i against i
映画、音楽(洋バンド)、車、スノーボードが大好きな「i against i」の雑記帳。

2005年03月02日(水) 滑りたい。。。

今月は公私ともに忙しく、前半は滑りに行けそうに無いな。

シーズンももう終わるのにな。



今日のカーステ
Godsmack「Faceless」



2005年02月04日(金)






2004年10月28日(木) 映画所感 沈黙の標的

我らがヒーロー、スティーブン・セガールの最新作!

ようやく観ましたよ。

今回のスティーブン・セガールはどんな職業なのかしらと期待は膨張気味。

今回は考古学者だったのですね。

世界一ケンカの強い考古学者。。。

そして沈黙シリーズにはかかせないスティーブン・セガールの過去は。。。

ま、軍隊だったりCIAだとかそういった類の

伝説の元工作員だろうなとは思ってたりしてたんですが

今回は見事に意表をついてくださりました。




元盗賊。




元なんとかの伝説の人だろうなと食傷気味に思っていた映画ファンを

見事に肩透かしをくらわせる事に成功。では?

さて内容はというと、彼の初期の出演作を思わせるかのような

ハードアクションな復讐劇ですね。

特に目新しさは感じられませんでした。

「Hard To Kill」のモロ焼き増しじゃんというのが本音かな。

ただ腕っ節は格段に今回の方が上ですけど。

今回のセガールもファン期待通りのターミネーターばりの強さです。

チャイニーズ・マフィアの連合体に素手で立ち向かい

ほとんど傷を負わず見事勝利するのですから。。。




すげぇ。。。




オレも至近距離から発射される拳銃を避けれるような

動物的なカンと動体視力がほしい!




