
|
 |
2003年08月26日(火) ■ |
 |
自分以外はみんなバカ(3) |
 |
私の場合は、それに中学の時のいじめが加わったため、「受け入れられていない」という気持ちが強くなり、それが人間や社会に対する「恨み」になっていた。 あの時、誰かに相談すれば違っていたのかもしれない。勝手に、信頼し尊敬できる大人などいないと思い込み、バカにしていた。 せめて自分だけでも「きちんとした大人(=自分のやりたいことをして、子どもにすがらない、バカにされない大人)」になろうとした。 そして「私はやっている」という自負心から、「何も考えず過ごしている普通の人々」をバカにするようになった。
|
2003年08月25日(月) ■ |
 |
自分以外はみんなバカ(2) |
 |
人々がそう思うようになった理由(推測)。
みんなそこそこの教育を受けているから、賢いという自負がある。 家庭が子ども中心になっているので、子どもが自己中心的に育つ。 色々な人々(祖父母や隣近所)との交流がないため、自分と同じような境遇にある者以外への想像力に欠け、そのため許容範囲が狭くなる。 情報がたくさんあるため、実際に体験していないことでも知っている気になる。
その結果、自己中心的で、想像力や感受性に欠ける人間ができるのではないかと思う。そして、自分以外のことには無関心な人間になる。
|
2003年08月24日(日) ■ |
 |
自分以外はみんなバカ(1) |
 |
7/10の朝日新聞に、作家の吉岡忍氏の文章が載っていた。 今の人々は、「自分以外はみんなバカ」だと思っているのではないか。だから他者に同情したり共感したりすることがない。それは、日本が直面する難問を外側から見世物としてしか見ない態度となる。そして日本は、今後ますます低迷していくのではないか、と。
驚いた。確かに私は人をバカにしていたけれど、みんなもそうだったとは!図々しいな〜(←お前もな)
では人々はどうして、他人をバカにするようになったのだろう?そして私は?
ずっと考えていた。
|
|