甲斐犬ジロー通信
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2004年08月07日(土) 子すずめ

             朝散歩の途中

    ジローがいきなり後ろに仰け反るようにジャンプしました。

          ジロ母驚いて地面を見たら

       ジローの足元にすずめのヒナが立っていました。

            チィチィと鳴いている。

              丁度バス停の前で

         親鳥は鳴きながら旋回してヒナを促すように

           「飛びなさい!さぁ!羽を広げて!」

         と言っているのか激しくさえずり続けています。

              ジローどうしよう?

         巣立ちの練習をしているのかもしれないので

  立ち去りかけましたが やっぱり気になり暫し様子を見ていました。

           親鳥がいくら誘導しようとしても

       アスファルトの上に立ったまま動こうとしません。

      すぐ横は路肩ですし車に跳ねられるのは時間の問題です。

         「ジロー、連れてかえろうか?いいよね?」

           と言ってすずめを手の中に収めて

 頭を撫でていたら目を瞑って気持ち良さそうに居眠りをしはじめました。

     ジローに見せて「連れてかえろうね」と言いました。



     連れ帰ってとりあえず応急にボールにザルの蓋をして

      ネットで「野鳥駆け込み掲示板」を読んでいると

         ネコが「ナヌナヌ〜、何かいるぞ〜」

       と寄ってきて鼻をザルにピタッとつけています。


  ゆっくり読んでいられないのでご近所の鳥博士を訪ねることに。

     ネコを近づけたり人間が触ったり顔をみせたりすると

    子すずめにはストレスがかかりショック死をするそうです。

   出来るだけ静かな場所においてあげるようにと言われました。

     餌の与え方や環境のことなど細かく教えていただき

     早速ダンボールの中に簡易湯たんぽを置いて新聞紙

       ティッシュペーパーを裂いて敷いてやりました。

     
  後は止まり木を置いて足の筋が麻痺しないようにしてあげなければ。

         餌やりの時は口笛で合図をしてから

       割り箸の先を削って作ったスプーンで口の中へ。

           育つかどうか分からないけれど

         親鳥の元へ帰る日が来ることを祈っています。




ジローの母さん |MAILHomePage

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