ウェブ日記
いろいろあった午後大学のキャンパスで小さなコアラ1匹が ユーカリの大木の上にいるのを見た。 アデレードにもいるのね。 今日は開店の時間より前にカフェに入れたり、 朝から昼までバロッサのあるワイナリーを見学しに行って来たり、 図書館から至急返本のメールを貰ったり (たまたま大学に持ち込んでいたのですぐ返却)、 時間ができたので、 ポスター製作の宿題のためある研究所で 葡萄の枝を切り刻んだり、 帰宅したら注文した1ケースのワインが傷んで到着していたり、 家賃を払ったりといろんなことがありました。 期末試験が終るまで忙しいです。
宿題2つ片付けた今月中にあと5つ宿題を片付けねばならないけど、 ひとまずほっとする。 宿題の中にはちょっとした自由研究が2つあり、 どちらも大変だけど、内容は面白い。 1つはワインのファイニング (fining、不要な成分を除くためワインと混じらない適当な物質を添加すること) に植物蛋白が使えないか検討するもの。 ゼラチン、カゼイン、卵白等の動物蛋白はファイニングに広く使われているが、 将来BSEのリスクが回避できたり ベジタリアンも楽しんたりできるワインができるかもしれない。 もう一つは葡萄の枝(シュート)の繁り方(立つか横に伸びるか)とシュートの成分 (木部、芯や放射組織)の数や比との間に何か関係があるか検討するもの。 制限時間をうまく使うのが大変だけど、 それぞれどんな結果が出るのか楽しみ。 先週末からアデレードは雨降りが無くなったけど、 曇空の日が続いてまだまだ憂鬱。
やっと1つ、でも嬉しい今月7つは抱えている宿題のうち1つをかなり書き上げる。 グラフを大学のコンピュータで描いて清書、印刷すれば一応提出可能な段階にたどり着いたので嬉しい。 ちなみにこの宿題の内容は、 ワインの安定性についての実験。 ワインの中には保存中酒石酸カリウムの結晶が析出、沈澱する不安定なものがある。 この結晶は無害で私は気にしないのだけど、 ガラス瓶の破片と容易に区別がつかないので消費者に嫌われるのだ。
庭掃除午前中軽い運動を兼ねて 寄宿舎の裏庭を箒で掃除。 ここにはニレの結構大きな樹があって 今の時期落葉がいっぱい積もるのだ。 タイルやコンクリートの地面の落葉を集めて 風にあまり吹かれない庭の土の上に戻す。 この掃除は先週から時々やっている。 以前は樹の葉の色が変るのをただ眺めていただけだった。 ある日ロッジの大家さん夫人が庭掃除するのに出会った。 彼女が掃除が大変なので数年先樹を落葉の少ない針葉樹に植え代えようかとこぼした。 一般に庭の樹は年間姿に変化のある広葉樹の方が魅力的だし、 針葉樹の落葉の下では他の草木がほとんど生えないので 彼女に針葉樹はあまり勧めず、 代りに自分も落葉の掃除をするとメールした。 それが掃除のきっかけ。 今朝は初めてロッジの面した通りを箒で掃除。 ここにも落葉が少し積もっていたから。 自分の通りを掃除したのは初めてなのに気付き、喜ぶ。 日本には通りが無いからね (理由は以前こちら、「つくばの疑問」に書いた)。 中庭のピンクのハイビスカスの樹の下も少し掃く。 落ちた花のカスが目立つから。 咲いた花を近くで見たら思ったよりきれいだった。 掃除を終えたら雨が降り出した。 早く晴れの日が見たい。
うおお皐月今日から5月。 アサイメント(大学の宿題)が目白押し。 午前の実習がキャンセルされたので 今のうちにかかります。 「メーデー」にならないように…
ふらりとマリオンへ予報では遅くなってにわか雨が降ると言うのに 久しぶりに晴れて、 しかも部屋に籠っていたら落ち着かなくなってきたので、 午後外出。 気になっていた、シティの南西にある マリオン(Marion)ショッピングセンターへ行ってみることにした。 中華街でバスを捕まえ、 行きと帰りの1時間弱郊外の住宅地をただただ眺める。 この街にずっと住んだらどんな人生を送るのかとふと思いながら。 初めて行ったマリオンはシティ一の繁華街 ランドルモールに劣らないくらい大きく、 週末の買物に不自由しないくらい店も品物も揃っていた。 けど、近くに住んでいないなら、 わざわざ行く必要はあるまいというのが正直な感想だった。 あと、大きなショッピングモールのカフェは やはり落ち着いて見えない。 夕方曇って冷えたけど、 結局暗くなるまで雨は降らなかった。
休み終り2週間続いた学期の中休みが今日で終った。 最初の月曜日は今年最後の葡萄の収穫に参加、 翌日はワイナリーで使われる フォークリフトの講習を受け免許を取得と 中身のある日が続いた。 でも休み明けが提出期限の宿題がなかなか書けず、 おまけにイースター休みも加わり 図書館も閉館が続いたためなかなか利用できずで 休みの間あまりお勉強したとは言えなかった。 代りに今週得たものがある。 毎日少し瞑想できるようになったことだ。 瞑想といっても全く初歩的なもので、 数息観(すうそくかん)と呼ばれる有名なもの。 中身はただ吐く息を数え続けること (普通楽な姿勢で目を閉じて行う。 吸う息も数える場合もある)。 以前は私は驚いたことに10もできなかったのだ。 ところがイースターマンデーに 生まれて初めて400数えられたのだ。 そしてこの日以降毎日一度は続けて 100は数えられるようになった。 数息観をやろうと思った主な理由は2つ。 一つは不惑になってしまったので これを機に頭の中を整理できればと思ったこと、 もう1つは中休みにお勉強に集中できず、 かと言ってイースター休みのため街の店の多くが閉まったため外出する気も起こらず、 時間ができたこと。 数息観の結果私に何か変化があったかというと… 今のところほとんど無い。 でも未来が楽しみに思えたりする。 宿題の1つは一応仕上げる。 明日大学で印刷して提出するだけ。 |