強すぎるセガールのせいで映画がつまらないという人が多いようです。

確かにダイ・ハードのように悪党にボコボコにされまくった挙句、

土壇場で勝っちゃうような格闘シーンの方がハラハラとしますよね。

でも僕はこの強すぎる彼が今回はどのような超人っぷりや妙技を

発揮してくれるのだろうといつも期待して観る方なんですよ。

ややお笑いに近い感覚で観てしまう。。。

主役がこれだけ強いのはセガールだから許される事だろうな。

もう彼を負かす事など、今の科学や武術では不可能でしょう。



2004年10月23日(土) 映画所感 東京原発

「東京に原子力発電所を誘致する」

という都知事の過激な発案で都庁はもう大パニック。

さらに時を同じくして福井の原発へと陸送中の

核廃棄燃料を積んだトラックが都内で

何者かにジャックされてしまう。

というのがこの映画のだいたいのあらすじ。

「金融腐食列島」のような、

かなり硬派な社会派サスペンスかと思ってたんですけど

本編のあちこちでブラックユーモアを効かせており、

なかなか苦笑いのできる映画でもありました。

この国のエネルギー事業がいかに世界的視野で見ると

後進国だというのかが浮き彫りにされてます。




この映画、無関心な国民という点が僕には残りました。




あと

「国のやる事に責任者なんている訳ないじゃないですか。」




本編の中でもっとも印象深く残ったセリフでした。

観た後はかなり愕然としたというか、

具合が悪くなりそうになったというか、

凹んだというか。。。




この映画ほとんどが都庁内の会議室が舞台なのですが、

全然飽きさせないような構成になっている。

役者達の論争に夢中になって観ていた。

メリハリをつけるために、

ブラックユーモアな発言もポンっと飛び出したりして楽しめました。




一つの場所でほとんど本編を押し切ってしまうような映画に

あの「レザボア・ドッグス」や

コリン・ファレルの「フォーン・ブース」がありますよね。

ほとんどがNYのとある電話ボックスが舞台でしたが、

あれに退屈した人って少なかったと思います。

むしろコリン・ファレルの演技力に酔ってしまう映画でしたよね。

それと何となくカブるモノをこの映画でも感じました。




でもこの映画って児童向けの教材映画みたいなモノも感じましたよ。

例えば麻薬やタバコの危険性をわざとらしく認知させるような、

ああいう教材映画。

それの原発バージョン。

わかりやすい。けどそのシーンは演技がくさかったけど。。。




総括するとこれは怖い映画。

自分がどういう国に住んでいるのかちゃんと知るべきだなと。

凄い国なんですね。日本は。

この地震列島に50もの核施設があるという。。。

中にはあのチェルノブイリよりも規模のでかい施設も。

その施設は今日本で一番大地震起きるであろうといわれてる

東海地方にあります。




アメリカだのアジアだの

ヨソの国の事で熱くなるのもいいけど

自分の今いる国の事にもう少し熱くなってみない?



2004年10月17日(日) 映画所感 KILL BILL Vol.2

Vol.1は劇場で観て、続編である本編を公開期間の短さで

うっかり映画館での鑑賞をできなかったという失態を犯す。

ようやく今月に入ってレンタル解禁となった。




普通だね、なんか。可もなく不可もなくみたいな。。。

ビックリハウス1号館は色んな仕掛けで楽しませてもらい、

この後に続く2号館はさらにどんな仕掛けがあるのだろうと

期待を膨らませて入るが

「これビックリハウスだろ!?どこに仕掛けがあった?」

そんな感じだったな。

ある意味「普通」という仕掛けに驚かされたという感じはするけど。




カンフー修行時代の師匠、五点掌爆心拳とかいう

必殺拳でのオチあたりは

タランティーノらしいバカさを感じた。

が、後は彼らしいエッセンスというものは

オレには感じられなかった。。。

オレがタランティーノ映画に求める「らしさ」っていうのは、

しょうもない事を熱く語るシーンだったり、

思わず目を背けたくなるようなモノだったり、

品の無いモノだったり、エグい表現だったりとか。。。

それらのモノが映像なり会話の中に

まぶされているのが好きなんですけどね。

Vol.1はにはそういうモノがふんだんに使われておりましたが

このVol.2はおとなしかったなあ。

でもダリル・ハンナ演じるエル・ドライバーとの

格闘シーンはなかなかでしたよ。

ダリル・ハンナってかっこいい女優ですね。

足長のあのスタイルに黒装束はベストマッチ。




ところで本編で主役のユマ・サーマンですが

ようやく名前を明かされたわけだけど

なぜ今まで伏せていたの?

いまだにわからない。。。




誰か教えて。



2004年10月16日(土) CD所感 EVERLAST 「Eat At Whiteys」

EVERLASTというとHouse Of Pain。

極悪賛美のラップしかやらない人だと思ってたけど

映画「END OF DAYS」のサントラで

EVERLAST名義で提供していた「So Long」という曲が

HIP-HOPとは縁遠い、泥臭い大人の渋いロックな曲だった。

これにKOされてEVERLASTがソロになってからの

渋いロックなアルバムを調べていたら

「Eat At Whiteys」に辿り付きました。

「じゃぱらん!じゃぱらん!」

とラップかましてるEVERLASTもいいが、

このアルバムのように渋いロックを歌い上げている

EVERLASTの方が好きだな。

ほぼ全編が泥臭い大人の渋いロック仕立て。




秋ってこういうサウンドがピッタリ。




今日のカーステ
Everlast 「Eat At Whiteys」



2004年10月14日(木) CD所感 SEVENDUST 「Southside Double」

SEVENDUST初のライヴアルバム、その模様を収めたDVD付き。

ライヴと言ってもアコースティックライヴ。

このアルバムに付いているDVDで

初めて動くSEVENDUSTを観た。感動した。

選曲の多くが名盤の3rd「Animosity」からだけど、

1st、2ndのヘビーナンバーなんかも

サラッとアコースティック仕立てになっています。

気になったのは、ドラムが少し自己主張が強くない?

