鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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2003年09月25日(木) 夢の対談−「メロディ」のこと−

遅ればせながら(ほんとに遅ればせ。もう次の号が出るぞ〜!!)「メロディ」10月号購入。『陰陽師�供戮了郤眠顱△△辰燭里諭繊蔑沺�)。もっと早く買えばよかったよ。「にほんごであそぼ」を観て以来、野村萬斎いいぞ〜と思ってるので、〆切前なら絶対応募したのにっ。

この号の目玉は、「竹宮惠子×川原泉 初顔合わせ対談!」。おまけに宇野亜由美のお宅訪問エッセイマンガ『無理矢理おしかけまSHOW』にも、この対談の様子がレポートされてるぅっ。川原&宇野両氏のドキドキと緊張が伝わってくるような企画でした。憧れの先生のお宅訪問して、原画を見せてもらって……。思わずキャーキャー言っちゃう気持ち、わかるなぁ〜。そう言えば竹宮邸への訪問エッセイは、新井素子の『ひでおと素子の愛の交換日記』にもあったっけ。ファンならずとも、「あの作品がここで生まれたのね」と思うと、感慨もひとしおなはず。
ちなみに、複製カラー原画(複製と言っても、額装した一点もの!)のスペシャルプレゼントもあり!こちらはまだ〆切前!!ハガキ出さなくちゃ〜っ!!!

来月からは、大好きな「T大コメディー」(?)の『GOヒロミGO!』 (麻生みこと)の短期集中連載も始まるし、次号こそは早めに買おうっと。「LaLa」と「メロディ」は、最初のうちこそ差別化がイマイチできていなかった感もあったけど、恋愛主流の王道「LaLa」と、個性がウリの「メロディ」というすみ分けが段々確立してきたみたい。能を描いた『花よりも花の如く』 (成田美名子)や『陰陽師』 (岡野玲子/夢枕獏)、『秘密』 シリーズ(清水玲子)、『ZERO』 (やまざき貴子)、よしながふみなどなど、バラエティに富んだラインナップが魅力。中でも「死者の脳が「見た」映像を再現することが出来る技術が開発されて……」という設定の『秘密』は、猟奇と切なさが同居する秀逸なシリーズ!「LaLa」で『輝夜姫』 を連載しながら、これを描ける作者のすごさ・力量をあらためて感じる作品であります。早く次回作が読みたいなぁ〜。


2003年09月24日(水) 恋愛少女漫画家

一条ゆかりの『恋愛少女漫画家』 を読了。『一条ゆかりの食生活』 にも幼少の頃のエピソードは多少描かれていたけれど、こちらを読むと、そのシチュエーションはまさに少女マンガ的!生まれた翌日に家が破産したとか、豪邸に住むお友達の家に遊びに行ったら、実はそれがかつて自分が住んでた家だった……とかね。

マンガ家目指して一直線!の青春時代のエピソードが、少女マンガ読みにはまたものすご〜く興味深い。「一条ゆかり女王様」という姿と「ド根性」という言葉はいかにも似つかわしくない気もするけれど、これ!と見定めたデザイナーさんにくらいつき、「へたくそ!」とののしられてもめげずに、彩色やレタリングのノウハウを教えてもらう姿勢こそ、プロ魂だっ!さらには、苦手なタイプを主人公にして自分を追い詰める(『砂の城』 のナタリーね)ってのもすごいし、当時人気があったバレー漫画を連載でやらない?というマンガ家としてはとっても魅力的なお話も、ブームが過ぎた後の自分の方向性を考えて、あえて断る決断力がまたすごい(この後立ち上げられたのが、このマンガ日記でも紹介した『ビバ!バレーボール』 (井出ちかえ)だったとか。そんな舞台裏があったとは……)。

槇村さとるの『イマジン・ノート』 を読んだ時にも感じたことだけど、彼女たちがマンガ家としてひたすら精進する姿には、本当に頭がさがる。「仕事をすること」「プロとして生きること」って、こんなにも大変で、こんなにも凄いことなんだなぁということがきっと実感できるはず。

ところで、これを読んでる時に、『5愛のルール』 &『プライド』 を貸していた友人からメールが。「どれもこれも業種ちがいのデザイナーにみえる!」……Nちゃん、あなたは鋭いっ!仕事の章にはこんな一文もあるのです。

「『デザイナー』がいちばん描きたくて描いた作品。
そして、『デザイナー』で私が描きたかったのが”プライド”なんです。
だからあの時もタイトルを『デザイナー』にするか『プライド』にするかで凄く悩んだんだな。
(中略)
そう考えたら、私の描く作品のテーマはいつも”プライド”なんだなって再認識した。
私はいつもプライドを描いている。
プライドが一番好きなんだって。……」



2003年09月22日(月) バースディ<クリスマス?

