便蛇民の裏庭
DiaryINDEX|past|will
2002年12月29日(日) |
すれ違いとかそんな感じ |
行きつけの店に笹子と行く。 なのでお化粧をして服を着替えて相方の帰りを待った。
お店まで送ってもらう。 その前に子供たちも一緒にビデオを返しに行く。
「あのさーレンタルビデオの下の階にアクセサリー売ってるんだよ。 時間あるなら寄って見てくべ」
笹子の準備がまだだったので一緒にアクセサリーを見に行く。 ぼくの好きなゴッツイ系のアクセサリー。
「どれか欲しい指輪ある?あったら買ってやるよ」
ぼくの左手薬指には、相方とおそろいの結婚指輪。 左手小指には自分の誕生日に自分で買ったピンキーリング。
そして右手薬指には、オトコノコとおそろいのリング。
「指輪はいらないよーぉ」 「じゃぁなにがイイ?」 「んーなにもいらないよー」
香水のコーナーへまわる。
「なんか欲しいのない?」 「自分使ってるのまだあるからいいよ」
なんだろう。 なんだろうこの感じ。
もっと早く、こういうの、欲しかった。 もっと早く、こうして欲しかった。 もっと早く。
なんか、すごーく長いこと、ぼくは放置されてたんだなぁ… と、あらためて感じた。
後部座席に乗り込んだ笹子は 子供たちに無理な注文つきのしりとりを強要される。
お店に着いて車を降り、笹子と二人して車に向かって手を振る。 おやすみ子供たち。おやすみ相方。 おかーさんは朝まで酒を飲みまーす。 こんなおかーさんでゴメンな。
オトコノコはぼくが誰かとどうにか…という心配をするけれど、 今のぼくにはオトコノコ以外の男には全く興味がわかない。
「ねぇ、キミ以外の男とどうこうなる気全くないから心配いらないよ? 心配するなら男じゃなく女の子に取られないようにした方がイイよ?」
などと冗談ともとれぬ冗談をいったせいか、 笹子に妬いてしまうオトコノコ。
知ってるかい? ぼくはキミのコトが、 たまらなく好きなんだよ。
|