甲斐犬ジロー通信
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秋晴れの暖かいスポーツ日和の一日でした。 今日は「全国高校サッカー東京大会」の決勝戦です。 国立競技場を目指す東京の高校が2校決まる日です。
野球は甲子園、ラグビーは花園、サッカーは国立。 天下分け目の決戦なわけです。
7年ぶりに息子達の出身校がB決勝戦に出ると聞き ジロ母仕事が終わって 即、西が丘サッカー場に向かいました。 過去に何回か応援に来た西が丘サッカー場も整備されて綺麗な芝が 敷き詰められて 恵まれた環境が整ってきたのだと感じました。
第一試合Aの途中にジロ母は着いてしまったので、他所の高校生と 一緒に観戦していましたが、残念ながら健闘虚しく負けてしまいました。 「いい試合してたのに、残念だったね」と場内整理をしている部員に 話しかけたら「応援ありがとうっす」って涙を堪えて唇噛み締め御礼を言ってくれました。 勝つか負けるかどちらかなんですよねスポーツは。 泣きじゃくる部員を 「来年があるだろ!明日からはじまりなんだから・・」って励ます子。 あぁ〜、こういう姿懐かしいなぁと思いました。 「頑張れ高校生、来年があるのだよ!」
次の第二試合は東京B、息子の学校です。 懐かしい父兄にも会えて一緒に応援することになりました。
前半も後半もイレブンは果敢に攻めて動きもとても良かったし 試合運びも順調にみえましたけれど 得点には絡めず0−0で延長戦に突入しました。
「行け〜〜!」 「まわれまわれーー!」 「落ち着いて、形をつくれーー!」 「ボーーっとするんじゃない!良く見ろーーー!」
段々、発する言葉も荒くなってきます。 母親とて 男に負けないくらいの力がはいったコトバがあちこちから 聞えてきます。 もちろんジロ母も喉が痛くなるほど 大声張り上げ力がはいりました。
延長戦では決定的なチャンスを逃した時はどよめきが起こり ました。しかし、ずっと攻め続けていたのでそろそろゴールが 決まるのではないかと思った瞬間 相手チームのロビングシュートが 高く宙を舞いキーパーの手に触れてゴールの中に・・・・。
「ア〜〜ッ!」
Vゴール方式を取っていたのでここで試合は終了。 呆気なく負けてしまいました。
いくら攻めていたって、チャンスを活かせないのは そこまでの 実力ってことなのよってお隣のママに言われて 「はぁ、そですか〜」って 思いで息子に連絡を入れました。
応援する私も試合中はジロ父のこともジローも息子のことも 仕事のことも すべて頭から消えてなくなっている状態でした。 スポーツの魅力って「頭の中がからっぽ」になることなんです。 それと高校生の礼儀正しい姿は見ていて気持ちよいです。 今日の惜敗をバネに来年も国立目指して精進してください。 サッカーおばさんは君たちのこといつも応援していますよ。
東京代表校 A修徳学園 B実践学園 新春国立で決勝戦を迎えることが出来ますように。
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