って事くらいかな。

アコースティックライヴというと、

ドラムはしんみりと、静かに控えめに、

という固定観念があるので、

このアルバムのようなアコースティックナンバーには

ふさわしくないパワフルなドラミングは少し耳障りだったも。

でも総合的にはSEVENDUSTをまたさらに好きになれるアルバム。




いい映画を見終わった後に味わえるような安堵感とでもいうのかな、

このアルバムを初めて聴き終わった時にはそんな感覚を覚えた。




SEVENDUSTはアダルトチックなムーディーなバンドに変わってくのかな。

オレもその方がいいけど。




今日のカーステ
Sevendust 「Southside Double」



2004年09月30日(木) CD所感 KULA SHAKER 「The Best Of Kula Shaker」

そのバンドの発表している曲の中でわずか1、2割程度しかないような

特定の曲が激烈に大好きで、好きになってしまうバンドってないですか?

僕にとってそういうバンドがKULA SHAKERなんです。



■このバンドで普通に好きといえる曲は

「Grateful When You're Dead」

「Hey Dudo」

「Hush」

■涙だしそうな程大好きな曲。その域は「神曲」ともいえる。

「Great Hosannah」

「Mystical Machine Gan」



たったコレだけなんですね。

たったコレだけでKULA SHAKERを好きといえるのか。

いいんです。好きです。他人からごちゃごちゃ言われる事ではないので。。。

今回題名で所感としてとりあげているアルバムはベスト盤なんで

所感もへったくれも正直言ってないです。

ただこのバンドが自分達のサウンドの背骨くらいに捉えていると思われる

エスニック的なアプローチはやっぱり苦手です。

なので上記の5曲しかどうしても入れ込めないんですよね。

そのわずかな好きな曲の中で「Great Hosannah」がこのベストに入っていないのは

本当に残念でなりません。

あと劇的に好きな曲「Mystical Machine Gan」、2ndに収録されているのですが

このベスト盤は2ndバージョンとは違って曲の後半がはしょられているんですよ。

この曲のドラマティックな展開が終わるとフェードアウトして曲も終了してしまうんです。

おーい、ギターソロは?みたいな。。。

個人的にはやや不満の残るアルバムではありますが、

KULA SHAKERを初めて聴くという方には充分でしょう。お薦めします。



最後に、先程も紹介したMy神曲「Mystical Machine Gan」より

何回聴いても涙が出そうなほど好きな部分の歌詞を。。。



Well you've got to be stronger now

Than them, now you've got to be strong.

You'll be singing the song

Of life 'til then, you'll just have to be strong.

(もっと強くならなくちゃダメだ)

(奴らより、もっと強くならなくちゃ)

(それまで君は生命の歌を歌い続けるのだから)

(ひたすらに、強くならなくちゃ)



