ウェブ日記
終戦?巷で「敗戦」とあまり言わないのにはどういう意図があるのだろう? それはともあれ、 もし64年前の今日が終戦の日というのなら、 その後千島や樺太で起きたことは一体何だったというのだろう? この島国の人々は内地以外で起きたことは、 例え同胞が有事に遭っても自分に無関係と言いたいのだろうか? こんなことを毎年考えるのでこの日はいつも憂鬱になる。 最近の園芸--フクシア--先月下旬からフクシアに元気が無くなり、 今朝までに7鉢中4鉢が枯れてしまったり、枯れて行こうとしている。 西日を避けるため10日に鉢を全て家の北側の裏庭 --でも昼間少し日が差す--に移動、 翌日11日と13日、 プラスチック鉢に日が当り用土が過熱するのを防ぐため、 まだ枯れていなかった4鉢を素焼鉢に植え替える。 根が鉢底まで回っていたのはマリンカだけで、 他の品種は買って来たとき植えられていたプラ鉢の用土までしか 根が回っていなかった。 もしかしたら夏が越せるのはマリンカだけかもしれない。 挿し木していたフクシアとニューギニア・インパチエンスを 11日午前中に小さな紙ポットに鉢上げ。 挿し木の用土がきれいでなくなって来(たように思え)たのが理由。 苗が成長すればこの紙ポットを付けたまま 大きな鉢に植え替えできるらしいので便利。 フクシア挿し穂は一見どれも比較的同じように成長し、 幾つかは蕾を膨らませていたけど、 地上の姿からは想像できないくらい、 根がほとんど無いもの、少しはあるもの、 きれいに根を生やしているものが見られ、 地下の成長は様々だった。 ポーラジェーンの挿し穂1本はほとんど根を生やさないで どうやって蕾に栄養を供給していたのかは私には想像できない。 残念ながらこの挿し穂は枯れるだろう。 一方インパチエンス3株は全てきれいな根を生やしていた。 無事に夏を越したら急に成長するだろう。 フクシアの根は育てるのが難しいことを知ってショックだったけど、 この植え替えを行って、 根の生え具合がモニターできるなら この植物の栽培に突然失敗するリスクは大分下がる気がした。 最近の園芸--洋蘭--今月7日の猛暑--最高気温36℃--は、 フクシアのみならずBlc. Fortune x Sc. Beaufortの葉を焼いた。 午前中しか日が当たらない2階の窓に下げているのに… 焼け跡が痛々しい。 しかも鉢の水分は結構抜けるのに、 痩せてしわしわのバルブが購入したときのままに見える。 回復し始めれば良いのだが。 ダーウィナラ、Dar. Charm "Blue Moon"は今月始めぐらいで花の鑑賞期間は終る。 2週間きれいに咲けば十分。 株は元気に見えるけど、 最近葉がほとんど伸びないように見える。 根腐れを起こしていなければ良いが。 水遣りに注意している。 フクシアの根があまり成長していないのを見てから、 ランでもそうかもしれないと疑心暗鬼になっている。 でも、ランで良くないニュースは以上。 最近ものごとが思い通り進まないので気分が滅入っていたけど、 この日記を書いていて心の整理が出来てきたので少し嬉しい。 良いニュース。 まず、今月9日にミニパープル、 Lc. Mini Purple実生株1つに新芽が発生。 若葉の芽と違って少し丸みがあるので、 初めて開花するかもと期待している。 同じ日の夜、 ネットで注文していたミニペット、 Sl. Minipet "JH-1"が届く。 あるネットショップで限定品のリストをチェックしていたら、 突然この品種1鉢が現れた。 普通に買ったら株と送料が同様の額になるので購入をためらってしまったのだけど、 幸運にも送料を無料にする限定発売のクーポンが同時に手に入れられたので発注。 店がすぐ商品を発送してくれたおかげで長崎まで1日で届いた。 これはどんな蘭かというと、 株の大きさが10 cm以下のミニカトレア。 