壁に貼ってあった、友人が撮った3つの写真をはずしただけなのに、
壁に貼ってあったピカソやマヤの飾り皿をはずしただけなのに、
この空間感。
壁に貼ってあったちょっとしたアクセントが、
こんなに存在感があったのかと改めて感じさせられる瞬間。

名残惜しいとか、そういうのではなく
ただ、一年間ここで過ごしたことで
色々な思いが詰まっているものがここにあって、
それを思い起こして7つの色が交じり合った気持ちになる。

一から十まで、本当にいろいろなことがありすぎて
なんだかもう2,3年前のことのような気がするくらいだ。
そうか、まだ一年しか経っていないのだ、と初めて知ったように
思い起こす。

はて、そんな感傷の時もさておき、
ベッドがなくなったので、どうにも買わなくてはならないらしい。
フトンベッドでかなり気に入ってたのにな。
あぁあ。
エキストラ・コスト。

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