どこにいるの
どこで見ているの
空気の中
遠い命
ただ感じるだけ
存在するということを
言葉など要らない
それは必要ない
声などいらない
言葉や声で想いを伝えることのどこが大切なのだろう
それが一番大切だなんてくだらない
大切なことは
言葉や声じゃなくても
たとえ伝えられなくても
胸の中にある想いの力が
人のコントロールできる能力を越えて
形に変わる
それは物理的な距離や
生と死という違いにさえも
超越する力になる
私に声は必要ない
人と人は
愛で結ばれることが頂点ではないかもしれない
愛以上の
つながりが
もしかしたら存在するかもしれない
| |
|