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■ 11日目 カプリ島観光
青の洞窟って知っていますか? 私は旅行のパンフで初めてみて、行きたいと思いました。 意外に、有名なのでびっくりしました。
朝早くから出発。ホテルの前まで迎えに来てくれた。 オプションのツアーなので、添乗員(Yさん)は同行せず。 現地の添乗員さんと同行。 この添乗員さんはあんまり好きじゃなかった。 日本人の女性だけど。 でも今日一日のことだし、我慢。 普段の添乗員さんのほうがずっと良くて寂しい。
それに、ツアー料金高かったのに、バスはぼろぼろ。 リクライニングが壊れていた。まぁいいけど。
カプリ島へ行くには、まずはナポリの港へ。 大きな船に乗って出発。 私あんまり船に乗ったことがないので、 貴重な体験だった。トイレの仕組みが 飛行機のトイレと似ていると思った。
お客さんは大体イタリア人だと思うけど、 イタリア人って結構特徴があるよね。 陽気で明るいって聞いていたけど、服装にも特徴が。
フランス人ってシンプルできれいな服を好むイメージ。 ブランドもそんなに誇張するようにはつけていない。 シンプルビューティー。 でも、イタリア人(特にマダム)は、
ブランド物や派手なアクセサリーをゴテゴテと つけすぎていて、あんまり上品とはいえない。 関西のおばちゃん風。 しかもあんまり似合ってないし・・・。
イタリアのブランドは多くあるけど、 だからといってイタリア人がおしゃれと いうわけではないらしい。 そういえば、ちょい悪親父の・・・ジローラモさんが イタリアのナポリ出身だね。 人によりけりだ。そりゃそうか。
カプリ島に着いたら、さっそく、洞窟に向かうためにまた 中くらいの船に乗り込む。屋根はない。 船の周囲に20人くらいぎゅうぎゅうで座れる船。 海は日本ほど塩くさいにおいがしない。 水は青くて、魚が泳いでいるのが見える。 日本でこんな紺色の海ってあんまり目にすることないな。
洞窟に着いたら、その船の上で待たされる。 通常2時間は待つらしい。船に弱い人は要注意だ。 私たちは幸い1時間待ちだったけど、 日よけのない炎天下で待つのはつらかった。 暑くて雨傘を差して日よけに使った。 欧米人たちは船の上で水着になって、 待ちつつも体を焼いていた。 欧米人には美白という概念がなく、 健康的に焼けているほうがもてるらしい。
自分たちの番が来た。 今度は4人乗ってぎゅうぎゅうの小さなボートに乗り換える。 ボートを移るとき、ぐらついて怖かった。 すぐにしゃがんで安定するのを待つ。 洞窟の入り口は小さい。 だから、みんな仰向けになって入る。 もちろん船漕ぎの人も。だから私たちはつぶされる。 せーので船漕ぎの人が、穴の入り口にある鎖を引っ張って 穴の中に一気に入る。
洞窟の中は一瞬真っ暗で何も見えなかった。 これが、青の洞窟?と思っていたら、後ろに横になっていた 旦那さんが、「ホントに青の洞窟だ!」と叫ぶ。 振り返ったら、入り口の周りは青く光っていた。 すごくキレイだった。 入り口の日光の乱反射で水が青く透明に見えるらしい。 幻想的だった。 目が慣れたら洞窟全体が青くなっていた。 洞窟の中は、先に入っていたボートでいっぱいで、 順番に洞窟の中を一周する。 水の中を見てみたら、底まで見えるくらい 透き通っていた。お魚が泳いでいる。 昔の王様はココをプライベートプールにしていたそうだ。 なんて贅沢だ・・。さすが王様。 別のボートの船頭さんが、フニクリフニクラを 歌ってくれたりして、洞窟だからすごく響く。 気分も盛り上がる。 残念ながら写真ではきれいに撮れなかったけど、 それでも今、肉眼でしっかり見て心に刻もうと思った。
あっという間に外に出た。外に出たとき、 現実に戻ったような気がした。 船頭さんがチップを要求する。 二人で2ユーロ。 チップを要求されちゃうと少し興ざめしちゃうね。 洞窟の中で要求されなくて良かった。
洞窟を見終わったら、もう2時になっていた。 アナカプリに行き、遅いお昼ご飯。 アナカプリでは観光客でにぎわっていた。 カプリ島はレモンが有名だそうで、 レモンのお菓子やお酒などいっぱい売っていた。 レモンの形の陶器はすごく可愛いと思った。 買わなかったけど。 物色していたら、お店の人が彼に、「お〜! オトコマーエー!カコイイー!」とはやし立てた。 男前という言葉を知っているのか。 他の日本人観光客の女性にも「オトコマーエー!」と 言っていたからわらけた。「ビジンー!」という 言葉も知っていたから、本当に男だと思ったのかも。
お昼の食べたシーフードスパは、あんまり 美味しいとはいえなかったな・・・。 麺がぶちぶちきれちゃうくらい柔らかかったの。 まぁいっか。
でも、夜ローマに帰って食べたパスタは美味しかった。 日本人の奥さんが経営している店を、 添乗員(Yさん)が予約してくれたの。 とっても大きくてキレイな店。 日本人の店員さんや日本語のメニュー表が有難い。 他の新婚さんカップルと、一人できている若者と 5人でいろんなものを頼んで食べました。 彼はピザが好きなので、大好きなピザをいっぱい だべることができて嬉しそう。 日本で食べるピザほど脂っこくなかった。 生地を先にやいて、その上に新鮮なトマトや サラダ菜を乗せている感じで、あっさりしていました。 店の外にバイオリン弾きがいた。 バイオリンの音のBGMがあっていい感じでした。
あぁ明日はもう帰国か・・・。
2006年09月30日(土)
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