ウェブ日記
マグを買う昼大学へ。 イースター明けでカフェで初めてランチを頂き、 実習で栽培中の葡萄の苗木の世話をして、 図書館で調べ物をして、 15時のバスでシティへ。 イーストエンドの閉店セール中の雑貨店で 特価だったドイツ・ カーラ(Kahla)社のマグとソーサーにもできる小皿 を購入。 その後ランドルモールの茶屋でガンパウダー緑茶を購入。 カーラの磁器はやや重い物もあるけど、 生地がしっかり焼かれていて丈夫そうだし、 白の釉もきれいでなかなか上品。 今日買ったマグは縁が微妙にカールして飲みやすく、 取手も十分大きくて持ちやすい。 一緒に買った小皿はなかなか重いけど、 マグのソーサーにも蓋にもできて便利。 私が買ったのはアップデイト(Update)・スクリブル(Scribble)シリーズ。 マグには長い地平線に太陽の、 小皿にはティーバッグのシンプルなイラストが 薄い灰色の線で落書(スクリブル)のように描かれていて、 洒落ている。 お勧め。
きちんと休むぞ南豪州人今日はイースターマンデー、つまり祝日。 イースターの振替休日のようなものと思う。 昨日から一転して今日は雨降りなので 一日中自分の部屋でゆっくりお勉強したりしている。 イースターの間少しネットで調べたのだが、 例えば豪州を代表する百貨店 マイヤー 等を始めとして、 全豪州に展開する店の営業時間は州によって違う。 グッドフライデーは流石にどこの店も休み。 だけどそれ以外の日ではそうでもない。 祝日にきちんと休むのは南豪州の店だけ。 残りの州では一部開店が多い。 そのうえ南豪州の多くの店は平日午後5時になると閉まる。 金曜だけは長く開いているけど、 それでも午後9時くらいまで。 それでも商売や産業はうまくやって行っているようである。 そんなたたずまいに慣れてしまったので、 昨年メルボルンへ行ったら市街のかなりの店が 夜10時になってもまだ開店しているのを見て 驚いた。 他の州へ行ったことがほとんど無いので確かには言えないけど、 南豪州は他の州とはかなり違う気がする。 流刑地から始まった他の州とは違い、 自由移民により築かれたからかなぁ?
ホットクロスバンズ追記今日夕方スーパーへ行ったら大安売りされていた。 残っていたのはフルーツ(レーズン)無しのみ。 パッケージを見ると、 やはり温めて頂くみたい (「ホット」クロスバンズだから)。
グッドフライデーとホットクロスバンズ今日は「良い金曜」なので一日中静かに過ごす。 夕方散歩しながらロッジ付近のたたずまいを観察。 他の祝日同様ほとんどの店は閉店。 近くのホテルのバーは開いていたけど、 部屋は暗く客は静かにしていた。 他の祝日も夜遅くまで営業している酒屋が閉まっているのを こちらに越して来て初めて見る。 掲示版によるとイースターも休むらしい。 散歩から帰ると寄宿舎のカトリックの住人数人が教会から帰って来たところ。 こちらではレントの前からイースターセールが始まるけど、 この日はやはりオージーが一番おとなしく過ごす日のようでほっとした。 昨日買って来たホットクロスバンズ(hot cross buns)パンを頂く。 これはシナモンの効いた四角いレーズンパンが2×3個繋がって焼かれたもので、 1個ごとに白いパン生地の十字が載っている。 こちらではレントの前からパン屋やスーパーで売られているけど、 基本的には今日頂く。 日本では見たことが無かったので、 ネットで調べた (ページ1、 ページ2、 ページ3) ところ、 発祥地はイングランドと知る。 ただ、あちらでは十字を粉砂糖で描くという。 白いパン(正確にはペストリー)生地で描くのはスコットランドで、 この十字は同時にスコットランドの旗を表すと主張する人もいるらしい。 もちろん十字はこの日張り付けにされたキリストを思うためであるけど、 元々は異教徒のパンで、 十字は天体の動き、例えば月の満ち欠けの区切りを表すという。 つまり、誰もが頂けるありがたいパンである。
人口減厚生労働省の統計 によると日本の人口が本当に減り始めた。 良いことだ。 日本は人が多過ぎるし、 農林水産省のレポート でも分かるように、食料の自給率も低いから、 人口は3000万人くらいが適正と思う。 それにしても、 何で農林水産省は未だに時代遅れの「カロリー」を使っているのだろう? 私は「ジュール」でないと食品表示は読めない。 コンピュータネットでコンピュータのしくみについて調べたら、 本当に初心者の人に捧げるコンピューター入門 なるウェブページを見つけ、はまって読む。 コンピュータの世界を現実のそれに例えた箇所では 時々ブラックユーモアを交えているのが小気味良い。 アルゴリズムについての解説は丁寧で本当に分かりやすい。
退職記念日昼大学へ。 昼食後実習の一環で葡萄の苗木の世話と観察。 その後図書館で6時まで調べ物。 途中抜け出し、カフェでカフェラテを飲んでいたら、 ハッピーアワーの40分前なのにスタッフにケーキ1切れをおごられた。 今日は早く店を閉めねばならないかららしい。 最終バスでシティへ。 小雨のぱらつく中ウーリーズで買物して帰宅。 夜は少しチェスの問題を解いたりして過ごす。 今日は特に何も特別なことは無かったのに、 何故かほっとした日だった。 理由を考えてみたら、 昨年の今日は退職日だった。 そういえば退職してから 転勤した日に無意識に憂鬱になったりしなくなった。 良いことだ。
オージーコイン夕方ロッジ近くのパン屋で買物したとき、 1ドル硬貨を2ドル硬貨と間違えて店員の小母さんに渡してしまった。 「からかってるの?」と微笑みながら聞かれたので、 「オージーのコインにはまだ慣れていない。 日本のコインの幾つかには穴が空いているから区別しやすいのに」 と答えたら分かってくれたようだった (彼女はどうも中国系のようである)。 豪州のコインには5、10、20、50セント、 1ドルと2ドルの6種類がある。 1セントと2セント硬貨もあるらしいが、 私はまだ見たことが無い。 普段の買物では5セントが最低単位なので 要らないのだ (値段の最後の桁が1、2セントのときは切り捨て、 3、4セントのときは5セントに切り上げる)。 5、10、20セント硬貨はどれも多分洋銀製で、 値が高いほど大きくなる他は互いに良く似ている。 50セント硬貨も洋銀製のようだけど、 これだけは硬貨の中で唯一12角形なので一番分かりやすい。 なので私の一番好きなコインである。 1ドルと2ドル硬貨は真鍮製のようで、 これは1ドルの方が大きい。 これら2種類の硬貨も大きさが違う以外 私には区別が付きにくい。 では日本の硬貨みたいに何種類かに穴を空けて 互いに区別できるようにできるかというと、 そのままでは不可。 というのはどの硬貨の片面にも元首である エリザベス2世の横顔が刻印されているから。 そう言えば不思議なことに日本の硬貨には人物像は見られない。 人物を載せるスペースを選ぶか、 それとも穴を空けて硬貨の額を分かりやすくするのを選ぶかは なかなか難しい選択のようである。 |