気ちがいのように、叫びたくなる。床にはタイムマガジンの山、紙や本が散らばり、机の上には更にノートと紙の山、空のグラス。狂気と戦う。泣く必要なない。暖めてもらう必要もない。ただ、叫べ。澄み切った夜空に浮かぶ煌々と照った半分の月が、私を誘う。