赤い花を咲かせるミニカトレアの代表種で原種であるコクシネア、Soph. coccinea の血が3/4入っている (ちなみに血の残り1/4は私が最初に好きになったミニカトレアである レリア・プミラ、L. pumila)。 見た目はS. コクシネアに似ているけど、 暑さに強く丈夫で、 この個体は径8 cmの朱赤の大輪の花を株を埋めるようにたくさん咲かせるそうである。 届いた株はきれいで濃い緑色をして徒長していないので、とても元気に見える。 S. コクシネアもそうなのか、それとも雑種強勢のためか分からないけど、 新芽3本が伸びていて、 バルブ先端から新たなバルブや根までが出ていたりして、 危ないくらい元気そうである。 新しい素焼鉢と新鮮なミズゴケに植えられているのもありがたい。 ランは9株入手していたけど、 赤い花を咲かせるものはこれが初めて。 欲しい蘭はまだ少しあるけど、 国内にずっといる予定が無いし、 以前育てていた蘭の代りになる株が揃ったので、 購入は暫くはお休み。
最近の園芸--フクシア--最近園芸では悪いことも良いことも起きている。 まずは悪いこと。 フクシアのべ3株が消えそう。 最初の1株はミヌエット・ウィンドチャイム・ホワイト・アンド・ピンク。 これは私が園芸を再開する前父が買って来たもの。 暑さと徒長対策で切り戻しの後脇芽がたくさん伸びていた。 嫌な予感がした数日後、急に根をやられて立ち枯れに。 次は一番大輪の花を付けて 一番好きだったピンク・バレット・ガール。 突然葉をほとんど全て落とした。 立ち枯れではないので、根がやられたのではなく、 多分液肥が多過ぎたのが原因と思われた。 その後根がやられたらしく、若芽が全て枯れて行った。 次がビーコン。 今月4日夜まで全く元気だったのに、 翌日から萎れ始めたのでショック。 おまけに7日の猛暑--最高気温36℃--で西日に当り、鉢が過熱、 これで根がやられたようで、 現在徐々に枯れて行っている。 回復はまず期待できず。 ほとんど何もできないのが辛い (根をやられたフクシアの株は元気な部分を挿し木しても 水を吸わないし、 日差しの弱い場所に移動させるとより早く弱る)。 ミヌエット2種とビーコンは父が買って来たものである。 5株育てるのも大変と思っていたところに父が突然2株買って来て、 最初は困っていたものの、 その後は他の株同様大事に育てていた。 枯れてしまって今は辛い。 残りの株も葉の色が薄くなって一部枯れているので、 決して元気ではない。 先月からの(蒸し)暑さがじわじわフクシアの株の体力を奪っているように見える。 フクシアは暑さに弱いと言われているが、 私の経験では全くそうとは思えない。 というのは、豪州アデレードや南アフリカのステレンボッシュのような、 夏は猛暑になる町で路地植のフクシアの潅木を何度も見たからである。 多くは比較的暑さに強いトリフィラタイプであったけど、 アデレードではフクシアで一般的な種類である、 マゼラニカ系の一重咲も二度は庭で見た。 これを踏まえると、 フクシアが夏弱るのは、 多湿か用土が過熱するのが原因かもと思われる。 プラスチック鉢を使用すると、 強い日差しでは用土が過熱するので、 フクシアに限らず、 鉢は一般的に素焼がより良いと思った。 素焼鉢は用土の水分が滲み出して蒸発して気化熱で鉢や用土の過熱を防げるからである。 実際通気性の良い素焼鉢は水を切らさない限り、 西日を当ててもひんやりしていた。 家にプラ鉢がたくさんあったので、 もったいないと思ってこればかりフクシアの植え替えに使ったけど、 次回からは素焼鉢を多用する予定。 プラスチック鉢でも、日光をあまり吸収しない白い鉢や籠に入れ、 ぶら下げると地面の熱を避けられるし風通しが良くなるからか、 ある程度夏に対処できるようである。 元気のまだ良いフクシア3株はたまたまこうして吊ってあった。 素焼鉢に植え替えしたいけど、 暑い今やるのは却って株を傷めそうなのでできない。 フクシアで良い話は、 先月挿し木していた若い枝10本くらいが生き残って芽を伸ばしたり、 中には蕾を膨らませていたりしていること。 ラッキーなことに上述のピンク・バレット・ガールも挿し木2本残ったようだ。 問題はいつ鉢上げするか。 暑さが峠を越えてから--といっても九州は9月いっぱいは残暑が続く--したいけど、 その間に根がはびこって植え替えで根を傷めるのも怖い。 フクシアの夏の越させ方を自分なりにまとめると、 以下の通り。
