えだまめ日記
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2003年06月03日(火) |
●SARS(重症急性呼吸器症候群) |
夕、中国語教室へ。
終わった後、SARSの話題。
世界で感染者数8,000人、死亡者数700人を超え、海外旅行も不安がいっぱ
いだという共通認識のもと、今年の中国旅行は中止だね、という話になった。
LIONSクラブでも夏休みに世界中の若者をブロックごとに受け入れをしている
が、それも全面中止になった由。
これで、今年は1,000人(?)の若者が夏の日本体験の機会を奪われたことにな
る。
7月に予定していた外国(アイスランド?)青年のウエルカムパーティーも中止
だ。
恵莉さんも恒例の夏の上海・里帰りをあきらめたらしい。
行くのはいいが、帰ってきてから、子どもがいじめにあうのではないかと。
映画「able/エイブル」を見る。
あらすじは―
渡辺元(ゲン・19歳、ダウン症)と高橋淳(ジュン・17歳、自閉症)の二人の若者
が、アメリカ・アリゾナでホームステイをした。
ホストファミリーであるキャサリン夫妻には何の前知識もない。英語は全く分から
ないゲン、英語どころかコミュニケーションも上手く取れないジュン。最初はとま
どいを見せる2人も、キャサリン夫妻の暖かい対応に徐々に心を開いていくのだっ
た・・・・。
「知的障害」がある二人の3か月間のアメリカ・ホームステイ体験を追ったドキュメ
ンタリー。言葉も習慣も違うアメリカでそれぞれの可能性を広げていく二人の日常
の記録だ。
いきいきとした二人の姿を見て、あらためて、アメリカという国のふところの大き
さを感じた。我が国をながめると、まさに社会が障害者を作っている。
「障害者」と「健常者」の違いとは何なのだろうと思った。
__________________________________ 2001年/35mm/colour/ビスタサイズ1:1,85/101min/モノラル 製作/監督/撮影:小栗謙一 製作総指揮:細川佳代子 アソシエイトプロデューサー:羽根石実佳 助監督:花井ひろみ・細川裕子・百田佳恵 撮影助手:松永朋広 音楽:Torsten Rasch 整音:久保重朗 2001年 毎日映画コンクール記録文化映画賞受賞 アリゾナ国際映画祭正式出品 湯布院文化・記録映画祭正式出品 文部省選定 芸術文化振興基金助成事業 ___________________________________
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