2004年09月15日(水) 映画所感 ウィロー

1988年 ジョージ・ルーカス総指揮、ロン・ハワード監督
出演 ワーウィック・デイヴィス、ヴァル・キルマー

ファンタジー映画ですね。

ドラゴンやトロル等の魔物、剣と魔法の時代、小人族のウィローが偶然川で

巨人族の赤ん坊を拾う事からこの物語は始まります。

じつはこの赤ん坊、悪の女王バブモルタから命を狙われています。

なんでもこの赤ん坊は悪を滅ぼす女王となるべく生まれた運命のコだとか。

村の魔法使いのお告げにより、ウィローはこの赤ん坊を最初に出会った巨人族に託すべく旅へと出ます。

この映画を観た当時はまだ僕も幼く、ストーリーをよく把握できてませんでしたが

改めて見るとよくできた映画だなと実感しました。

最近ではファンタジー映画の代名詞というと「ロード・オブ・ザ・リング」が定石

だと思いますので、ウィローを初めて観られる方はどうしてもロード・オブ・ザ・リングと

比較してしまうと思います。ですので映像技術に物足りなさを感じてしまうと思われますが、

この映画には当時の映像技術では革新的な「モーフィング」という技術が初めて使われたそうです。

という事は最近の映画では当たり前のように観られるCGだとか、驚くような映像技術は

ウィローのおかげなんでしょうか。。。

とにかく最近の映像技術の発達した土台の元に作られた映画と、このウィローは

映像という面で比較してもしょーもないのです。

ファンタジー映画って壮大なストーリーが売りじゃないですか。

一本の映画にまとめようとするとどうしても無理が生じてくるのでしょうけど

このウィローはうまくまとめたなぁって映画でした。

ただ「ややっ」と思った点は、悪役バブモルタの娘ソーシャがウィロー側にいるヴァル・キルマー演じる

剣士マッドマーティガンと恋仲となり母バブモルタを裏切るというシーンがあるのですが

ここにもう少し時間をかけてほしかったなぁと。母とマッドマーティガンとの間で

苦悩し続け、最終的には母の悪事を諌める側につくソーシャをもっとクローズアップできれば

ファンタジー映画特有のメッセージである「勇気」「希望」につけ加えて

「愛」とか「家族愛」みたいな要素ももっと濃くなったんだろうなぁ。



この映画、最近になってまた観た訳なんですけど、なんとなくストーリーも

ロード・オブ・ザ・リングに似通った部分があるんですよね。

気になって調べてみたら、当時ジョージ・ルーカスは「指輪物語」を映画化したかったようです。

しかし版権が買えなかったので、オリジナルストーリーに仕上げていった結果が

このウィローなんだそうです。

結構へぇーと思いました。





2004年09月09日(木) CD所感 SLAYER 「Seasons In The Abyss」

今日のカーステはコレ。

SLAYERの90年発表の5thのアルバム。

当時僕はまだスラッシュメタルと呼ばれるバンドを聴いた事がなく

Van HalenやGuns N' Rosesに傾倒していたのですが

もっともっと熱くザクザクとしたギターサウンドも聴いてみたい!と思っていた頃でした。

そんなサウンドを手っ取り早く聴くのであればメタルだろうなとは思ってはいたものの

どのバンドに手を出していいやらと考えていたときに、偶然音楽番組でこのアルバム

「Seasons In The Abyss」のオープニングナンバー「War Ensemble」のPVを見ました。

まさに秒殺でした。これだ!このザクザクしたギターサウンドだ!

速攻でCD屋に駆け込みました。

アルバムを聴き終えていた僕は何故か笑っていました。

人間て、いい意味で心底衝撃を受けるとただただ笑うことしかできないと

聞いた事がありますが、今思えばきっとその衝動で笑ってたんでしょうね。

機銃掃射を思わせるようなギターリフにカミソリの如く切れ味の鋭いギターソロ、

とにかく速い曲ばかりなのに、わずかな合間を縫って手数の多さと

シャープさを自己主張するドラミング。超人かよこのドラマーは。。。

スラッシュメタル初体験の僕はこのアルバムからいろいろな刺激をいただきました。

大げさだけど僕にとって生涯では忘れられないアルバムの一つです。


SLAYERって初期はオカルティックな架空の世界を表現しておりましたが

段々とその色合いは薄まり、世界で起きている民族紛争や戦争、過去にあった虐殺から

身近な犯罪や社会問題などを怒りに変え表現していくようになります。

あくまでも彼らは「人がいかにバカな事を繰り返してきたのかというのを

リスナーに知ってほしい」みたいな、そういう意味で表現しているそうです。

歌詞の日本語訳を読んだだけでも彼らが現代社会の問題をいかに学んで

曲を書き上げているのかというのがよくわかります。

そんな彼らの曲に先程も紹介した「War Ensemble」という戦争を皮肉った曲がありますが

このアルバム発表後勃発した、あの湾岸戦争でこの「War Ensemble」を

戦闘中に戦車の中でガンガンに響かせ興奮しまくっていたという兵隊さんもいたようです。

。。。

そういや映画「華氏911」の中でも、Drowning Poolの曲を戦車でガンガンに決めて

戦闘すると興奮するゼ!みたいな兵士もいたな。

人間て極限状態に陥ると音的に破壊衝動の強い曲を好むのでしょうか。

そんな僕はここ数年すっかり穏やかになったのでジャズやストーンズなんかを

好んでよく聴くようになったな。。。











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