今さら場所を変えても却って株を弱めるだけと思い、 フクシアを西日の当る玄関そばにそのまま置いておこうとしたけど、 今日母に株が痛々しいと言われたので、 夕方家の北東にある勝手口の近くに株を全て移した。 多分全部枯れるだろう。 フクシア以外の植物については後日書く。
最近の片付けと九星方位最近は部屋の片付けでは大きな進展は無い。 でも部屋は徐々にきれいになってはいる。 先月始め辺りから、日盤で中宮が土星の日、 つまり二黒土星、五黄土星と八白土星が中宮に来る3日おきに 自分の部屋の畳と階段を水拭きするようになった。 3日おきにしたのは毎日する必要が特に無いから。 中宮土星の日にしたのは土星の位置する方位が 静かで塵の溜まりやすい方位と考えられるので、 この日に掃除するのは適当と思われたため。
最近の園芸暑さが長引いたためか、フクシアに元気が無い。 ピンクバレットガールが昨日から葉を落とし始めたので慌てた。 葉を付けたまま枯れ始めれば、 それは回復できない水切れと思われる。 そうでは無いので、例えば肥料の遣り過ぎが原因と思われる。 この品種と、葉の色が薄くなったマリンカ、 新芽はできたけど成長の遅い他のフクシアについても 暫くは水だけ与えて様子を見る予定。 一方フクシアの中で最も元気なビーコンには粉を吹くなかなか動かない白っぽい虫が 茎に増えてきたので、 今日薄めたカリ石鹸を吹いて、半時間後水を吹いてリンス。 蘭ではダーウィナラ、Dar. Charm "Blue Moon"が最後の蕾を昨日咲かせる。 まだ最初の花が萎れていないので嬉しい。 最近届いた蘭3株について触れると、 最初は本命だったカリアズ・ミニクィニー「エンジェルキス」、 Lc. Cariad's Mini-quinee "Angel Kiss"ばかり眺めると思っていた。 しかし実際はついでに買ったフォーチュン×ビューフォート、 Blc. Fortune x Sc. Beaufortが一番気になってしまっている。 今日はこの株について書こう。 ウェブページの画像によると、 この株が売りに出された先月3日には、 小さな蕾が付いていたようである。 ところが27日後受け取ったときには残念ながらそれはしけていた。 そのうえ古いバルブは細く皺だらけで、 それに付いた葉は一部黄色くなってこちらにも皺が付いているので、 この蘭はあまり元気には見えず、痛々しい。 一番新しいバルブだけがきれいで太っていることから、 購入した店が仕入れる前は良くない環境に育ったように思える。 それでも全てのバルブに花茎の跡があるので、 この蘭は開花しやすい種類のようである。 個体名が無いことから、仕入れ元の蘭園で予期した花は咲かなかったのだろう。 それでも、このように育ちを察するとこの株を放っておけなくなった。 私が実家を離れるまでにこの株が元気になると良いなあ。 花が見られたらなお良いな。 この株の片親であるBlc. Fortuneは黄色、黄金色や赤の美しく個性的な花を咲かせる有名な交配種。 一方もう片親のSc. Beaufortは黄色系ミニカトレアの代表的な一代交配種。 さらにこの交配種は、よく見かける優良な黄花系ミディカトレアである メモリアルゴールド (Pot. Memorial Gold)に交配が似ているので、 何でこの交配が盛んでないのか不思議である。 ポテトチップス恋をする夏休みで実家に来ている一番上の甥が何度も 「ポテトチップス恋をする〜」と歌うので、 何だろうと思ってネットで調べたら、 カルビーのCFソングと判明。 歌を甥に教えたら喜んでいた。
