甲斐犬ジロー通信
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スズメのヒナを連れ帰ってジロ母が子育てをしていますが
思った以上に大変な親業です。
幸いなことに人を恐がらない性格なのか
手のひらに乗って遊びますし
ジロ母の顔を覚えて眼で追います。
本当は生きた虫を潰して与えるといいそうです
がしかしこの辺りでイモムシ探しは
容易なことではありません。
親鳥は必死で探すのだろうけれど
ジロ母は粟を熱湯でふやかして人肌にさめたところを
耳掻きですくって口へ運んでやっています。
眼をまあるくして、大口を開けて待っているので
この瞬間がたまりません〜
「飯よこせ〜〜、チィチィ〜」
物凄い食い気パワー
か細い足で
くれっーーーー!
ジロ母の指に登ってきます。
2時間おきにこの凄まじいくれくれコールのなか
焦りながらエサ作り、冷ましてから口へ
2時間がすぐにやってくる
仕事が進まないばかりか、2時間以内に用事を済ませて
一旦戻らなければならない
すずめの母さんは子育てするとき
エサ探しから巣立ちの訓練まで
本当に大変なことです
この子は羽が生えているのに飛ぶ気が全然ないので
親離れの遅い子なのかもしれません。
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