くっすん、日記を書きつつ途中で調べものをしてたら、今日の分が消えてしまいました。気を取り直して……。

9月は娘・息子・母の誕生日があるもんで、このところ「誕生会」と称しては飲み食いいてます。おかげで少々ウエイトオーバー気味……(爆)。今日の夜も保育園のお友達と飲み会(with子供)なので、ケーキを用意して便乗しちゃうつもりです。

で、今日は少女マンガの「誕生日」ネタ書くぞ、と思ってあれこれ考えているうちに、そういや『サードガール』 には、あんまりバースディエピソードがないってことに気がついた。例えば、バレンタイン当日出張で神戸にいない涼さんが夜梨子にプレゼントを贈る、とか、大沢&松井のクリスマスプレゼント選びなどなど、イベントに関するエピソードが多い『サードガール』。でも、バレンタインやクリスマスにあれだけ燃えているのに、バースディにはイマイチ淡白なのは何故……?思い出せるのは、涼さんが勘違いして美也の誕生日に夜梨子へプレゼントを渡してしまう、とか、京大へ進学した大沢くんと会えない夜梨子が「わたし、このままひとりで19の誕生日を迎えちゃうのでは!?」と涙目になるシーンくらい。まっ、受験生には3月3日の誕生日にはなかなか盛り上がれなかったのかもしれないけれど。

やっぱりイベントネタが多そうな高河ゆん作品『LA VIE EN ROSE』 も、イベントと言えばバースディ<クリスマスorバレンタインだわ。こちらは月イチ連載で季節の風物詩が強調されているからってこともあるんだろうけれど。

ちなみに、お誕生日がネタになっている作品で、私が一番好きなのは、大島弓子の『裏庭の柵を越えて』。誕生日が確か8月31日っていう主人公に、1月2日生まれの私にはとっても親近感抱いているの。誕生会もままならない(来る方にも都合ってものがあるからねぇ……)バースディってなんだかつまらない、って子供心に思ってました。そんな私には、9月生まれの子供たちがちょっぴりうらやましかったりするのです。


2003年09月19日(金) 図書館とマンガ

予約していた本が来たので、図書館へ。今回借りたのは一条ゆかりの『恋愛少女漫画家』 。この本、bk1のレビューを読むと『一条ゆかり主義 恋愛マンガの女王様のスーパーエッセイ』 と内容的に重複する部分があるとあるので、両方同時に借りて読み比べてみたかったんだけど、インターネット登録をしているので、区内の全図書館の蔵書検索をしてみたものの、なぜか所蔵しているのは『恋愛少女漫画家』のみ。『一条ゆかり主義』はJetsComicだから、マンガ扱い?それで置いてないの?

どうも我が家の最寄り図書館は、リサイクル文庫にもマンガ不可、というくらいにマンガが嫌い(?)。マンガを所蔵している図書館だってあるんだから、その館ごとのポリシーってことなんだろうか。でもね、よ〜く見ると、装丁がコミックスといっしょの『美味しんぼの秘密』 はあるし、タレント本だってけっこうアレコレ置いてある。マンガだけ、マンガだってだけでオールNGってのは、ちょっと納得できないなぁ。確かに流行りすたりがあるし、売れている本=良書ってワケではないけれど、それは普通の本だって一緒でしょ?

私がもし図書館のラインナップを決められるなら、まず『ベルばら』 『エース』 『ポー』 あたりの王道は絶対置きたい。あとは復刻モノで西谷祥子や上原きみこ作品を文庫でバーン!とそろえるとか。こういうのはあれこれ想像するとケッコウ楽しい。でも、実現したらスゴク楽しい。図書館関係の皆様、ぜひご一考を!!


2003年09月18日(木) 新築エッセイ

「フィールヤング」を数か月分まとめ読みしてたら、堀内三佳が、『夫すごろく』 とあわせて『家すごろく』『料理すごろく』がスタートしてた。堀内マンガは、ネームがとっても変則的で、私にはかなり読みづらい(枠つきのネームだけを先に読んでしまって、間に入れて読むべきコマ内のネームやセリフをつい読み飛ばしてしまう)んだけど、『家すごろく』の場合は、立地条件に「雪国・北海道」というのがあるので、雪とは無縁の生活を送る者にはわからない苦労があるのが興味深い。9/4の「お宅拝見」で紹介した『やっちまったよ一戸建て!』 (伊藤理佐)や『ホントに建つのかな』(内田春菊)とはだいぶ趣の違う新築エッセイだ。

たとえば、何区画かある分譲地を選ぶ時に、除雪車が通る道かどうかというのが基準になるというのも、北国ならでは。素材選びだって、寒さに強いもの、というのが大前提。だもんで、堀内さんが玄関用に最初に選んだ床材は、「寒いと割れる」という理由で却下されたりしてる。あと、雪国仕様というネタ以外でも、「ふ〜ん」と思うエピソードが。区画分譲の場合は、団地と同じ感覚なので、餅撒き不可なんて初めて知ったよ。

ところで、「フィールヤング」に『ホントに』&『家すごろく』と、新築エッセイが2本連載ってなんだかすごい。読者のニーズに応えて、ってことなんだろうか……?


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