最近の読書本を読むときは小説ばかり選んでいた反動か、 最近、というか今月はノンフィクションの文庫本2冊を読んだ。 18日に上野正彦著「死体は生きている」(角川書店(角川文庫)、1990年)を読了。 途中から面白く感じられ始め --私が本を読むときはこうなることが多い-- 実質2日で読んでしまった。 「死者の人権」というキーワードに惹かれる人は多いと思うが、 それよりも監察医が死因を通して真実を明かにすることを地で行っていることが印象的。 その10日後、小森義久「国の壊れる音を聴け--国際報道と日本のゆがみ--」(扶桑社、2004年)を読了。 未だに内容が古くなっていないのは大きな問題。 内容は6章に分かれていて、各章ごとにほぼ独立して楽しめる。 どの章も好きだけど、前半は他の「保守系」ジャーナリストの主張と重なる所もあるため、 個人的には後半3章が特に印象的だった。 第5章の「朝日新聞のゆがみ」には一般成人のみならず、 中高生の文章読解力の向上にとても役立つことが書かれている。 この章を読んでどうして朝日新聞の記事が大学入試によく出されるか納得した。 最終章の「チョムスキーの正体」は日本で著名とも言える人が現地でどう評価されているかを いつも念頭に入れねばならぬことを教えてくれる。 でも、最も印象的だったのは第4章の「柔道という肉体言語」。 これは他のジャーナリストは決して書けない、 小森氏オリジナルの気持ち良い物語だからだ。 村上春樹の「1Q84」が「読みにくく」て困っている。 物語自体は最初から面白いのだけど、2つのことで戸惑っている。 1つは最新刊なので単行本しかないので、 軽くてかさばらない文庫本と違って、 いつでもどこでも読むのが難しい。 もう1つは、新刊かつ話題の作品なので、 ふと見たテレビや見かけた関連本に読書中や読後の印象が影響されないか不安なことである。 でも(海外での)次の仕事に就く前に読んでしまおうと思っている。 あと、この日記で取り上げたい本2冊があるのだが、 それらについては後日。 今日の園芸フクシア・ミヌエット・ウィンドチャイム・ホワイトアンドネオン(と思う)がほぼ枯れてしまった。 原因は今月切り戻しして脇芽がたくさん芽吹いたときに熱波と西日に当り、 一時的に水不足になったことと思われた。 また芽吹いてくれと祈っている。 注文していた蘭3株が夕方届く。 早速HB-101 1000倍釈を十分与えて休ませる。 これで園芸を再開して購入した蘭は計9株。 詳細は後日。
最近の園芸--また蘭を注文--私は長く実家に居る予定は無いので、 両親が園芸好きでも私の世話している植物は極力少なくしたい。 小松菜は早かれ遅かれ食べられるし、 フクシアは母の好きな植物で元々彼女が世話していたので大きな問題は無い。 一方ベゴニアはレックス3種でうち本当に欲しかったのは原種のみ、 育てるのが比較的楽なギボウシは4種 --うちタマノカンザシが本命--で十分、 インパチエンスやペチュニアも好きな色の品種各2種ずつで十分過ぎる。 なので上記の植物の種類については 数が少ないうえ、欲しいもの全てを買ったので問題無い。 ただし、蘭--特にカトレア系とバンダ系--だけは、 やはり私が最も好きな植物だから、もう少し欲しい。 中でも一番欲しいのはカトレア・インターメディア・アッキニー --C. intermedia var. aquinii--、 これはリップ以外の花びら2枚に楔形に別の色が入ったもので 変異がとても大きいので好みの花や株を選ばねばならない、と レリオカトレア・ミニ・ブルースター・セルレア、 Lc. Mini Blue Star coeruleaである。 