとつの布石ではありました。
仕事仲間にモーツアルトの39番がプログラムにある演奏会のお誘いをいただ
いたので、行くことにしたのでした。
演奏が終わって、指揮者演奏者への拍手やみんなの笑顔を見ていたら、音楽を
聴いたこととそれ以上に美しい気持ちになりました。
皆様ありがとうございました。
パチパチ...パチパチパチ。
|