The Five Senses
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どうやらこの頃やっぱり微妙に運が上昇気流に乗っていると思う。 この間の木曜の夕方、突然電話が鳴り、取ったら “今週の土曜日は開いてるでしょうか?お仕事あるんですが。“ ?? なんの事かさっぱりわからない。 就職活動の説明会のお誘いの電話かとおもって話してたんだけど そうでもないらしい。 訳がわからないまま、なんだか仕事の担当者に代わってみると、 あぁ、なんと冬休みに短期のバイトをしようと履歴書を送って 返事がないから一銭も稼げずに終わってしまったやつだ。 あーあ。4ヶ月後にはじめて電話が来た。 4ヶ月後。それもすごい。
とにかく、1日だけだが少しでも稼げるのでやることにした。
―雨が降っている… 前日に会社で説明があるというので、 その途中、地下鉄の出口から出ると、 かなりの量の雨。 こりゃあ外に出たらいっぱつだ。 あぁ。と思ってその出口のそばでボーっと雨を見ていたら、 向こうから来たおばちゃんが “あら〜、傘ないの!?おばちゃんについといで〜。“ フラフラついていきどこかのビルの駐車場に着いた。おばちゃん、 “ほら、かさ!これつかいなさい。”
大感謝。大大感謝。 こういった親切をこの頃味わっていなかったので 心に染みた。ありがとう、おばちゃん。ほんとうに。
そして、次の日バイトの昼休みに コーヒーでもなんでも暖かいものを飲もうと思い、外に出る。 さむい。 さむい。Tシャツの上に薄いジャケット1枚じゃ寒い気温だった。 周りを歩いてみるが、カフェどころか食べ物屋自体がない。 この際どこでもいい、 どこかそこらへんのオヤジがいそうな喫茶店でもいいから、 と震えながら歩いて、ふと反対側の道路を見てみると なんだか入り口の壁が木でできていて、 窓の部分が丸く形どられたCaféが目に入った。 よし、ここだと思い、入ってみると、大成功。 かなりいいカフェだ。しかもレゲェが流れてる。 ブレンドを頼む。 うまい。 しかし、なんてったって、レゲェ。 結構ルーツばっかりだと思ったらそうでもない。 聞くところによるとその店をやっている人自信、セレクターだとか。 かなりよくて、バイトが終わった後も行ってみた。
こういった偶然の当たりだとか、 突然のものがこの頃小さいけれどちょこちょこある。
埋め合わせと呼んでもいいような…そんなかんじ。
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