でも、既に蘭を6株も買っていたし、 それら6鉢の中にはこれら2種の代りに購入した蘭もあるので、 これ以上の購入は控えていた。 でも、まだ何かが欲しかったのだ。 それは今考えたら、 私が一番欲しい2種の蘭の代りに購入した種類には無いものであった。 1つは花びらに入る楔、 1つはミニ・ブルースターに入っている、 カトレアで最も代表的と言えるラビアタ、 C. labiataまたはその近縁種の「血」である。 さて、一昨日のことである。 ある洋蘭店のウェブサイトを覗いたところ、 送料を無料にする数量限定のクーポン数枚が売られていた。 こんな機会は滅多に無い。 一方このサイトでは通常商品より価格の安い処分品や限定品も紹介されていて、 それなら、これらの中で目星いものがあれば買おうかなと思った。 でも、最近好きな商品が見当たらないので、 駄目元でこの際その処分品や限定品の長いリストを全てチェックすることにした。 そうしたら、何と私が欲しかったけど購入をためらっていた蘭1株が売れ残っていた。 そこで急遽クーポンを購入。幸運にも最後の1個を注文。 その後すぐ件の蘭を「買い物かご」に入れ、 支払に利用するクレジットカード会社のウェブサイト経由で注文 (こうするとクレジットカードのポイントが倍付くのだ)。 注文した蘭は(日本語読みが良く分からないけど) カリアズ・ミニクィニー「エンジェルキス」、Lc. Cariad's Mini-quinee "Angel Kiss"である。 私が持っているC. インターメディアとLc. ミニパープルの交配種。 白地の花びらに濃い青紫の楔が入った、小さな株には大きな花をよく咲かせる、 人気の種類である。 丈夫で育てやすいようだ。 今から考えれば最初にこの蘭を買った方が賢明かとも思うけど、 わざわざミニパープルを交配した理由が分からなくて、 購入をためらっていたのだ。 Lc. ミニパープル同様C. インターメディアはそんなに大きな株にはならないし、 丈夫で育てやすいからである。 でも私はLc. ミニパープルも好きだし、 楔入りのC. インターメディアより安いので、 この種類がやはり気になっていた。 なので、この蘭がちょっと欲しいなと実は先月から願っていた。 でも、まさかこんな風に願いが叶うとは思ってもいなかった。 注文した商品が人気で安いのに売れ残っていた理由が良く分からないうえ、 送料を只にできたから。 折角送料を考えなくて買えるチャンスが来たのだから、 他の蘭も一緒に注文したのだが、 詳細は改めて書くことにする。 一昨日からの出来事を今日書いた理由は、 これらの蘭を同梱して送料サービスで配送することが今朝確定したからである。 最近の園芸--また蘭を注文(続)--カリアズ…、Lc. Cariad's Mini-quinee "Angel Kiss"の他に注文する蘭を決めるのに夜更ししてしまい、 昨日はひねもす眠かった。 ものを実際に買ったり手に入れたりするより、 何を買おうか考え、悩む方が楽しいのは真実に近いかも。 まず決めたのはミニ・ブルースター、Lc. Mini Blue Starに入っている、 カトレアで最も代表的と言えるラビアタ、 C. labiataまたはその近縁種の「血」の入った蘭である。 具体的にはLc. ミニ・ブルースターに交配が似ている種類が欲しかった。 Lc. ミニ・ブルースターはミニパープル、Lc. Mini Purpleとコーネリア、Lc. Corneliaの雑種である。 Lc. コーネリアはC. ラビアタとレリア・プミラ、L. pumilaの原種同士の交配種である。 Lc. ミニパープルの片親もL. プミラなので、 Lc. コーネリアはLc. ミニ・ブルースターに交配が似ていると言えるので私の欲しい種類である。 