泡とガラス玉


2005年11月07日(月)      シアホー


冬のコートの襟を立て横断歩道を渡りながら海のことを考えていた

キラキラと 
ずっと心の中で
海は広がる

まるで世界の終りのようだ

美しくて
孤独で
暖かい

私の届かない何かは
いつもここにあるのだと
知る


次の赤信号の手前で少し涙がでた


お元気ですか
ここは現実です


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