甲斐犬ジロー通信
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2004年08月24日(火) |
ジローとジロ母の攻防 |
このお方、抗生剤を飲んだふりしてなかなかの役者でございます。
いままでの薬は自らカジカジして飲んでいたのに
新しい抗生剤は半分にカットして小さいのに
夕方飲ませようとしたら”ぺッ”と吐き出しました。
ジロ母が昨日、ささみに埋め込んで与えたものだから
味をしめたものと思われます。
食べ物には目ざとい男ですから。
「あ〜んして」と言って 口を開けさせて舌の奥に乗せたら
しばらく口を閉じて何食わぬ顔していました。
「よしよし〜、飲んだな?」
と思った瞬間”ペッ”と勢いつけて飛ばしました。
よっし、もう一度口の脇からねじ込んでジローの口を押さえる
眼をキョロリと不審な感じではあるが
大人しくしているので口を離してみた。
動かずにジッとジロ母の眼をみているので
「飲んだね〜」と褒めたとたん
唇の横に白いものが張り付いているではないか
「クソ〜〜!」
手ごわいヤツだ・・・・
今度は口の脇から喉の奥へ押し込み
口を押さえ込むことを長くしてみた
相変わらず何食わぬ表情をしている
今度は飲んだな。。。たぶん。
口を離しても薬は出していないので
今度は成功した!と思った
しかし、ジロ母甘かった。
ジローはすぐに飛ばさずジロ母の集中が切れるのを待って
目立たないように床にポトリと落とした。
落とした後も大人しくお座りして笑い顔している。
もう、ジロ母笑いを堪えることが出来ず
ガハハーーッと大笑いしてしまいました。
ジロ母の性格をよく読んでいる飼い犬でございます。
まさしくこんな感じでヤッターーと思ったのだろう。
負けるものかと今日も戦う飼い主と飼い犬でございます。
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