The Five Senses
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急に、本当に突然NYへ帰りたくなった、ぽっかりと浮かんだ白い雲が映える日。
別に何をしたいということはないが、あの道をiPodで音楽を聴きながらがんがんと歩きたくなった。 斜め向かいにあるニジーの店へ走って行って毎日下らないことを報告しにいったり、ロンのアパートでマーティーにを飲みながらコンフェッションタイム、 ファライの苦みのあるあのコーフィーとぱりぱりで濃厚なのにさっぱりとしたチョコクロイッサンをいつもの黒髪のさばさばしていそうなお姉さんに頼んだり、 それを待っている傍らでふんわりとしたリリアンなとちょっとしゃべったり、 角のドミニカンレストランでライス&ビーンズを髭のちょっぴり濃いお姉さんにいつものように頼んだり、 チャイニーズのベイカリーに入って私の顔を見たとたんドラえもんのようなお姉さんがいつものミルクティー、ノーシュガーね!といって用意してくれたり、 カエタノヴェロッソと知り合いというスキニーなブラジリアんゲイと他愛もない話しをしたり、 日に日に大きくなっていくスーパーキュートなカリルを抱き上げたり、 バーの恥じっこでイギーと貶し合いながらドミノにいそしんだり、 スティーブンと道の真ん中で今日習った技を一緒に練習したり、 フリーコの最高に愛情のこもったハグとキスをうけたくなった。
遊んでばっかだったけど。 あれはあれで多分良い一年だったのだと思う。それまでは仕事、仕事で疲れ果てていたので。 多分、次回私がNYへ戻ることがあれば、カスタムを通過した瞬間両手で宙へ投げキッスをし、その両手を大きく広げて深呼吸を一息し、スキップをしながらマンハッタン行きのキャブを捕まえるのだろう。
ああああ〜ニューヨークーイーチーバーンいい時期にいー。
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