甲斐犬ジロー通信
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写真の「ちびちゃん」はご近所のワンちゃんです。 実はこの「ちびちゃん」今年になって飼い主さんが変わりました。 現在の飼い主さんの家には昨年までワンちゃんがいて 「ちびちゃん」の飼い主さんと仲の良いワン友達でした。 ところが不慮の事故で愛犬を亡くし ショックでご夫婦ともあまり外に出なくなっていました。
「ちびちゃん」の前飼い主さんは 「ちびちゃん」を連れてよく遊びにきていたようですが 急に体調を崩し入院してしまいました。 その間、 現在の飼い主さんが「ちびちゃん」を預かることになり 暫くの間 玄関で写真のようなすまし顔して愛嬌を振りまいていました。
一ヶ月くらいして 前飼い主さんの元へ帰っていった「ちびちゃん」ですが どうしたことかすぐにまた戻ってきました。
飼い主さんの病気は療養生活が必要で時間がかかるとのこと 田舎へ帰って療養することになりました ご家族の生活スタイルも 大きく変わるため「ちびちゃん」との生活が困難で 今までのようにお散歩もしてあげられない事 いろいろと問題が発生して・・・現在の飼い主さんが 引き受けて下さり安心して田舎へ帰られたのです。
なんだか長くなりましたけれど こういう話は身につまされます。 私達もいつ同じようなことが起きないとも限らないと思うと ジローが路頭に迷わない方法をいつも考えてしまいます そして、犬飼い同士、ご近所同士の お付き合いの大切さを痛切に感じます
病気で 飼い犬のお散歩が出来なくなって 放し犬にしてしまった老夫婦もいました。 そんな時 何故犬友達やご近所さんの助けを借りないのかな?と思う。 いくらでも救いの手を差し伸べてくれる人は居るのに ひとこと言ってくれたらお散歩くらいしてあげられるのにと 言ってくれた人が何人いたことか。
「ちびちゃん」はすっかり新しいお家に慣れて 道行く人から可愛がられていますけれど ジローが家の前を通ると猛烈に吠えてくれます。 ジローはジロ母を見やって 「さあさあ、早くたちさろうぜぃ」と 急ぎ足になるのです
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