甲斐犬ジロー通信
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2004年11月20日(土) サッカーおばさん

秋晴れの暖かいスポーツ日和の一日でした。
今日は「全国高校サッカー東京大会」の決勝戦です。
国立競技場を目指す東京の高校が2校決まる日です。

野球は甲子園、ラグビーは花園、サッカーは国立。
天下分け目の決戦なわけです。

7年ぶりに息子達の出身校がB決勝戦に出ると聞き
ジロ母仕事が終わって
即、西が丘サッカー場に向かいました。
過去に何回か応援に来た西が丘サッカー場も整備されて綺麗な芝が
敷き詰められて 恵まれた環境が整ってきたのだと感じました。

第一試合Aの途中にジロ母は着いてしまったので、他所の高校生と
一緒に観戦していましたが、残念ながら健闘虚しく負けてしまいました。
「いい試合してたのに、残念だったね」と場内整理をしている部員に
話しかけたら「応援ありがとうっす」って涙を堪えて唇噛み締め御礼を言ってくれました。
勝つか負けるかどちらかなんですよねスポーツは。
泣きじゃくる部員を
「来年があるだろ!明日からはじまりなんだから・・」って励ます子。
あぁ〜、こういう姿懐かしいなぁと思いました。
「頑張れ高校生、来年があるのだよ!」

次の第二試合は東京B、息子の学校です。
懐かしい父兄にも会えて一緒に応援することになりました。



前半も後半もイレブンは果敢に攻めて動きもとても良かったし
試合運びも順調にみえましたけれど
得点には絡めず0−0で延長戦に突入しました。

「行け〜〜!」
「まわれまわれーー!」
「落ち着いて、形をつくれーー!」
「ボーーっとするんじゃない!良く見ろーーー!」

段々、発する言葉も荒くなってきます。
母親とて 男に負けないくらいの力がはいったコトバがあちこちから
聞えてきます。
もちろんジロ母も喉が痛くなるほど 大声張り上げ力がはいりました。

延長戦では決定的なチャンスを逃した時はどよめきが起こり
ました。しかし、ずっと攻め続けていたのでそろそろゴールが
決まるのではないかと思った瞬間 相手チームのロビングシュートが
高く宙を舞いキーパーの手に触れてゴールの中に・・・・。

「ア〜〜ッ!」

Vゴール方式を取っていたのでここで試合は終了。
呆気なく負けてしまいました。

いくら攻めていたって、チャンスを活かせないのは そこまでの
実力ってことなのよってお隣のママに言われて
「はぁ、そですか〜」って
思いで息子に連絡を入れました。

応援する私も試合中はジロ父のこともジローも息子のことも
仕事のことも すべて頭から消えてなくなっている状態でした。
スポーツの魅力って「頭の中がからっぽ」になることなんです。
それと高校生の礼儀正しい姿は見ていて気持ちよいです。
今日の惜敗をバネに来年も国立目指して精進してください。
サッカーおばさんは君たちのこといつも応援していますよ。



東京代表校 A修徳学園 B実践学園
新春国立で決勝戦を迎えることが出来ますように。


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