残念ながらLc. コーネリアは在庫が無く、 代りにこれに近い交配種であるティデア(かティディア、タイデアやタイディアとも読める)、Lc. Tydea coeruleaを見つける。 これはC. ラビアタの代りに近縁種であるトリアーネ、C. trianaeを交配親としたもの。 花の色が白っぽくてリップが青紫で私の好みだし、 ミディタイプで私の好きな大きさだし、 育てるのが難しいとはあまり聞かないし、 何より安かった--開花株で2100円--のでこれを選ぶ。 私の好きなラビアタ系カトレアとL. プミラを一度に得たような気分になるし、 どちらもそんなに栽培が容易とは言えない一方、 このLc. ティデアには雑種強勢を期待してしまうので、 手に入れて育てるのが楽しみ。 注文したもう1株については、後ほど書く。 最近の園芸--また蘭を注文(続々)--さて、蘭2株の購入を決めて、ある問題が出て来た (正確にはもう1株購入する無理矢理な理由をこしらえた)。 今回新たに蘭2株を買うと、私の蘭8株のうち5株までもが青(紫)の花を咲かせることになるのだ。 私が青色の蘭を好む理由は3つある。 最初に、私は花の色ではこの色が好みだから。 次に、私が一度蘭を育てていた1980年代前半は青い蘭はまだ稀少だったから。 例えばLc. ミニパープルは当時赤紫やピンクの花を咲かせるものがほとんどだったのに対し、 今は青っぽい花を咲かせる品種がいくつも入手可能である(しかも安い)。 3つ目は私がその稀少な青い蘭を育てるのに失敗した苦い経験があり、 園芸を再開してから是非青い花を咲かせたいから。 実際ダーウィナラDar. Charm "Blue Moon"が花開いたときはほっとした。 さて、いくらこの色の蘭が好みであっても、 この色の花ばかり愛でるのは面白くないので、 青紫以外の花を咲かせる株が1つは欲しい。 まずは、まだ持っていない赤い花を咲かせる種類を探した。 でも種類が少ないうえ目星いものが見つからなかった。 '80年代初めには何種類も何品種も選べたことを思い出すとちょっとショックである。 そこで青と赤以外の花を咲かせる蘭を探した結果、 興味深い種類を限定品で見つけ、注文。 それは、フォーチュン、Blc. Fortuneという種類と ビューフォート、Sc. Beaufortの交配種である。 どうしてこれを選んだかというと、
である。 この交配種とPot. メモリアルゴールドの祖先には Blc. Xanthette--ザンセットと読める--なる交配種が含まれることを知った。 Blc. ザンセットは'80年代初め、私の好みだった黄色花のカトレア交配種の親であることが多かったことを思い出した。 この珍しいカトレア交配種を注文して、 ミニやミディではない、「正統派」のカトレアに興味を持ったので嬉しい。
今日の園芸昨日のキアゲハの幼虫は、 今朝一番大きいものがパセリの茎に上ったナメクジに吸われた後、 残り2匹同様蟻に集られていました。 プランターの小松菜の葉が大雨で少し傷んでちょっとショックだけど、 また成長するだろう。 2日くらい前からフクシア、 多分ミヌエット・ウィンドチャイム・ホワイト・アンド・ネオン、が萎れかけている。 剪定後たくさん芽吹いた脇芽が株の負担になったのではないかと思う。 回復すれば良いが。 レックス原種は元気な一方、 葉挿ししたレックスベゴニアの若葉が相変わらず大きくならない。 レックスを含む根茎性ベゴニアはやはり育てるのが難しいようだ。 素人考えでは、この系統のベゴニアは茎が地表にほとんど出ない (し、冬場のタンポポのようにロゼットにならない)ので、 たくさん葉を付けても光合成がたくさんできないので、 成長は遅いだろう。 これに対し木立性ベゴニアは地表に茎が伸びるので、 葉をたくさん付けるとその分光合成がしこたまできるので 成長が早く、栽培が(比較的)楽なのかも。 でも、私はベゴニアでは木立性より根茎性や球根性の方が好み。 |