便蛇民の裏庭
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2005年02月27日(日) かまくり隊

今日は久しぶりにやる気満々だったので
友達の家に押しかけてかまくらを作ろうと
勝手に独りで決めた便ちゃんですこんばんは。

まず最初のターゲットは愛人笹子のおうち。
しかし残念ながら笹子にはご用事があって
一緒に二家族合同かまくりゴッコはならず。

次のターゲットは相方の同僚宅。
こちらちょうど排雪作業などの最中で
おいでおいで〜待ってるよ〜とのこと。

今から行きまっす!

とメールをし
家族揃って過剰な防寒対策を行い
相方の同僚Nさん宅へ向かった。


最近全然動けないでいたので
動けることが嬉しくてたまらない。

めいいっぱい雪山に穴を開け続けるぼく。
たのしいたのしい!

穴に入ってひたすらひたすら掘り続ける。
すっげぇたのしーーーい!

中掘りを相方とチェンジ。
外側をチェックして雪の厚みの確認をしていた。
入り口の反対側を見ている時だった。


もすっ


目の前の雪山がへこんでいく。


もすもすもすっ


??????
一瞬目の前の光景がわからない。

Nさんが「崩れた!」と叫んだので
同時に子供たちの人数を確認。
4人とも無事!よし!

しかし雪の中から


おーいおーい おーいおーい
おーいおーい おーいおーい


くぐもった声がする。
かまくらの天上が崩れて相方が埋まってしまったのだ。

Nさんは真剣な顔で必死に
スコップでかまくらを崩し始めた。

はっっ!

あわててぼくもスコップで掘り始めた。


おーいおーい おーいおーい
おーいおーい おーいおーい


…何故かぼくの顔が笑顔になってしまう。
笑いどころではないのに。
笑ってはいけない場面なのに。


ぼくの頭の中に

Nさんのスコップが当たって

『あいててっっ!』

とかなっている相方の姿が浮かんでくる。

それに対して

『なに考えてんだよ!急いで助けないと死んでしまう!』

と突っ込んでくる自分がいる。

『もしもこのぼくの一突きのせいで相方が死んだら救急車呼ばなきゃなぁ』
(すでに思考回路が…)

とかぼんやり思った時に雪の中から赤いものが見えた。



おぉ!相方の帽子じゃないか!

そしてそこから走馬灯を見たらしい相方が生まれてきた。
無事でよかった。

相方とチェンジしないでぼくが中に入ってたら…
うー怖い怖い。



みなさん
雪遊びにはくれぐれも注意してください。
すばやく対応できる大人が一緒でないと危険です。


便蛇民 |MAIL裏BBSHOME


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