便蛇民の裏庭
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2003年01月31日(金) ちょっと狂うくらい

会議室は寒くて寒くて
作業しながらひたすら紅茶で体を温めるけど
とにかくおしっこが出るばかりでますます寒い。

外の大雪に気付いて
お昼ご飯食べに家に戻るのを諦める。

昼抜きで次の作業に入ることに。

司書室も寒い。
手がかじかんで字なんか書けないっての。
それでも紅茶で温めつつ頑張る。
やっぱりひたすらおしっこが出るばかり。


子供たちは集団下校していった。
活気の無い図書室が寒い。

普段10人近く居る司書室に4〜5人しか居ないせいか
やはりいつもより寒い。


作業を終えて4時頃家路につく。

辺り一面真っ白。
誰かが歩いた後を辿って歩くしかない。


向かいからやってきたお散歩犬くんに道をふさがれる。
飼い主がいくら引っ張っても動こうとしない。

「コンニチハ。すごい雪だねー」

と雪の中にしゃがんで頭を撫でてやると
犬くんは満足そうに道をあけてくれた。


しばらく行くと目の前を歩く青年発見。
遭難するかも、とか思ってたのでぴったり後ろを付いて歩く。

すごく寒くてどんどん雪が降ってくるのに
なぜか笑顔になってしまうぼく。

しかも頭の中で声がする。

『た、隊長、前が見えません!もうダメです!』

ひー、やめてくれー、笑わせないでくれー。
一人ニタニタしてるだけで十分怪しいのに。

すると目の前の青年が振り向いた。

にっこり笑顔のぼく。
つられて笑顔になった青年。

そのまま黙々歩く。

『隊長、自分はもうダメです!空腹で倒れそうであります!』

やめろコラ。
お腹が鳴る。

その青年はどの道も曲がることなく真っ直ぐ歩いていく。
ぼくが曲がるとこで曲がったら面白いなー。
と思ったら本当に曲がられた。

ぷっ

ダメだ、もう何もかもオカシクてたまらない状態になってる。

青年はすぐ近所の学生会館の住人さんだったらしい。
近所にヘンな女が住んでいる、と思われただろうか。


家につく。
家の前は雪がてんこ盛りになってて入れそうにない。
諦めてそのまま除雪開始。

うへへへ〜。

ニタニタにさらに声がついた状態で除雪。

ママさんダンプで雪を押していく。
雪に腰まで埋まる。

んぎゃはははは!

かなり壊れた状態での除雪。
けして怪しいものではございません。


便蛇民 |MAIL裏BBSHOME


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