ウェブ日記
九州は田舎?先日島原のマクドナルドで食事していたら、 来月から販売予定の期間限定のハンバーガーのチラシがトレイに敷いてあった。 そこには日田市を除く大分県と荒尾市を除く熊本県では販売しないと書かれてあった。 九州は田舎なのか?
スターバックスへはもう行かない日記の話題に困ってしまい、 夜探していたら楽しくないネタを思い出した。 私は14年前から昨年10月までスターバックス--以下スタバ--をよく利用していた。 ドリップコーヒーでずっとお気に入りだったのはスマトラ、 次がゴールドコーストブレンドだった。 シナモンロールは上が平らで生地がパサついていた初期のものが好みだった。 創業者がユダヤ系だったため日本上陸したばかりは年末クリスマス色とは無縁で、 師走の巷の騒がしさをしばし忘れるにはかえって好都合だった。 コーヒーの香りが楽しめないとの理由で初めはパン類や菓子類はスコーンまで冷えたまま出されていたのも、 流石アングロサクソンのお国柄と納得していた。 客の求めるものに応えてサービスの内容は徐々に変わって行ったけど、 気にはしなかった。 昨年10月から住み込みの季節労働を半年やって、 3月上旬無事勤め上げ実家に戻る前上京。 外房の一番お気に入りの日本酒の蔵元を訪問した帰り、 千葉駅で列車を降りたとき巨大地震に遭った。 なかなか鉄道の運行再開の目処が付かないので、 改札を出てスタバで休憩しようと思ったら、 早々と閉店。 やがて終日列車の運転は見合わせになって、 千葉駅から日本橋のホテルまで深夜まで歩いたけど、 途中のスタバもとっくに閉店。 ホテルにやっと着いてすぐ寝て、 翌日その翌日近くのスタバ2店を訪ねたら、 片方は閉店、 もう片方ではスタッフが集まらないとの理由で閉店の旨の貼紙を見た。 こんな非常事態にはカプチーノかカフェラテの1杯はとても欲しいのに… スタッフが1人でも店の前でドリップコーヒーでも淹れられるだろうに。 帰宅困難者のために臨時で深夜まで営業し客を労った店 --そんな店は和食や日本酒の店が多かった--もあったのに… あの巨大地震以後、 私はスタバへは一度も行っていないし、 もう行こうとも思わない。
柳宗理氏死去島原へ向かう途中カーラジオで訃報を聞いた。 今グーグルニュースを見たら台湾の新聞社の訃報記事も2件ヒットしたので、 あちらでも有名だったのかもしれない。 彼のデザインの料理用品は2点はうちにあるけど、 見た目は良いけど必ずしも使い良いとは言えなかった。 トングは外見は個人的には好きだけど実際に使うには大きすぎた。 そのうえ滑りやすいと母は言う。 一方柄付きのパンチングざるは直径19 cmと小ぶりなのが最初使いにくいと思っていたら、 意外と重宝。 微妙に凹んだ底が水切りが良くて清潔。 正直彼のデザインしたものは必ずしも私の好みではないし、 実用が追い付いているとは必ずしも言えないのであまり評価できないのだけど、 先駆者--彼の場合は日本の工業デザインの--には誰にも知られない苦労がたくさんあったと察します。 安らかにお眠りください。
クリスマスはどんな日でしょうねある人達はキリストの誕生を素直に静かにお祝いする。 聖家族を20日くらいずっと飾る。 ある人達は何でこんな寒い日に羊飼いが外をほっついていたのかと心の中でつっこみながら祝い、 飾り付けをしていたら25日までには片付ける。 別の人達はあまり深いことは考えずに騒いでいるうちに日が徐々に長くなって行く。 クリスマスは色んな人達を受け入れる、良い日だ。
ノーブルとは?福沢諭吉の「学問のすすめ」の冒頭--これだけが有名だけど残りがむしろ大事--ではないけど、 王侯貴族のような「ノーブル--noble」な身分には何十年も違和感をずっと覚えていた。 この理由もあって私は共和制の国に移住したいと以前から思っている。 ところが歳を取るにつれ、あることに気付いた。 それは、例え私が希望する共和制の国に移住しても、 その国がノーブルな方々をお迎えするときは外交上一般人とは異なる迎え方をしなければならないことだった。 ということは私はどの国に居ても住んでもノーブルな方々と無縁でいられない。 それで一体ノーブルとはどういうことか真剣に考えざるを得なくなった。 日々頭の隅で気に掛かりながら、 ある日ラテン語を独学で覚えていたら、 ノーブルの語源が「知る*」と知った。 「ブル(-ble)」は可能の意味だから、 元々の意味は「知ることのできる」だ。 つまり有名人。 有名人なら古今東西どこにでも存在する。 ならば共存するのは当然。 しかもラッキーなことにこの国には世界一ノーブルな方々が2千年は前からいらっしゃる。 よその国の偉ぶっている(例えば3色の旗の)連中は、 革命など起こして国王を処刑して絶やした野蛮人の子孫に過ぎない。 ということで、明日も良い日を! * nosco (, noscere, novi, notum)、元々はcognosco (, cognoscere, cognovi, cognitum)、 知る、認識する、学ぶ、面識を持つ等の意味。 英語のknowの語源。
古川和男氏死去トリウム熔融塩炉の研究の第一人者である古川和男氏の死去(今月14日)をネットで初めて知った(読売新聞、Biglobe経由)。 急いで産経新聞を見直したけどどこにも訃報が載っていないようだ。 巨大地震以来日本の原子力発電に関する粗野な報道や論議が悔しかったでしょう。 心よりお悔やみ申し上げます。 著書「原発安全革命」を読んだ限り氏は護憲派で(すぐの)核兵器廃絶を望んでいたので私とは反対の立場ではあったけど、 エネルギーと核廃棄物の処分の問題意識は共通していることを本当に幸運と思う。 核に関する正しい認識と、 既存の原発と全く発想の異なるトリウム熔融塩炉の可能性が遍く伝えられますように。
一応メシウマ昨日は号外を見て祝杯を挙げたかったのだけど、 今朝健康診断を受けるためそれができず。 代りに今朝受診後あるカレー屋でトッピングを多めにしておいしくブランチを頂く…でも… 自国民がさらわれたらすぐ軍隊を差し向けてすぐ解決するのに… 10年は海外移住をお預けの、この国の国籍を持っている自分は、 ここを普通の国に少しでも近づけるように自分なりに努力せねばならないのだ。 |